10月13日(金)
【10月12日の海外相場および市況】
ny1013

*12日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でインフレ動向に関して参加メンバーの意見が依然一致していないことが明らかになったことから、金利を生まない資産である金が買われ、反発した。前日引け後に公表されたFOMC議事要旨では、追加利上げのカギとなるインフレ動向に関して意見がなお割れていることが判明。米連邦準備制度理事会(FRB)が想定する「年内あと1回」の利上げに強い確信が得られていないことが明らかになったため、金利を生まない資産である金に買いが入った。また、北朝鮮やスペイン情勢などの地政学的リスクのほか、トランプ政権の政策運営に対する不透明感も、安全資産である金にとっては支援材料となった。NY白金は金に連れて反発。

*12日のNY原油は4日ぶりに反落。前日引け後に発表された米石油協会(API)による最新週の原油在庫は前週比310万バレル増と市場予想の200万バレル減に反して積み増しとなっていた。一方、この日発表された米エネルギー情報局(EIA)による最新週の原油在庫は前週比270万バレル減と予想を上回る取り崩しとなった。しかし、国際エネルギー機関(IEA)が2018年の石油需要を日量3250万バレルと、前月から約15万バレル下方修正したことが圧迫要因となり、売りが優勢となった。

*12日のシカゴトウモロコシは反発。米農務省が12日に発表した10月の農産物需給報告では、2017~18年度の米国産トウモロコシの単収予測は、1エーカー当たり171.8ブッシェルと、前月の169.9ブッシェルから上方修正された。シカゴ大豆は反発。米農務省は2017~18年度の米大豆の単収を49.5ブッシェルと、前月予想の49.9ブッシェルから引き下げた。

*12日のNY外国為替市場は、112円台前半で小動き。9月の生産者物価指数(PPI)は全体、コア指数ともに前月比0.4%増とまずまずの内容。最新週の新規失業保険申請件数も24万3000件と市場予想の25万1000件より少なく、ドル買いが優勢となった。ただ、米30年債の入札が良好な結果だったことから長期金利が低下すると、次第にドル買いも失速した。

*12日のNYダウは反落。9月の生産者物価指数(PPI)は全体、コア指数ともに前月比0.4%増とまずまずの内容。最新週の新規失業保険申請件数も24万3000件と市場予想の25万1000件より少なかった。

経済指標はおおむね堅調な内容だったが、株価がほぼ連日にわたり史上最高値を更新する中、高値警戒感から利益確定の売りが優勢となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
06:30 (NZ) 9月企業景況感(PMI) 57.9 -- 57.5
21:30 (米) 9月消費者物価指数 (前月比) +0.4% +0.6% --
   (米) 9月消費者物価指数 (コア:前月比) +0.2% +0.2% --
   (米) 9月消費者物価指数 (前年比) +1.9% +2.3% --
   (米) 9月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7% +1.8% --
21:30 (米) 9月小売売上高 (前月比) -0.2% +1.7% --
   (米) 9月小売売上高 (前月比:除自動車) +0.2% +0.9% --
23:00 (米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 95.1 95.0 --
23:00 (米) 8月企業在庫 (前月比) +0.2% +0.7% --
未定 (中) 9月貿易収支 +419.9億USD(+419.2億USD) +380.0億USD

第136回 『おしえて陳さん』 
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