【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は、ほぼ変わらずだった。23-29日にかけて行われた第6回北米自由貿易協定(NAFTA)交渉は、一部の分野で進展があったが、焦点の自動車分野などで溝が埋まらなかった。特に目立った進展もなく、材料視されなかった。

*今週のメキシコペソ円は、上昇しそうだ。今週は8日に、1月消費者物価指数(CPI)(前回6.77%、予想5.70%)が発表され、同日、メキシコ中央銀行理事会が開催される。政策金利は7.25%から7.5%に引き上げられる見込み。インフレ期待抑制に向けて12月に続いて政策金利の引き上げが見込まれているが、9年ぶりの高水準となる。メキシコペソは12月の利上げを受けて1月は反発したが、米国のNAFTA離脱の可能性や夏の大統領選を巡る警戒感で上値が重くなる可能性がある。メキシコ中銀は年末までにインフレ率が目標の3.0%に低下すると見込んでいる。

第7回北米自由貿易協定(NAFTA)会合は2月下旬にメキシコ市で開かれる予定だが、3カ国(米国、カナダ、メキシコ)が妥結期限とした3月までの合意は困難とみられ、協議が4月以降へ長期化する可能性が出ている。トランプ大統領は「米国第一主義」を掲げ、要求が通らなければ協定を離脱する意向を示している。NAFTA再交渉への警戒感はメキシコペソの重石となりそうだ。カナダのトルドー首相は2日、NAFTA再交渉で不利な条件が提示されれば、離脱も辞さないとの立場を示しており、NAFTA事態の存続が危うくなる可能性もある。

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*予想レンジ:5.85円~6.00円


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