4月12日(金)
【4月11日の海外相場および市況】
ny0411

*11日のNY外国為替市場では、好調な米経済指標を受けてドルが買われ、111円台後半に上昇した。111円61〜71銭。6日までの1週間の新規失業保険申請は、季節調整済みで19万6000件と前週比8000件減少し、市場予想の21万1000件を下回った。申請件数は1969年10月4日(19万3000件)以来約49年半ぶりの少なさとなった。また、3月米卸売物価指数(PPI)も季節調整後で前月比0.6%上昇し、上昇率は昨年10月以来5カ月ぶりの大きさとなった。

*11日のNY金は、対ユーロでのドル高先行を背景に売られ、反落した。1293.30ドル(-20.60)。心理的な節目の1300ドルを割り込んで引けた。6日までの1週間の新規失業保険申請件数は季節調整済みで前週比8000件減の19万6000件と、市場予想の21万1000件を下回り、約49年半ぶりの少なさとなった。また、3月米卸売物価指数(PPI)は季節調整後で前月比0.6%上昇、エネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%上昇し、いずれも市場予想を上回った。良好な雇用環境と物価の上振れを示す指標の発表を受け、対ユーロでドル高が先行し、ドル建金は割高感から売られた。また、英国の欧州連合(EU)離脱が10月末まで延期されたことで、安全資産としての金には売りが強まった。

NY白金は反落。895.30ドル(-13.60)。
パラジウムは5日ぶりに反落。1332.60ドル(-30.60)。

*11日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)が増産に転じる可能性の浮上や米国内の原油在庫増加などに圧迫され、反落した。63.58ドル(-1.03)。ロイター通信によると、OPEC関係筋は11日までに、米国による経済制裁を受けているベネズエラとイランの原油供給が一段と減少し、原油価格の上昇が続くようであれば、OPECは7月から増産に転じる可能性があると述べた。世界的な需給緩和懸念が台頭したため、売りが強まった。協調減産を延長するかどうかを決めるOPEC総会およびOPEC加盟・非加盟の有力産油国会合が6月25、26両日に開催される予定であるため、減産延長の是非を差し置いて増産の可能性が浮上したことが嫌気された。米エネルギー情報局(EIA)が発表した前週の国内原油在庫は700万バレル増で、17カ月ぶりの高水準に膨らんだ。また、米産油量は日量1220万バレルと過去最高水準を維持し、ロシアやサウジアラビアを上回り世界首位になった。

*11日のシカゴトウモロコシは反落。360.00セント(-1.75)。週間輸出成約高が予想を下回ったのに加え、潤沢な旧穀在庫予想が米国の作付け遅れに対する懸念を弱める可能性が重石となった。ただ、主要生産地のサウスダコタ、ミネソタ両州で、吹雪により春の作付けが遅れる恐れが出ている。

シカゴ大豆は反落。895.25セント(-6.75)。米国の週間輸出成約高が予想を下回ったほか、南米の大豆収穫高見通しの上方修正が圧迫要因となった。

*11日のNYダウは、米金融大手の決算発表を控えて様子見から小反落した。2万6143.05ドル(-14.11)。3月米卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇と市場予想(0.3%上昇)を上回った。また、週間新規失業保険申請件数も約49年ぶりの低い水準。世界経済の減速懸念がくすぶる中、良好な米指標を受けてダウは買いが先行した。しかし、金融大手の2019年1〜3月期決算を見極めようとの様子見姿勢が強まり反落に転じた。調査会社リフィニティブによると、米主要企業500社の純利益は前年同期比2.5%減と11四半期ぶりのマイナスとなる見通し。トランプ政権の法人税減税の効果が薄らぐほか、米中通商摩擦の影響などが懸念されている。


【12日の経済指標】
未定   (中) 3月 貿易収支(米ドル)  40.8億ドル  109.5億ドル 
未定   (中) 3月 貿易収支(人民元)  344.6億元 
18:00   (欧) 2月 鉱工業生産 [前月比]  1.4%   
18:00   (欧) 2月 鉱工業生産 [前年同月比]  -1.1%   
21:30   (米) 3月 輸入物価指数 [前月比]  0.6%  0.4% 
21:30   (米) 3月 輸出物価指数 [前月比]  0.6%   
23:00   (米) 4月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値  98.4  98.0


第206回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


*TOCOM TV 出演
https://youtu.be/LckFpKGtS74

https://tocomsquaretv.com/20190325/