【東京白金は調整局面入りの可能性】
*先週の東京白金は、円安を背景に上昇した。特に白金独自の材料があったわけではなく、同じ貴金属である金や同じ白金族であるパラジウムの上昇に連れた面が大きいが、ファンドの買い越しは拡大している。CFTCによると、ファンドの白金買い越しは6週連続で直近では1万4700枚まで拡大した。東京白金は200日移動平均線をブレイクし、3200円をうかがう展開になっている。テクニカル的にはRSI(相対力指数)が70%台まで上昇してきたことで、高値警戒感が強まりそうだ。

ただ、米議会中間選挙では、「上院が共和党・下院が民主党」とねじれ状態になることが判明し、ドル高に重石になる可能性があることから、金同様に白金にも追い風になる可能性がある。調整場面に入る前に、一度大きく上昇する場面があるかもしれない。10月30日にボストンで開催されたロンドン地金市場協会(LBMA)の年次会合では、白金価格は今後1年間に、白金価格は835ドル前後から1010ドル、パラジウムは1075ドル前後から1195ドルに、それぞれ上昇する見込みとの予想を示した。2019年の白金価格は875ドル、パラジウムは1025ドルと予想されている。

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*東京白金予想レンジ:3000~3300円

*CFTC建玉10月23日時点:ファンドの白金買い越しは1万1662枚(前週比-1418枚)と減少。総取組高は7万4436枚と前週比-1111枚の減少。

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*白金と金の逆ザヤは、7月3日に1526円と過去最大幅を記録した。縮小に転じ上値抵抗線だった1350円を上抜けてきた。徐々に白金の金に対する割安感が解消されてきており、この流れが継続する可能性がある。「白金買い・金売り」が有利の状況が続きそうだ。


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