2月12日(火)
【2月11日の海外相場および市況】
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*週明け11日のNY外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景にドル買いが進み、ドル円は110円台前半に上昇した。110円33〜43銭。コンウェイ米大統領顧問は、トランプ大統領が習中国国家主席と近い将来に会談する可能性はなお存在していると述べ、米中通商問題解決への期待感が高まった。また、連休明けの中国株高や米長期金利の上昇なども支援要因となり、ドル円は欧州時間に一時110円47銭程度まで上昇した。ただ、この日は主要な米経済指標の発表もなく、小幅レンジ内での推移となった。米中両政府はこの日、北京で次官級貿易協議を開始したが、今のところ交渉が進展しているかどうかなどは不透明。

*週明け11日のNY金は、対ユーロでのドル高進行を背景に売りが先行し、反落した。1311.90ドル(-6.60)。外国為替市場ではユーロに対してドル高が進行し、ドル建て金は割高感から売られた。ドル指数は約8週間ぶりの高値を付けた。ただ、1300ドルの節目を割り込んだ後は、買い支えが入り下げ渋った。米国の政府代表団が北京を訪問し、米中の次官級貿易協議が11日から行われている。トランプ大統領が先週、期限の3月1日までに、中国の習近平国家主席と会談する予定はないと発言したことで、貿易協議が早期に決着するとの期待は打ち消された。ドル指数は約8週間ぶりの高値を付けた。

NY白金は反落。786.60ドル(-15.90)。


*週明け11日のNY原油は、米中貿易協議をめぐる先行き不透明感から反落した。52.41ドル(-0.31)。米中両政府はこの日、北京で次官級の貿易協議を開始。3月1日に交渉期限が迫る中、対立が続く中国の構造改革などの難題解決に向けた詰めの議論を本格化させた。しかし、14、15日に予定する閣僚級会合で事態打開を図れるかどうかは依然不透明で、エネルギー需要の先細り懸念から原油相場には下押し圧力がかかった。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが8日午後に公表した統計で、同日までの1週間の石油掘削リグ稼働数が前年同期を大幅に上回る水準だったことが明らかになったほか、イリノイ州ウッドリバー製油所(日量処理能力33万バレル)の火災で約12万バレルの原油精製作業が停止したとの報を受け、国内の原油在庫が一層だぶつくとの懸念も増大。さらに、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが加速し、ドル建て原油に割高感が強まったこともあり、一時51.23ドルまで下げ幅を拡大した。

*週明け11日のシカゴトウモロコシは4日続落。372.75セント(-1.50)。大豆相場の下落になびき、米国と世界の潤沢な在庫が嫌気された。

シカゴ大豆は反落。905.00セント(-9.50)。先週末にブラジル産地で降雨があったほか、大豆の生育に好ましい雨が今週観測されるとの見通しが嫌気された。

*週明け11日のNYダウは、米中貿易協議の行方が懸念されて4営業日続落した。2万5053.11ドル(-53.22)。米中両政府は11日、北京で次官級の貿易協議を開始。14、15日に予定する閣僚級会合に向け、中国による知的財産権侵害や技術移転強要など隔たりの大きい構造問題をめぐって詰めの協議を進める。トランプ大統領は7日、交渉期限である3月1日までに中国の習近平国家主席との会談を行う「予定はない」と表明している。一方、コンウェー大統領顧問は11日、「大統領は習主席とすぐに会いたがっている」と説明。市場では米中協議の進展に対する期待と不安が入り交じり、方向感の乏しい展開が続いた。また、米連邦政府の暫定予算が15日に再び期限切れを迎える中、メキシコ国境の壁予算をめぐる与野党協議が難航していることも、様子見姿勢を強める結果となった。政府閉鎖に再度突入すれば、3月に到来する債務上限引き上げ問題への対応でも混乱は必至で、米国債の債務不履行(デフォルト)懸念を意識せざるを得なくなると警戒された。


【11日の経済指標】
未定   (日) 休場
10:45   (中) 1月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
18:30   (英) 12月 月次国内総生産(GDP) [前月比]  0.2% 
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前期比]  0.6%   
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]  1.5% 
18:30   (英) 12月 商品貿易収支  -120.23億ポンド   
18:30   (英) 12月 貿易収支  -29.04億ポンド   
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前月比]  -0.4%  
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前年同月比]  -1.5%   
18:30   (英) 12月 製造業生産指数 [前月比]  -0.3% 

第199回 『おしえて陳さん』 
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