11月27日(火)
【11月26日の海外相場および市況】
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*週明け26日のNY外国為替市場は、米株高などを背景にリスクオンモードが強まり、ドル円は113円台後半に上昇した。113円55〜65銭。この日はダウ高や原油相場の反発を背景に、安全通貨である円は売られた。米長期金利の小幅上昇も日米金利差の観点からドルを押し上げた。ただ、ドル買いは次第に先細りとなった。28日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演、29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、30日〜12月1日には20カ国・地域(G20)首脳会議やそれに合わせた米中首脳会談が予定されているため、次第に様子見が広がった。

*週明け26日のNY金は、ほぼ横ばい。1222.40ドル(-0.8ドル)。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが先行し、ドル建て金に割安感が生じ、金買いが優勢となっていた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らがこのところ世界景気の減速リスクに警戒感を表明していたことから、FRBによる利上げの打ち止め時期が前倒しにされるのではないかとの観測も浮上し、金利を生まない金には支援要因だった。ただ、ドルが対ユーロで上昇に転じ、NYダウが大幅反発すると、安全資産である金は売りが優勢となり、上げ幅を削った。28日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演、29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、30日〜12月1日には20カ国・地域(G20)首脳会議やそれに合わせた米中首脳会談が予定されているため、次第に様子見が広がった。

CFTC建玉11月20日時点:ファンドの金買い越しは8896枚(前週比+1万8143枚)と買い越しに転じた。総取組高は52万5940枚と前週比1万3580枚の減少。

*週明け26日のNY白金は反発。847.80ドル(+2.80ドル)。

CFTC建玉11月20日時点:ファンドの白金買い越しは2万1785枚(前週比-206枚)と減少。総取組高は6万9800枚と前週比-352枚の減少。

*週明け26日のNY原油は、急落した前週末の後を受けて買い戻しが入り、反発した。51.63ドル(+1.21ドル)。先週の大幅急落の反動でこの日は買戻しが先行した。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉の決着やイタリア財政不安の後退などを背景に市場リスクが後退し、NYダウが大幅上昇すると、同じリスク資産である原油相場も買われた。ただ、外国為替市場でドル高・ユーロ安が進むと、ドル建て原油は割高感から上値が重くなった。市場は、12月6日に開催される石油輸出国機構(OPEC)総会の行方に注目している。OPEC加盟国・非加盟国は日量最大140万バレルの減産に向けて協議するとみられているが、既にこの規模では供給過剰を解消できないとする見方が浮上している。

CFTC建玉11月20日時点:ファンドの原油買い越しは36万7187枚(前週比-1万4011枚)と減少。総取組高199万8866枚と前週比11万1927枚の減少。

*週明け26日のシカゴトウモロコシは続落。356.00セント(-3.00)。大豆の大幅安に追随したが小麦相場の上昇は下値を支えた。

CFTC建玉11月20日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは9万9095枚(前週比-1万7897枚)と減少。総取組高は174万0400枚と前週比2万0127枚の減少。

*週明け26日のシカゴ大豆は大幅続落。862.25セント(-18.75)。米中貿易摩擦による米国産の輸出見通しへの懸念から2%以上値を下げた。中国税関総署によると、同国のブラジル産大豆輸入は10月、前年同月からほぼ倍増した。トランプ大統領と習近平中国国家主席は今週、アルゼンチンで行われる20カ国・地域(G20)首脳会議に際して会談する。市場は、両国の貿易に関する合意に向けて進展が見られるかどうかを注視している。

CFTC建玉11月20日時点:ファンドの大豆売り越しは4万2347枚(前週比-389枚)と減少。総取組高は73万6279枚と前週比1万0798枚の減少。

*週明け26日のNYダウは、年末商戦への期待感から5営業日ぶりに反発した。2万4640.24ドル(+354.29ドル)。前週末23日の「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」からスタートした年末商戦が好調に推移しているとの期待感から、大手小売り株が買われて相場を押し上げた。26日はインターネット通販の特売が一斉に始まる「サイバーマンデー」で、ネット通販最大手アマゾン・ドット・コム株は大幅高となった。今年のサイバーマンデーの売上高は前年比17.6%増の78億ドルと活況が予想されている。また、前週末に供給過剰懸念などを背景に7%超も急落したNY原油が26日は反発し、エネルギー株に買い戻しが入った。ただ、市場では世界的な景気減速への懸念が高まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続し、金融環境を引き締め過ぎることへの警戒が高まっている。


【27日の経済指標】
06:45   (NZ) 10月 貿易収支  -15.60億NZドル 
08:50   (日) 10月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比]  1.2%  
23:00   (米) 9月 住宅価格指数 [前月比]  0.2% 
23:00   (米) 7-9月期 四半期住宅価格指数 [前期比]  1.1% 
23:00   (米) 9月 ケース・シラー米住宅価格指数  213.72  
23:00   (米) 9月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比]  5.5% 
24:00   (米) 11月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)  137.9 


第191回 『おしえて陳さん』 
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