1月11日(木)
【1月10日の海外相場および市況】
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*10日のNY外国為替市場のドル円相場は、111円台前半に下落した。日銀が9日、超長期債を対象とした国債買い入れ減額を通告したが、これを受けて緩和的な金融政策が修正されるのではないかとの思惑から、ドル売り・円買いが活発化した。さらに、世界最大の米国債保有国である中国が米国債購入の縮小もしくは停止を検討しているとの一部報道から、ドル売り圧力が一段と強まった。本日は、東京時間では11月豪小売売上高、欧米時間では、12月14日開催のECB理事会議事要旨の公表、12月米卸売物価指数、米週間新規失業保険申請件数が発表される。

*10日のNY金は3日ぶりに反発。この日、中国が米国債の購入を減らすか停止する可能性があるとの一部報道から、ドル売り・ユーロ買いが急速に進行し、ドル建て金は割安感から買いが優勢となった。NY白金はドル安を受けて反発。

*10日のNY原油は3日続伸し、3年1カ月ぶりの高値をつけた。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した5日までの1週間の米原油在庫は前週比490万バレル減と8週連続で取り崩しとなり、減少幅も市場予想の390万バレル減を上回った。一方、石油製品在庫はガソリンが410万バレル増(予想260万バレル増)、ディスティレート(留出油)が430万バレル増(同150万バレル増)といずれも大幅な積み増しとなった。内容的には、強弱まちまちとなったが、寒波の影響で米国内の原油生産が急減したことなどが強材料視され、買いが継続した。また、為替市場で、ドル安が進んだことも原油相場を押し上げた。

*10日のシカゴトウモロコシは保ち合い。シカゴ大豆は3日続落。

*10日のNYダウは反落。中国政府が米国債購入の縮小や停止を検討しているとの一部報道から、米10年債利回りが一時2.60%近辺まで上昇し、金利上昇からNYダウは一時130ドル近く下落した。ただ、中国が巨額の外貨準備を運用するには、米国債以外に有望な投資先は少ないとの見方から、債券売りが収まると、ダウも下げ幅を縮小した。


【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 11月小売売上高 (前月比) +0.5% +0.4% --
19:00 (EU) 11月鉱工業生産 (前月比) +0.2% +0.8% --
22:30 (米) 12月生産者物価指数 (前月比) +0.4% +0.2% --
   (米) 12月生産者物価指数 (コア:前月比) +0.3% +0.2% --
   (米) 12月生産者物価指数 (前年比) +3.1% +3.0% --
   (米) 12月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.4% +2.5% --
22:30 (米) 新規失業保険申請件数 25.0万件 24.5万件 --
30:45 (NZ) 11月住宅建設許可 (前月比) -9.6% 

第147回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/