【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は下落した。4-6月国内総生産(GDP)は前期比年率で-0.7%となり、市場予想の+0.6%を下回った。1-3月期も-2.2%だったため、2009年以来となるリセッション入りとなったことが嫌気された。南アランドは対ドルでは2016年6月の水準までの水準に下落した。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続くだろう。新興国通貨に対する懸念が解消されていない中で、景気後退(リセッション)入りしてしまい、南アランドを買う材料が見当たらない。南アフリカは金や白金の生産・輸出国だが、米国の景気が堅調なことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが着実に行われるとの見方からドルの強地合いが続き、金や白金相場に先安感が強まっていることも不安要因。

ラマポーザ大統領が提唱した土地改革を巡って、トランプ大統領が非難するなど、米国との関係も懸念される。アフリカ諸国全体が中国との関係を深める中、米中貿易戦争の激化懸念もあって、不透明要因が多い。先週初めに行われた「中国アフリカ協力フォーラム」で、中国はアフリカ諸国に政府援助や金融機関の投融資などで600億ドルの資金拠出を約束したが、南アランドをサポートはできなかった。

【南アフリカ経済指標】
11日火曜日
20:00 7月製造業生産前年比前回+0.7% 予想+0.9%

12日水曜日
18:30 8月景況感指数前回94.7 予想91.5
20:00 7月実質小売売上高前年比前回+0.7% 予想+1.6%

zar0910

*予想レンジ:7.00円~7.50円


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