【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は下落した。6月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%、前年同月比+4.6%となり、いずれも市場予想を下回った。6月小売売上高は+1.9%となり、市場予想を上回った。

19日の南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)金融政策会合では、予想通りに政策金利を6.50%に据え置いた。クガニャゴSARB総裁は声明で、経済成長見通しとインフレ予想をいずれも下方修正した。経済成長は、2018年1.7%→1.2%、2019年1.9%→1.7%、インフレ見通しは、2018年4.9%→4.8%、2019年5.2%→5.6%。また、世界的な貿易戦争の影響で、南アフリカは苦しむことになると述べた。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続くだろう。先週のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で、米国の利上げが継続されることが確認され、ドル高基調が続くと思われた。しかし、先週末にトランプ大統領がツイッターでドル高を牽制し、テレビで利上げへの懸念を表明したことから、急速にドル安が進んだ。円高もあってクロス円は全般に上値が重くなっている。

ただ、先週発表された6月CPIが落ち着いた内容で、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)のインフレ目標の3.0-6.0%におさまっていたことはサポート要因になるだろう。また、8円割れの水準ではスワップ狙いに本邦個人投資家の買いが入ることが予想される。

今週は6月生産者物価指数(PPI)が注目される。CPI同様に低下していれば好感されるだろう。


【南アフリカ経済指標】
7月24日火曜日
16:00 5月景気先行指数前回105.9

7月26日木曜日
時間未定、BRICS首脳会議(~27日)
(南アフリカ・ヨハネスブルク開催)

18:30 6月生産者物価指数前年比 前回+4.6% 結果+5.2%

zar0723

*予想レンジ:8.10円~8.30円


情報提供:(株)みんかぶ
※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。