2月6日(水)
【2月5日の海外相場および市況】
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*5日のNY外国為替市場のドル円相場は、トランプ大統領による一般教書演説を控えて様子見が強まり、110円近辺で小動きとなった。109円92銭〜110円02銭。ダラス連邦準備銀行のカプラン総裁は5日発表の論文で、これまでの利上げや経済・金融情勢を踏まえて「金融政策は重大な岐路にある」と指摘。米連邦準備制度理事会(FRB)は政策判断を「今後数カ月、忍耐強く待つ余裕がある」などと訴えた。米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合景況指数は56.7と、昨年7月以来の低水準となり、サービス業の減速が示された。特に新規受注の指数は大きく落ち込み、1年ぶりの低水準となった。一方で雇用指数は上昇し、需要の底堅さが示唆された。

*5日のNY金は、ほぼ横ばい。1319.20ドル(-0.10)。米欧株価が上昇し、安全資産とされる金には圧迫要因となった。ただ、トランプ大統領による就任後2回目となる一般教書演説が予定されているため、ポジションを一方向に傾けづらい展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が先週半ばに公表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、利上げ休止の可能性を示唆したことが金利を生まない資産である金を支えているもよう。

NY白金は続落。819.90ドル(-2.90)。

*5日のNY原油は、世界的な景気先行き不安を背景としたエネルギー需要減退懸念に加え、米国内の原油・ガソリン在庫拡大が警戒されて続落した。53.66ドル(-0.90)。市場では米政府による対ベネズエラ制裁や石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産を背景に国際石油市場の需給バランスが均衡に向かうとの期待が浮上している。一方で、米中両国の貿易協議にこれまで目立った進展が見られない上、世界経済の減速見通しを背景としたエネルギー需要の減退が懸念されている。ドル指数が4日続伸となり、ドル建てで取引される原油が割高になったことも相場を圧迫した。

引け後に米石油協会(API)が発表した国内原油在庫は前週比250万バレル増と、市場予想を上回る積み上がりとなった。

*5日のシカゴトウモロコシは3日続伸。380.75セント(+1.50)。米農務省需給報告の発表を8日に控えて、トレーダーらはポジション調整を行った。

シカゴ大豆は3日続伸。920.25セント(+1.75)。米農務省は5日、2018〜19年度渡しで中国向けに、米国産大豆260万トンの成約があったと明らかにした。

*5日のNYダウは、良好な米企業決算を受けて3営業日続伸した。2万5411.52ドル(+172.15)。化粧品大手エスティローダーが発表した2018年10〜12月期決算は、中国でスキンケア製品の販売が大きく伸びたことから、1株当たり利益や売上高が市場予想を上回った。高級アパレル大手ラルフローレンの同期決算も予想を上回る良好な内容となったことが好感され、消費関連銘柄を中心に買いが膨らんだ。ハイテク株にも買いが入った。超音速旅客機の開発を手掛ける新興企業エアリオンとの提携や大型投資を発表したボーイングも買われ、1銘柄でダウを約89ドル押し上げた。


【6日の経済指標】
未定   (中) 休場 
未定   (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目
16:00   (独) 12月 製造業新規受注 [前月比]  -1.0%  0.2% 
16:00   (独) 12月 製造業新規受注 [前年同月比]  -4.3%  -6.8% 
21:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  -3.0%   
22:30   (米) 10-12月期 四半期単位労働コスト・速報値 [前期比年率]  0.9%  1.6% 
22:30   (米) 10-12月期 四半期非農業部門労働生産性・速報値 [前期比]  2.3%  1.7%
22:30   (米) 11月 貿易収支  -555億ドル  -540億ドル 


第198回 『おしえて陳さん』 
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