2月18日(月)
【2月15日の海外相場および市況】
ny0215

*週末15日のNY外国為替市場は、米中による貿易協議継続の行方を見極めたいとの思惑が強まる中、110円台半ばでもみ合う展開となった。110円42~52銭。米中両政府は15日、北京での2日間にわたる閣僚級貿易協議を終了。ホワイトハウスは声明を出し、「進展したが多くの課題が残った」としながらも、来週ワシントンで次官・閣僚級協議を再開することを明らかにした。交渉は決裂せず話し合いの継続が決まったことで、引き続き協議の行方を見極めたいとの思惑が強まった。この日発表された2月NY製造業景況指数は前月から改善し、市場予想を上回った。一方、1月米鉱工業生産指数が前月比0.6%低下した。

*週末15日のNY金は、世界的な景気減速懸念などを背景に買われ反発した。1322.10ドル(+8.20)。米国や中国などで最近発表される経済指標がさえない内容であることから、世界的な景気減速懸念が強まり、安全資産である金は買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ休止観測も金利を生まない資産である金相場には引き続き支援材料となった。ただ、米中両国の貿易協議進展に対する期待が広がる中、NYダウが大幅反発したため、次第に上値は重くなった。

NY白金は金やパラジウムに連れ高。806.90ドル(+17.70)。

*週末15日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産の効果への期待などを背景に4日続伸。55.59ドル(+1.18)。OPECが12日に公表した月報によると、1月は加盟国全体で日量79万7000バレル(前月比2.5%減)を削減し、協調減産目標の80万バレルに接近した。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、3月は自主的に生産量を日量約50万バレル削減する意向を表明。OPEC主導による協調減産効果への期待が高まった。さらに、サウジのサファニヤ沖合油田(日量生産能力約100万バレル)が2週間前から一部操業停止に追い込まれているとの報が流れたことも買い材料視されたようだ。米中通商協議の延長が決定され、貿易摩擦解消に向けた交渉の進展に期待が広がったことも好感された。NYダウが大幅上昇する中、株と並んでリスク資産とされる原油にも買いが入った。一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比3基増の857基。2週連続で増加したが、影響は限定的だった。

*週末15日のシカゴトウモロコシはまちまち。374.75セント(変わらず)。輸出は増加しており、下げ幅は抑えられた。

シカゴ大豆は反発。907.50セント(+4.00)。米中通商交渉に対する期待感が背景。ただ、中国向けの米国産大豆の輸出成約の一部がキャンセルされたという材料もあり、相場は完全に回復することはできなかった。

*週末15日のNYダウは、米中貿易協議が来週も継続することが発表され、貿易摩擦緩和への期待から大幅反発した。ドル高の2万5883.25ドル(+443.86)。米中両政府はこの日、北京での2日間の閣僚級貿易協議を終えた。ホワイトハウスは声明で「進展があったが多くの課題が残った」との見方を示すと同時に、来週ワシントンで協議を再開すると表明した。交渉延長が決まったことで貿易摩擦解消への期待が高まり、中国市場への依存度が比較的高い銘柄に買いが入った。この日トランプ大統領が新たな予算案に署名し、一部政府機関の再閉鎖が回避されたことも、株価を押し上げた。一方で、トランプ大統領はメキシコ国境からの不法移民流入をめぐり非常事態を宣言すると発表。政府閉鎖が回避され、国民生活への影響も少ないとみられ、非常事態宣言の市場への影響は限定的だったようだ。


【18日の経済指標】
未定   (米) 休場 
08:50   (日) 12月 機械受注 [前月比]  0.0%   
08:50   (日) 12月 機械受注 [前年同月比]  0.8%  


第200回 『おしえて陳さん』 
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