2月11日(月)
【2月9日の海外相場および市況】
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*週末9日のNY外国為替市場のドル円は、108円台後半で引けた。当初はNYダウの下落に連れて、リスク回避の円高が強まり、一時108円05銭付近まで下げたが、NYダウが戻すと108円台後半まで急速に戻して引けた。CFTC建玉2月6日時点:ファンドのドル買い・円売りは11万2876枚(前週比-1820枚)と減少。総取組高は24万9478枚と前週比1万0759枚の減少。


*週末9日のNY金は反落。取引開始後は株安を受けて買いが先行したが、米国債利回りが上昇し、ドルが反発すると、反落に転じた。CFTC建玉2月6日時点:ファンドの金買い越しは19万0877枚(前週比-1万6385枚)と減少。総取組高は53万5321枚と前週比2万4011枚の減少。


*週末9日のNY白金は、ドル高を受けて下落。CFTC建玉2月6日時点:ファンドの白金買い越しは4万1819枚(前週比-1574枚)と減少。総取組高は9万0932枚と前週比1235枚の減少。


*週末9日のNY原油は、大幅続落。今週発表された米国産原油生産量の日量1000万バレル台乗せなどの供給圧力懸念が引く続き嫌気された。この日発表された米国内の稼働中の原油のリグ(掘削装置)数が急増していたことも弱材料。チャート悪化によって、これまで膨れ上がっていたファンドの買いが一斉に手じまわれる形となって、売りが売りを呼ぶ展開となった。CFTC建玉2月6日時点:ファンドの原油買い越しは73万9097枚(前週比+4539枚)と増加。総取組高258万9270枚と前週比5万4413枚の減少。


*週末9日のシカゴトウモロコシは反落。原油が大幅安となり、商品全般に売り圧力がかかった。CFTC建玉2月6日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは4万8070枚(前週比+3万4316枚)と増加。総取組高は171万1904枚と前週比1万9656枚の増加。

*週末9日のシカゴ大豆は反落。小麦安とトウモロコシの下落に連れて下げた。CFTC建玉2月6日時点:ファンドの大豆買い越しは1893枚(前週比+1万4692枚)と増加。総取組高は78万4222枚と前週比6001枚の減少。


*週末9日のNYダウは330ドル反発で引けた。取引前半は下値模索が続き一時500ドル安まで急落したが、午後になって急速に買い戻されて反発した。          


【本日の主な経済指標およびイベント】
*東京市場休場(建国記念日振替)
 


第152回 『おしえて陳さん』 
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