1月31日(水)
【1月30日の海外相場および市況】
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*30日のNY外国為替市場では、108円台で保ち合い。トランプ大統領がこの日夜に一般教書演説を行うほか、翌31日には米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)声明を発表するため、様子見が強まった。トランプ大統領は演説の中で、法人減税を柱とする抜本的な税制改革の実現などを強調する見込み。大型減税などで景気が過熱するのではないかとの懸念もくすぶっており、FRBが利上げペースを速める可能性もあるため、FOMC声明の発表を控えて警戒感が出ている。一方、1月米消費者景気信頼感指数は、前月(改定値)および市場予想の数値を上回ったものの、市場の反応は限定的だった。本日の東京時間は米大統領演説のほか、1月22・23日の日銀会合「主な意見」、岩田日銀副総裁の会見、1月中国製造業PMI、欧米時間は1月独雇用統計 12月ユーロ圏失業率、1月ユーロ圏消費者物価、1月ADP全米雇用報告、10〜12月期の米雇用コスト指数、1月シカゴ景況指数、FOMCなど予定される。

*30日のNY金は、米長期金利とドルの上昇基調に圧迫され3日続落。ドル安を受けて一時はプラス圏に浮上した。NYダウが下落したことも、安全資産とされる金には支援材料となった。しかし、その後は米長期金利が上昇傾向を続ける中、ドルが反転上昇し、金は売りが優勢となった。ただ、この日はトランプ大統領が初の一般教書演説を予定。また、翌31日まで2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、週末2日には米雇用統計の発表を控えていることから、金に対する売り圧力も限定的だった。一般教書演説については、ドル相場に及ぼす影響が注視されている。NY白金は金に連れて続落。

*30日のNY原油は続落。米国内の原油生産量が近いうちに日量1000万バレルに達するとの見通しが広がっていることから、シェールオイルの増産傾向に警戒感が広がった。また、この日は世界的に株安となる中、リスク資産である原油には売り圧力が強まった。ロイター通信の調査によると、先週の米原油在庫は11週間ぶりに増加に転じたとみられている。

*30日のシカゴトウモロコシは3日続伸。アルゼンチンの乾燥した天候でトウモロコシの収穫高に関する懸
念が高まったほか、米国の輸出需要の増加が支援材料となった。シカゴ大豆は続伸。世界3位の大豆輸出国アルゼンチンで乾燥した天候が続き、同国の収穫高をめぐる懸念が強まった。

*30日のNYダウは大幅続落。トランプ大統領が本日行う一般教書演説で、財政出動を伴うインフラ投資計画を公表するとの観測から債券が売られ、米長期金利が上昇し、株式市場には警戒感が高まった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 12月鉱工業生産・速報 (前月比) +0.5% +1.5% --
09:01 (英) 1月GfK消費者信頼感 -13 -13 --
09:30 (豪) 10-12月期消費者物価指数 (前期比) +0.6% +0.7% --
   (豪) 10-12月期消費者物価指数 (前年比) +1.8% +2.0% --
10:00 (中) 1月製造業PMI 51.6 51.6 --
10:00 (中) 1月非製造業PMI 55.0 54.9 --
16:00 (独) 12月小売売上高指数 (前月比) +2.3%(+1.8%) -0.4% --
17:55 (独) 1月失業者数 -2.9万人 -1.7万人 --
17:55 (独) 1月失業率 5.5% 5.4% --
19:00 (EU) 12月失業率 8.7% 8.7% --
19:00 (EU) 1月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) +1.4% +1.2% --
21:00 (南ア) 12月貿易収支 +130億ZAR +101億ZAR --
22:15 (米) 1月ADP全国雇用者数 +25.0万人 +18.5万人 --
22:30 (加) 11月GDP (前月比) 0.0% +0.4% --
22:30 (米) 10-12月期雇用コスト指数 (前期比) +0.7% +0.6% --
23:45 (米) 1月シカゴ購買部協会景気指数 67.6(67.8) 64.0 --
24:00 (米) 12月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) +0.2% +0.5% --
28:00 (米) FOMC政策金利発表 1.25-1.50% -- 

第150回 『おしえて陳さん』 
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