【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は下落した。米長期金利が上昇する中、ドルが買われ、新興国通貨が売り戻された。しかし、16日発表の3月小売売上高が前年比+4.8%と予想を上回ったことを受けて、8円60銭台で下げ止まった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。米長期金利の上昇を背景に、「ドル買い・新興国通貨売り」が継続しよう。今週は23日に4月消費者物価指数(CPI)、24日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)理事会が開催される。政策金利は現行の6.50%に据え置かれる見込み。昨年秋以降、CPI伸び率は低下傾向だったが、前月から上振れが予想されている。

SARBは3月に利下げを実施したが、景気刺激のために引き続き利下げしたいところだろうが、CPIの伸びを背景に金利を引き下げるわけにもいかない。

また、25日には、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社が、南アフリカの格付けを発表する。3月に格付け会社ムーディーズ社が「Baa3(投資適格級)」を維持し、見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げている。ラマポーザ新政権の構造改革にある程度の評価をしたわけだが、S&Pがどのような判断をするか注目される。


【南アフリカ経済指標】
22日火曜日
16:00南アフリカ3月景気先行指数 前回108.3

23日水曜日
17:00南アフリカ4月消費者物価指数前年比 前回+3.8% 予想+4.7%

24日木曜日
時間未定 南アフリカ政策金利 前回6.50%  予想6.50%
18:30南アフリカ4月生産者物価指数(前年比)

25日金曜日
時間未定 S&P社南アフリカ格付け発表

zar0521

*予想レンジ:8.60円~8.80円


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