2月8日(金)
【2月7日の海外相場および市況】
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*7日のNY外国為替市場では、世界経済の減速懸念を背景にドル売り・円買いが優勢となり、109円台後半に下落した。109円78〜88銭。欧州連合(EU)欧州委員会は7日、2019年のユーロ圏の実質GDP(域内総生産)伸び率見通しを下方修正。さらにEU主要国ドイツの鉱工業生産指数が4カ月連続で前月比マイナスとなり、ユーロ安が進行する一方、安全通貨である円買いが進んだ。また、米中貿易協議をめぐり、交渉期限である3月1日までにトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談が開かれる可能性は「非常に低い」と報じられたこともリスク回避姿勢を強め、円買い圧力となった。

*7日のNY金は、欧米株安を受けて安全資産としての買いが入る一方、対ユーロでのドル高基調が重しとなり、ほぼ横ばいとなった。1314.20ドル(-0.20)。世界景気の減速懸念や米中通商協議の先行き不透明感が強まる中、欧米株式市場が全面安となり、リスク回避姿勢から下値は安全資産として買い支えられた。ただ、外国為替市場では対ユーロでドル高が進み、ドル建て金は割高感が生じ上値は重かった。

トランプ大統領は、貿易協議で合意するため交渉期限の3月1日までに、中国の習近平国家主席との会談を行う可能性は非常に低いとした。

NY白金は4日続落。797.30ドル(-16.50)。

*7日のNY原油は、エネルギー需要の減退懸念などを背景に売られ、反落した。52.64ドル(-1.37)。欧州連合(EU)欧州委員会はこの日、2019年と20年のユーロ圏実質GDP(域内総生産)伸び率見通しを昨年11月の前回予想からそれぞれ下方修正した。また、米中貿易協議の期限である3月1日までに、トランプ大統領と習近平中国国家主席が首脳会談を開く可能性は「非常に低い」ことが判明した。米中通商協議の行方に不透明感が広がる中、世界景気が減速するのではないかとの懸念が再燃し、エネルギー需要の低下が懸念された。さらに、ハリファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍(LNA)がリビア最大のシャララ油田を奪還したことから、同油田で操業が再開される可能性が高まっているとの報道も相場を下押しした。さらに、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進み、割高感も圧迫材料となった。


*7日のシカゴトウモロコシは続落。376.50セント(-3.50)。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、貿易協議の期限である3月1日までに首脳会談を開かない見通しとの報道を受け、中国による米国産農産物の輸入減をもたらしている貿易摩擦の解消期待が後退した。

シカゴ大豆は5日ぶりに反落。913.25セント(-8.50)。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、米中貿易協議の期限である3月1日までに首脳会談を開かない見通しとの報道を受け、中国による米国産大豆の輸入減をもたらしている貿易摩擦の解消期待が後退した。ブラジルとアルゼンチンの天候改善も相場下落の要因となった。


*7日のNYダウは、世界経済の先行きに対する懸念が再燃し、続落した。ドル安の2万5169.53ドル(-220.77)。欧州連合(EU)欧州委員会は、米中貿易摩擦や中国経済の減速などを背景に、ユーロ圏の2019年と20年の成長率見通しをそれぞれ引き下げた。これを受けて欧州株は軒並み下落。米中両政府が3月1日を交渉期限とする貿易協議で妥結を図るのは難しいとの観測が広がったことも株価を圧迫した。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、協議について「かなり大きな隔たりがある」と発言。また、交渉期限までに米中首脳会談が開かれる可能性は低いと報じ、トランプ大統領も交渉期限までに中国の習近平国家主席と会談する「予定はない」と記者団に明らかにした。


【8日の経済指標】
未定   (中) 休場 
未定   (日) 1月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI  48.0   
未定   (日) 1月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI  48.5   
08:30   (日) 12月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比]  -0.6%  1.1% 
08:50   (日) 12月 国際収支・経常収支(季調前)  7572億円  4741億円 
08:50   (日) 12月 国際収支・経常収支(季調済)  1兆4387億円  1兆3070億円 
08:50   (日) 12月 国際収支・貿易収支  -5591億円  1259億円 
09:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告
22:15   (加) 1月 住宅着工件数  21.34万件  20.55万件


第198回 『おしえて陳さん』 
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