10月26日(木)
【10月25日の海外相場および市況】
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*25日のNY金は、ほぼ横ばい。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事をめぐり、共和党上院議員らはイエレン現議長よりもタカ派色が濃いとされるスタンフォード大のジョン・テイラー氏を支持しているとの報が流れた。また、9月の耐久財受注額と新築住宅販売件数がいずれも市場予想を上回った。いずれも追加利上げを後押しする材料となり、金には圧迫材料となった。ただ、為替市場ではドルが対ユーロで売られ、ドル建て金に割安感が生じたことから、プラス圏に浮上した。地政学リスクも支援要因となった。北朝鮮外務省高官は米CNNテレビのインタビューで、太平洋上での水爆実験の可能性を警告した李容浩外相の発言に対して「文字通り受け取るべきだ」と見解を述べた。NY白金はドル安を受けて反発。

*25日のNY原油は4日ぶりに反落。米エネルギー情報局(EIA)が公表した週間在庫統計によると、最新週の原油在庫は前週比90万バレル増と、市場予想の260万バレル減に反して積み増しとなった。一方、ガソリン在庫は予想の横ばいに対し、同550万バレル減となり、ディスティレート(留出油)も520万バレル減と予想の90万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。原油在庫の5週間ぶりの積み増しが嫌気されて売りが先行したが、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が前日、世界の石油需要は2050年までに45%伸びるとの見通しを示していたことが下値を支えた。また、ドルが対ユーロで下落したため、ドル建て原油に割安感が生じたことも下値を抑えた。なお、米国の産油量は直近の週で日量950万バレルに拡大。過去4週間の平均輸出量は日量170万バレルと、史上最高を記録した。

*25日のシカゴトウモロコシは、利食い売りに反落。シカゴ大豆はまちまち。

*25日のNY外国為替市場のドル円は、113円台後半に反落した。米長期金利や、米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長候補としてタカ派色が濃いとされるスタンフォード大のジョン・テイラー氏が有力視されているとの報などから、ドル買い・円売りが先行していたが、その後は利益確定のドル売りが出て反落に転じた。NYダウが高値警戒感から反落し、米国債が買われて米長期金利が伸び悩んだことも円買いにつながった。ただ、26日には量的緩和の縮小決定が見込まれる欧州中央銀行(ECB)の定例理事会、週末27日には米実質GDP(国内総生産)速報値の発表を控えていることもあり、次第に様子見が強まった。

*25日のNYダウは反落。利益確定売りに加え、構成銘柄のボーイングが大幅安となったことが下げ要因。ボーイングが発表した7~9月期決算は、1株当たり利益が市場予想を上回り、通期見通しも上方修正された。ただ、空中給油・輸送機「KC46ペガサス」の米空軍への納入遅れに絡み3億2900万ドルの費用を計上したことが嫌気された。


【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 9月貿易収支 -12.35億NZD(-11.79億NZD) -9.00億NZD -11.43億NZD
09:30 (豪) 7-9月期輸入物価指数 (前期比) -0.1% -1.5% -1.6%
18:30 (南ア) 9月生産者物価指数 (前年比) +4.2% +4.9% --
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 8.00% -- --
20:45 (EU) 欧州中銀金融政策発表 0.00% -- --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 22.2万件 23.5万件 --
21:30 (米) 9月卸売在庫 (前月比) +0.9% +0.4% --
23:00 (米) 9月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) -2.6% +0.4%

第138回 『おしえて陳さん』 
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