【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は上昇した。週初めはドルが主要通貨に対して堅調に推移したため、南アランドも対ドルでは10月9日以来の安値まで下落し、南アランド円も7.61円まで下落した。9月の南アフリカ貿易収支が40億ランドの黒字が予想されていたが、結果は大きく逆に振れ、30億ランドの赤字となったことも嫌気された。7-9月期の南アの失業率は27.5%となり前回の27.2%を上回ったことも弱材料。しかし、NYダウが堅調に推移すると南アランドも買い戻された。米中貿易戦争の緩和期待も南アランドを押し上げた。

*今週の南アランド円は保ち合いとなりそうだ。今週は、6日の米議会中間選挙の結果次第で株価やドルが大きく動く可能性があり、方向性については見通しが難しい。先週は経済指標の悪化にもかかわらず、米国株の反発を受けて新興国通貨が全般に買い戻され、南アランドも堅調に推移した。しかし財務相が公表した中期財政政策は市場の失望を誘うものとなり、財政赤字拡大が懸念された。格付け会社S&P社は先週、南アフリカの財政再建の見通しや土地改革についての懸念を表明した。ムーディーズは南アフリカの格付けを唯一ジャンク級にしていないが、同社の格付けが変更される可能性もある。


【南アフリカ経済指標】
7日水曜日
15:00 10月外貨準備高[Gross]前回503.9億USD 
18:30 10月SACCI景況感指数前回93.3

8日木曜日
20:00 9月製造業生産前年比前回+1.3% 予想+1.9%

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*予想レンジ:7.70円~8.10円


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