1月9日(火)
【1月8日の海外相場および市況】
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*週明け8日のNY外国為替市場のドル円相場は、新規材料に乏しく、113円を挟んで保ち合いとなった。アトランタ連銀のボスティック総裁は同日講演し、緩やかな米景気の拡大を見込む一方、「必ずしも年に3回や4回の利上げがあることを意味しない」と、追加利上げに慎重な姿勢を明らかにしたが反応は限定的だった。

*週明け8日のNY金は小幅下落。ドルが対ユーロで反発したため、金は売り戻された。NY白金は9日続伸。

*週明け8日のNY原油は堅調。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のイランの反政府デモや、サウジアラビアの一部王子の拘束をめぐる不安が、米国の増産予想よりも材料視された。

*週明け8日のシカゴトウモロコシは反落。12日の米農務省需給報告発表を控えたポジション調整に圧迫され、約3週間ぶり安値となった。シカゴ大豆は、利食い売りに反落。


*週明け8日のNYダウは、利益確定売りに反落。市場の関心は今週から本格化する米主要企業の2017年10~12月期決算に向かっている。調査会社トムソン・ロイターの調べによると、主要企業の10~12月期の純利益は前年同期に比べて約12%増える見込み。原油価格の持ち直しで、エネルギー企業で業績の急回復が続くほか、テクノロジーや金融の各セクターでも堅調な業績が期待されている。


【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 11月住宅建設許可 (前月比) +0.9%(-0.1%) -1.3% +11.7%
16:00 (独) 11月鉱工業生産 (前月比) -1.4% +1.8% --
16:00 (独) 11月貿易収支 +189億EUR +213億EUR --
16:00 (独) 11月経常収支 +181億EUR +253億EUR --
19:00 (EU) 11月失業率 8.8% 8.7% --
23:00 (墨) 12月消費者物価指数 (前月比) +1.03% +0.58%


第147回 『おしえて陳さん』 
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