【NY白金の800ドル以下は底値圏、東京白金も値固めへ】
*NY白金は760~800ドルのレンジで保ち合いが続いている。同じ貴金属である金やパラジウムに対する割安感から売りが入っても、ショートカバーにより下値がサポートされているようだ。現況のレンジは、リーマンショックで暴落した後の2008年11月当時の価格帯であるため、値頃感が働く水準でもある。
CFTC建玉明細によると、ファンドは白金を12週連続で売り越している。9月4日時点のネットショートは1万1916枚と前週より940枚増えたが、実需のロングは3万2102枚と前週より1218枚増えている。ただ、最大の生産国である南アフリカは、2四半期連続のマイナス成長となり景気後退(リセッション)入りしてしまった。格付け会社の格下げも懸念されることから、通貨ランドに先安感が高まっていることが、白金相場の重石になっている。米中貿易戦争激化懸念もあって資源国通貨は売られやすい面もある。白金相場は保ち合いが続きそうだ。

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*東京白金予想レンジ:2750~2950円

*CFTC建玉9月4日時点:ファンドの白金売り越しは1万1916枚(前週比+940枚)と増加。総取組高は8万9546枚と前週比4325枚の増加。


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*白金と金の逆ザヤは、7月3日に1526円と過去最大幅を記録した。その後は売られ過ぎから急速に縮小し1350円まで戻したが、再び1450円台へ拡大。ただ、白金の下値が近いと見れば、過去最大の逆ザヤ1526円は下回らない可能性は高いだろう。


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