3月30日(金)
【3月29日の海外相場および市況】
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*29日のNY外国為替市場では、グッドフライデー(聖金曜日)に伴う連休を前に、米長期金利の低下を背景にドル売り・円買いが優勢となり、ドル円相場は106円台前半に下落した。前日の急騰を受けて利益確定売りが出て、米長期金利の低下もあって一時106円27銭まで下落した。インフレ指標として注目されていた2月米個人消費支出(PCE)物価指数は、コアが前月比0.2%上昇、前年同月比1.6%上昇となったが、いずれも市場予想と一致したため、材料視されなかった。本日は、東京時間に2月有効求人倍率・労働力調査、東京都区部消費者物価、2月鉱工業生産・出荷・在庫が発表される。欧米はイースターで休場。

*29日のNY金は3日続落。ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て金は割高感から売りが優勢となった。元ロシア情報員殺人未遂事件をめぐる米欧諸国とロシアの対立や米中間の貿易摩擦問題など、世界的な不確定要素が引き続き相場を下支えしているもよう。NY白金はドル高を受けて3日続落。

*29日のNY原油は、イースター(復活祭)に伴う休場を前に持ち高調整の買いが入り、4日ぶりに反発。 石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長は28日、協調で減産に取り組んでいるロシアなど非加盟国との間で「非常に長期にわたる」協力を模索していると発言。また複数の関係筋からは、6月22日のOPEC総会での見直し協議では、この協調減産措置を年内いっぱい継続する方向との情報が伝えられた。ただ、ドルが対ユーロで上昇しうたため、ドル建て原油は割高感から売りが優勢となった。
最新の米石油掘削リグ稼働数は前週比7基減の計797基となり、3週ぶりにマイナスに転じた。

*29日のシカゴトウモロコシは大幅反発。米農務省は2018年の米トウモロコシ作付面積を8802万6000エーカーと予想。2017年の9016万7000エーカーを下回り、アナリスト予想平均(8942万エーカー)にも届かなかった。3月1日時点の米トウモロコシ在庫は88億8800万ブッシェルと、事前予想を上回ったが、市場では材料視されなかった。

*29日のシカゴ大豆は大幅反発し、2週間ぶりの高値を付けた。米農務省が示した2018年の米大豆作付面積見通しは、8898万2000エーカーと、2017年の9014万2000エーカーを下回り、アナリスト予想平均(9105万6000エーカー)に届かなかった。3月1日時点の米大豆在庫は21億07000万ブッシェルと、予想平均の20億3000万ブッシェルを上回ったが、材料視されなかった。

*29日のNYダウは反発。値頃感からハイテク株に買い戻しが入り、相場全体を押し上げた。堅調な原油相場を好感してエネルギー株にも買いが集まり、一時465ドル高まで上昇した。月末、四半期末の持ち高調整の買いも入ったよう。


【30日の経済指標】
*NZ、豪州、ロンドン、NY、メキシコ休場(イースター休暇)
08:30 (日) 2月失業率 2.4%
08:30 (日) 2月有効求人倍率 1.59
08:30 (日) 3月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.9%
08:50 (日) 2月鉱工業生産・速報 (前月比) -6.8%

【31日の経済指標】
10:00 (中) 3月製造業PMI 50.3
10:00 (中) 3月非製造業PMI 54.4


第159回 『おしえて陳さん』 
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