【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は上昇した。また10-12月期国内総生産(GDP)が前期比年率で+3.1%と、市場予想の+1.8%を上回ったことが好感された。これに加え、ネネ財務相はとゴーダン公共企業相が、経済改革に対する前向きな発言を行ったことも南アランドを押し上げた。

ただ、トランプ政権による鉄鋼・アルミへの関税措置を受けて貿易摩擦激化の懸念から、資源国通貨である南アランドの上値は抑えられた。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。ネネ財務相は「経済成長の予測は10月の予算案までに上方修正される見込み」と発言、ゴーダン公共企業相は「大幅な国営企業改革を4週間以内に公表する」と発言した。ラマポーザ政権の閣僚2人が南ア経済に対してポジティブな発言をし、改革案に取り込む姿勢をみせたものの、実現は容易ではないだろう。

市場は、3月23日までに公表される格付け会社ムーディーズの格付け見直しに注目している。先週発表された第4四半期国内総生産(GDP)成長率は前期比3.1%と予想の+1.8%を大幅に上回った。農業と貿易の回復が寄与し、2016年第2四半期以来の大幅な伸びとなった。第3四半期は2.3%に改定された。今までの通貨安を受けて南ア経済は今後しばらくは成長が継続し、2018年前半の成長率も予想を上回る可能性が出てきたため、下値は限定的だろう。

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*予想レンジ:8.80円~9.20円


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