1月25日(金)
【1月24日の海外相場および市況】
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*24日のNY外国為替市場では、米中通商協議の行方に不透明感が広がり円買いが先行したものの、NYダウが安値から切り返したため、109円台後半に上昇した。109円58〜68銭。ロス商務長官はこの日、中国との貿易問題解決が「はるかに遠い」と言及。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏経済の下向きリスクを指摘したことから、安全通貨の円買いが先行した。しかし、その後、好調な米企業決算を材料にNYダウが反発に転じると、ドル買いが優勢となった。

*24日のNY金は、3営業日ぶりに反落した。1279.80ドル(-4.20)。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日の定例理事会後の記者会見で、ユーロ圏の成長リスクについてダウンサイドへの傾斜がみられると述べた上で、「保護主義の脅威など根強い不透明感が景況感を圧迫している」と発言。外国為替市場ではドルが対ユーロで強含みに推移し、ドル建て金は割高感から売られた。ただ、米中貿易摩擦や米政府機関閉鎖、英国の欧州連合(EU)離脱問題など、内外の不安材料を反映して下値はサポートされた。

NY白金はストへの懸念を反映して続伸。805.00ドル(+8.60)。

*24日のNY原油は、米政府がベネズエラ産原油輸出に対して制裁を発動する可能性があるとの報を受け、反発した。53.13ドル(+0.51)。米政府はベネズエラの政局混乱を受けて同国産原油の輸入制限ないし全面禁輸など、考えられ得るさまざまな措置を検討していると報道された。これを受けて、石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるベネズエラの原油供給に一段と混乱が生じるとの懸念が広がったため、買いが優勢となった。ベネズエラをめぐる地政学的リスクが支援材料となった半面、米国内の需給要因は相場を圧迫。米原油在庫の急増に加え、記録的な高水準に達したガソリン在庫などが上値を抑えた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した18日までの1週間の米原油在庫は、横ばいの市場予想に対し、前週比800万バレル増と大幅な積み増しとなった。ガソリン在庫も410万バレル増と、予想(270万バレル増)を上回る積み増しだった。

*24日のシカゴトウモロコシは下落。377.00セント(-1.75)。一時1週間ぶりの安値となる375.75セントを付けた。国際穀物理事会(IGC)は24日、2018〜19年度の世界のトウモロコシ生産高見通しを10億7600万トンと、前回予測から300万トン上方修正した。米農業専門誌ファーム・フューチャーズは、626の農家を対象に実施した調査を踏まえ、今年の米国のトウモロコシ作付面積が前年比1.3%増の9030万エーカー、大豆が約5%減の8460万エーカーとの予測を明らかにした。

シカゴ大豆は続伸。916.00セント(+1.00)。 ブラジル第2位の大豆生産州のパラナ州の農業統計局デラルは、先月の降雨不足を理由に、2018〜19年度の同州大豆生産見通しを1680万トンと、前回予測の1910万トンから下方修正した。第3位の大豆生産州、リオグランデドスル州の農業調査機関も、大雨を理由とした農産物の被害を警告した。

*24日のNYダウは、米中貿易協議の先行き不透明感が重しとなり、小反落した。2万4553.24ドル(-22.38)。ロス商務長官は24日、中国との通商摩擦について「解決するまではるか遠い」との見方を表明。先週から高まっていた月末開催の米中閣僚級協議への進展期待が後退し、ダウは売りが優勢となり一時150ドル超下落した。一方、主要企業の2018年10〜12月期決算の発表は総じて堅調で、押し目買いが入り、下げ幅は縮小した。


【25日の経済指標】
08:30   (日) 1月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]  0.9%  
18:00   (独) 1月 IFO企業景況感指数  101.0  100.9


第196回 『おしえて陳さん』 
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