12月29日(金)
【12月28日の海外相場および市況】
ny1229

*28日のNY外国為替市場では、112円台後半に下落した。日本時間では、北朝鮮がミサイル発射を準備しているとの一部報道などを受け、安全資産とされる円が買い進まれた。米税制改革の実現を受けて上昇基調にあったドルには年末のポジション調整などの売りも出た。ただ、NY時間では、特に大きなニュースはなく、ほぼ横ばいで推移した。

*28日のNY金は6日続伸。外国為替市場では対ユーロでドル売りがじりじりと進行し、ドル建て金に割安感が生じたことから、買いが入った。前日の終値が100日移動平均を11月末以来初めて上回ったことから、テクニカル要因による買いに弾みがついて上伸した。NY白金はドル安を受けて上伸。

*28日のNY原油は反発。ドル安・ユーロ高の進行を受けて反発した。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週報によると、最新週の原油在庫は前週比460万バレル減と、取り崩し幅は市場予想の400万バレル減を上回った。また、ガソリン在庫も予想の130万バレル増に対して、60万バレル増にとどまった。一方、ディスティレート(留出油)在庫は110万バレル増と、予想の60万バレル減に反して積み増しとなった。週報では米製油所の稼動率が1998年12月以来19年ぶりの高水準に達したことも明らかになったことから、米国内の石油製品需要は底堅いとの見方が強まった。

*28日のシカゴトウモロコシは7日ぶりに反落。米エネルギー情報局(EIA)は、トウモロコシ由来のエタノールの生産量が日量109万バレルに増加したと発表した。在庫は2203万バレルに減少した。シカゴ大豆は、南米の天候改善を受けて続落。2018年から中国の大豆輸入規制が強化されることも弱材料。

*28日のNYダウは続伸し、7日ぶりの最高値更新となった。最新週の新規失業保険申請件数が前週比横ばいと、予想よりやや弱い内容だった一方、12月のシカゴ景況指数(シカゴPMI)は前月から上昇し、予想も大きく上回った。市場では、税制改革が企業に与える具体的な影響やインフラ投資の織り込みが進めば、年明けに2万5000ドルを試す可能性はありそうとの見方が出ている。


【本日の主な経済指標およびイベント】
22:00 (独) 12月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.8% +1.5%
*数字は前から順に、前回・予想・結果

第147回 『おしえて陳さん』 
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