2月5日(火)
【2月4日の海外相場および市況】
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*週明け4日のNY外国為替市場では、前週末発表の堅調な米経済指標を受けた円売り・ドル買いの流れが継続し、109円台後半心に反発した。109円87〜97銭。ロンドン市場では一時110円10銭台まで上昇していた。ただ、材料に欠ける中、110円台では売りが優勢となった。昨年11月の米製造業受注は前月比0.6%減と、市場予想の0.2%増に反して大きく落ち込んだが、相場の反応は限定的だった。

*週明け4日のNY金は、良好な米経済指標を受けたドル高に圧迫され、小幅続落した。1319.30ドル(-2.80)。前週末1日に発表された1月米雇用統計やISM製造業景況指数が市場予想に比べて良好な内容となったため、この日はドルがユーロなどに対して上伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ休止の可能性を示唆する中、欧米の株価が底堅く推移したことも安全資産である金を押し下げた。前週に約9カ月ぶりの高値を付けていることから、利益確定売りも出やすかったようだ。ただ、中国の春節(旧正月)入りに伴って金塊需要が膨らんでいるほか、世界経済の先行き不透明感を背景に各国の中央銀行が金準備を拡大しているとの報告を受け、下値はしっかりだった。

NY白金は5日ぶりに反落。822.80ドル(-3.90)。


*週明け4日のNY原油は、米製造業受注の悪化で世界的な景気減速やエネルギー需要減退に対する懸念が再燃したことから売りが優勢となり、反落した。54.56ドル(-0.70)。前週末に約2カ月半ぶりの高値を更新したため、この日は利益確定売りが先行した。昨年11月製造業受注が前月比0.6%減と、プラスの市場予想(0.2%増)を下回ると下げ幅を拡大した。機械全般や電子部品・製品などの落ち込みが受注減の主な要因だったため、世界的な景気減速やエネルギー需要減退に対する不安が再燃し、一時53.29ドルまで下落した。調査会社ジェンスケープのデータで1日までの週の米オクラホマ州クッシングの原油在庫が約94万3000バレルの積み増しだったことが明らかになったとの報も圧迫材料。ただ、1月の石油輸出国機構(OPEC)の産油量が前月から日量89万バレル減少し、減少幅が2年ぶりの大きさになったとの報道が下支えとなった。また、米国による対ベネズエラ制裁強化で供給が逼迫するのではないかとの警戒感から安値付近では買い戻しも入った。

*週明け4日のシカゴトウモロコシは続伸。379.25セント(+1.00)。市場は、米政府機関の一部閉鎖で公表が延期されている米農務省による農産物需給報告を待っている。2018年の需給報告は8日に発表される予定。中国は米国産大豆を成約しているが、一部では中国がさらに購入量を増やすと見込んでいる。

シカゴ大豆は続伸。918.50セント(+0.75)。世界最大の大豆輸入国である中国による米国産大豆への新たな需要や、ブラジルでの収穫に影響を与える天候への懸念が支援材料となった。


*週明け4日のNYダウは、ハイテク株が牽引して続伸した。2万5239.37ドル(+175.48)。原油相場の反落を背景に、エネルギー株が下落したが、ハイテク株がけ牽引役となりダウはプラス圏に浮上した。これまで発表された米企業決算の大半が市場予想を上回り、地合いが改善した。さらに、先週末発表された米雇用統計などの経済指標が堅調な内容だったことから、リスク選好意欲が強まった。


【5日の経済指標】
未定   (中) 休場 
09:30   (豪) 12月 貿易収支  19.25億豪ドル  22.50億豪ドル 
09:30   (豪) 12月 小売売上高 [前月比]  0.4%  0.2% 
12:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表  1.50%  1.50%
17:55   (独) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  53.1  53.1 
18:00   (欧) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  50.8  50.8 
18:30   (英) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)  51.2  51.0 
19:00   (欧) 12月 小売売上高 [前月比]  0.6%   
19:00   (欧) 12月 小売売上高 [前年同月比]  1.1%   
23:45   (米) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  54.2   
23:45   (米) 1月 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)  54.5   
24:00   (米) 1月 ISM非製造業景況指数(総合)  58.0  57.5 


第198回 『おしえて陳さん』 
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