10月27日(金)
【10月26日の海外相場および市況】
ny1027

*26日のNY金は反落。為替市場でドル高・ユーロ安が進行し、割高感から売りが出て反落した。この日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、量的緩和策について来年から資産購入額を月600億ユーロから300億ユーロに減額した上で9月まで継続する方針を決定した。購入額の縮小幅は市場予想並みだったが、来年9月以降も再延長の余地を残したことから「ハト派的」な結果と受け止められ、ユーロが急落し、ドルが押し上げられた。また、米下院は同日、2018年度予算の大枠を定めた予算決議案を可決。予算決議の成立でトランプ政権が目指す税制改革が前進したことから、米長期金利が小幅上昇したことも、ドル買いを強めた。その結果、ドル建て金に割高感が強まり、金が反落した。また、この日は欧米株価が上伸したことも安全資産とされる金には圧迫要因となった。このほか、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事をめぐり、共和党上院議員らがイエレン現議長よりもタカ派色が濃いとされるスタンフォード大のテイラー教授を支持しているとの報が流れたことも、金には弱材料となった。NY白金はドル高を受けて反落。

*26日のNY原油は反発。サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は24日、OPEC主導の減産合意に関
して、「世界的な原油在庫を通常水準とされる5年平均に引き下げるため、できることは何でもすることを決めた」と述べ、供給過剰解消に向けた決意を繰り返し表明している。また、世界の石油需要は2050年までに45%伸びるとの見通しも示している。こうしたサウジによる需給不均衡是正に向けた前向きな姿勢に改めて注目が集まり、押し目買いが優勢となった。ただ、前日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計では原油在庫の積み増しが明らかになり、原油相場の上値は抑えられた。また、この日は対ユーロでドル高が進行し、ドル建て原油に割高感が生じたことも上値を抑えた。

*26日のシカゴトウモロコシは続落。ただ、輸出需要の増加が下値を下支えた。シカゴ大豆は、大豆ミール安になびいて反落。

*26日のNY外国為替市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を受けたユーロ安を受けてドルが上昇し、ドル円は114円台に上昇した。この日のECB理事会では、量的緩和策について来年から資産購入額を月600億ユーロから300億ユーロに減額した上で9月まで継続する方針を決定した。購入額の縮小幅は市場予想並みだったが、来年9月以降も再延長の余地を残したことから「ハト派的」な結果と受け止められ、ユーロが急落し、ドルが押し上げられた。また、米下院は同日、2018年度予算の大枠を定めた予算決議案を可決。予算決議の成立でトランプ政権が目指す税制改革が前進したことから、米長期金利が小幅上昇したことも、ドル買い・円売りを強めた。

*26日のNYダウは反発。自動車大手フォード・モーターが朝方発表した2017年7~9月期決算は、主力の北米部門でコスト削減が進み、純利益が前年同期比で63.4%増加。ツイッターも赤字幅が前年同期と比べ約5分の1に縮小した。良好な決算を発表した銘柄を中心に買いが入り、株価全体を押し上げた。また、欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、来年から量的緩和政策の規模縮小に踏み切る方針を決定したが。債券などの資産購入額を半減させる一方、買い入れ期間を来年9月まで延長したため、「ハト派的」と受け止められ、株式市場には買い材料となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:30 (日) 9月全国消費者物価指数 (前年比) +0.7% +0.7% +0.7%
      (日) 9月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.7% +0.7% +0.7%
08:30 (日) 10月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.5% +0.5% +0.6%
09:30 (豪) 7-9月期生産者物価指数 (前年比) +1.7% -- --
21:30 (米) 7-9月期GDP・速報 (前期比年率) +3.1% +2.6% --
21:30 (米) 7-9月期個人消費・速報 (前期比年率) +3.3% +2.1% --
21:30 (米) 7-9月期GDPデフレーター・速報 (前期比年率) +1.0% +1.7% --
21:30 (米) 7-9月期コアPCEデフレーター・速報 (前期比年率) +0.9% +1.3% --
23:00 (米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 101.1 100.7 

第138回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/