11月14日(火)
【11月13日の海外相場および市況】
ny1114

*週明け13日のNY金は反発。為替市場でドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建て金に割安感が生じたことから、金が買われた。また、米税制改革をめぐる先行き不透明感も、安全資産である金には支援材料。税制改革の目玉となる連邦法人税(現行35%)の20%への引き下げ時期をめぐっては、下院案が2018年、上院案が2019年と異なっている。また、下院歳入委員会のブレイディ委員長(共和)は12日、上院共和党が提案した州・地方税(SALT)控除の全面廃止を受け入れない方針を表明。これを受けて、議会での調整が難航するとの見方が広がっている。CFTC建玉11月7日時点:ファンドの金買い越しは19万57904枚(前週比+2695枚)と増加。総取組高は53万6843枚と前週比4925枚の増加。

*週明け13日のNY白金は金に連れて反発。CFTC建玉11月7日時点:ファンドの白金買い越しは2万2204枚(前週比+2592枚)と増加。総取組高は7万8380枚と前週比552枚の増加。

*週明け13日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)主導による協調減産の延長期待や中東情勢をめぐるリスク警戒感などを背景に買いが先行したものの、利益確定売りが出てほぼ横ばいとなった。OPECはこの日発表した月報で、2018年の世界的な原油需要が、前回予想を日量36万バレル上回る同平均3342万バレルに拡大するとの見通しを発表。半面、在庫や供給は減少する傾向にあり、市場が逼迫するとの見通しを示した。また、ロイター通信によると、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は同日、OPECやロシアなどによる減産措置について、今月30日に開かれるOPEC総会時に再延長で合意する公算が大きいとの見解を表明した。このほか、中東情勢をめぐる地政学的リスクも相場を下支え。サウジアラビアの政情不安に加え、サウジとイランの対立激化に伴うレバノン、イエメンでの混乱やイラン西部のイラク国境地帯を震源に発生した地震などが、原油供給に影響を与えるのではないかと不安視されている。ただ、米国内の増産の動きに対する警戒感も根強く、利益確定売りが出て、上値は抑えられた。CFTC建玉11月7時点:ファンドの原油買い越しは54万5206枚(前週比+4満2257枚)と増加。総取組高260万1977枚と前週比9万2099枚の増加。

*週明け13日のシカゴトウモロコシは反落。ただ、先週付けた約定最安値の340.75セントは上回った。CFTC建玉11月7日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは8万7000枚(前週比-4759枚)と減少。総取組高は162万3655枚と前週比3万0288枚の増加。

*週明け13日のシカゴ大豆は、ブラジルでの降雨を受けて反落。CFTC建玉11月7日時点:ファンドの大豆買い越しは7万0814枚(前週比+2942枚)と増加。総取組高は68万7514枚と前週比2万2057枚の増加。

*週明け13日のNY外国為替市場では、海外市場の流れを引き継ぎ円買い・ドル売りが先行したが、その後はポジション調整からドルが買い戻され、113円台後半に反発した。トランプ政権による税制改革への不透明感などを背景に安全資産とされる円買い・ドル売りが優勢となっていたが、翌日以降に発表される米卸売物価指数(PPI)と米消費者物価指数(CPI)をそれぞれ控えて、ドルが買い戻された。CFTC建玉11月7日時点:ファンドのドル買い・円売りは12万7848枚(前週比-8979)と増加。総取組高は28万7936枚と前週比1満0230枚の増加。

*週明け13日のNYダウは小反発。ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は前週末10日、米玩具大手ハズブロが同業マテルに買収を提案したと報道。大型合併実現への期待から相場全体が押し上げられた。一方、減配や来期の業績見通しの下方修正などを発表したゼネラル・エレクトリック(GE)には失望売りが膨らみ、株式相場の重石となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 10月NAB企業信頼感 7 -- --
11:00 (中) 10月鉱工業生産 (前年比) +6.6% +6.3% --
11:00 (中) 10月小売売上高 (前年比) +10.3% +10.5% --
16:00 (独) 7-9月期GDP・速報 (前期比) +0.6% +0.6% --
   (独) 7-9月期GDP・速報 (季調前:前年比) +0.8% +2.0% --
18:30 (英) 10月消費者物価指数 (前年比) +3.0% +3.1% --
18:30 (英) 10月小売物価指数 (前月比) +0.1% +0.2% --
   (英) 10月小売物価指数 (前年比) +3.9% +4.1% --
18:30 (英) 10月生産者物価指数 (前年比) +3.3% +2.9% --
19:00 (独) 11月ZEW景気期待指数 17.6 19.5 --
19:00 (EU) 11月ZEW景気期待指数 26.7 -- --
19:00 (EU) 9月鉱工業生産 (前月比) +1.4% -0.6% --
19:00 (EU) 7-9月期GDP・改定 (前期比) +0.6% +0.6% --
   (EU) 7-9月期GDP・改定 (前年比) +2.5% +2.5% --
22:30 (米) 10月生産者物価指数 (前月比) +0.4% +0.1% --
   (米) 10月生産者物価指数 (コア:前月比) +0.4% +0.2% --
   (米) 10月生産者物価指数 (前年比) +2.6% +2.4% --
   (米) 10月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.2% +2.2% 

第140回 『おしえて陳さん』 
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