【 白金は200日移動平均線にトライか】
*東京白金予想レンジ:3300~3400円。25日移動平均線を上回っているため、3400円前後にある200日移動平均線を試す上昇が予想される。ただ、25日移動平均線は200日移動平均線の下側にあるため、3400円程度で戻り一杯になる可能性が高い。逆に200日線を上回った場合、ボリンジヤーバンド+2σ=3450円まで上昇する可能性が出てくる。(注1)

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*白金最大の生産国である南アフリカの通貨ランドが大幅上昇している。アフリカ民族会議(ANC)大会で行われた新代表選挙で、ラマポーザ副大統領がズマ大統領の元妻のドラミニ氏を破り、新議長に決定した。ラマポーザ氏が2019年の総選挙を経て次期大統領になる公算が大きくなり、南アフリカ経済の改善が期待されているようだ。

格付け会社ムーディーズは「政策の変更に向けて展望が開けた」とした。こうした背景から南アランドが上昇し、白金相場も押し上げられている。対して、20日に格付け会社フィッチは、「2018年の経済と財政政策の不透明感は依然として強い」と表明しており、現在の財政悪化を改善するのは困難との認識を示した。今のところ、新政権への期待から南アランドが上昇しているが、ズマ大統領の任期が2019年まであることから、来年はラマポーザ氏とズマ氏との確執が表面化する可能性があり、その場合、南アランドは下落し、白金相場も押し下げられよう。

ただし、同じ貴金属や同じ白金族のパラジウムとの比較から割安感が意識されると思われ、NY白金の900ドル割れは長続きしないだろう。

*CFTC建玉12月19日時点:ファンドの白金買い越しは1万2840枚(前週比+16枚)と微増。総取組高は8万7329枚と前週比747枚の減少。

*白金と金の逆ザヤ幅は、12月15日に-1336円まで拡大し過去最大となった。上昇幅は金の方が大きいため、逆ザヤ縮小はそろそろ頭打ちか。

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(注1)テクニカル指標を元にした予想であり、今後の値動きを保証するものではありません。

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