8月29日(水)
【8月28日の海外相場および市況】
ny0828

*28日のNY外国為替市場では、米長期金利の上昇などを背景にドル円は111円台前半で堅調に推移した。トランプ大統領は前日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり、米国とメキシコの2国間協議が大筋合意に達したと発表した。今後、カナダを交えた3カ国で最終決着を目指すことになった。米国による協定離脱懸念が後退したためリスク選好意欲が回復したが、ドル円相場への影響は限定的だった。コンファレンス・ボードが発表した8月米消費者景気信頼感指数が133.4と、前月の127.9(改定値)から上昇し、市場予想の126.7も大きく上回ったこともドル買い要因。

*28日のNY金は、利益確定の売りが出て3営業日ぶりに反落した。前日に終値で約2週間ぶりの高値を付けていたが、この日はその反動から利益確定の売りが出やすかった。また、トランプ大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり、米国とメキシコの2国間協議が大筋合意に達したと発表。これを受け、世界的な「貿易戦争」への懸念が和らぐ中、米債利回りが上昇し、中国やカナダ、欧州連合(EU)などとの貿易摩擦解消に向けた協議の進展にも期待が広がったため、米株が堅調に推移し、安全資産とされる金の需要は減退した。ただ、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金に割安感が生じたことから、下値は抑えられた。NY白金は3日ぶりに反落。


*28日NY原油は、続伸の後を受けて利益確定の売りが台頭し、3営業日ぶりに反落した。新規材料に乏しい中、利益確定の売りに押され、一時68.21ドルの安値を付けた。ただ、北米域内の貿易摩擦激化への懸念が後退したことが下げ幅を抑制した。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉をめぐり、米国とメキシコの2カ国間協議が27日に大筋合意に達したため、カナダを交えた3カ国協議の進展にも期待が浮上。貿易摩擦問題の解消により、域内のエネルギー企業や原油需要への悪影響は回避できるとの見方が強まった。
このほか、外国為替市場ではドル安・ユーロ高がさらに進行し、ドル建て原油になお割安感が広がったことも相場の下値を支えた。

*28日のシカゴトウモロコシと大豆は続落。豊作観測に圧迫された。また、中国でのアフリカ豚コレラの感染拡大が飼料需要を抑制するとの懸念も弱材料。

*28日のNYダウは、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の進展への期待から小幅続伸した。米国とメキシコは前日、NAFTA再交渉をめぐる2国間協議で大筋合意に達したと発表。この日はカナダを加えた3カ国での協議がワシントンで行われた。協議の進展で通商摩擦が解消されることへの期待が広がった。また、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが午前中に発表した8月消費者景気信頼感指数は133.4と、前月の127.9(改定値)から上昇し、17年10カ月ぶりの高水準を記録。米景気の堅調さが確認されたことも相場の支援材料となった。


【29日の経済指標】
14:00   (日) 8月 消費者態度指数・一般世帯  43.5   
15:00   (独) 9月 GFK消費者信頼感調査  10.6   
16:00   (トルコ) 7月 貿易収支  -55.0億ドル   
20:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  
21:30   (米) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比年率]  4.1%  4.0% 
23:00   (米) 7月 住宅販売保留指数 [前月比]  0.9%  0.5% 


第179回 『おしえて陳さん』 
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