4月15日(月)
【4月12日の海外相場および市況】
ny0412

*週末12日のNY外国為替市場は、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢となり、112円台に上昇した。111円96銭~112円06銭。この日は米金融大手の決算内容などを好感して株買い・債券売りが進行し、安全通貨である円を売ってドルを買う動きが強まった。中国税関総署が12日発表した3月の貿易統計で、輸出が前年同月比14.2%と市場予想を大幅に上回り、同国経済が安定する兆候が見られたこともドルを押し上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)によるドイツ大手銀行DZバンクの一部事業買収に関連し、買収資金調達を見越した円売り・ユーロ買いが入ったとみられ、円が対ユーロで大幅下落し、ユーロで円が大きく売られた流れがドル円にも波及したもよう。

CFTC建玉4月9日時点:ファンドのドル買い・円売りは7万1520枚(前週比+8779枚)と増加した。総取組高は16万5736枚と前週比8898枚の増加。


*週末12日のNY金は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感による買い支えが入ったものの、利益確定売りも出て、ほぼ横ばいとなった。1295.20ドル(+1.90)。心理的な節目である1300ドルを割り込んで越週するのは、3週連続となった。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建て金は割安感から買われ、一時1299.10ドルまで上昇した。ただ、高値圏では利益確定売りが出て上げ幅を縮小。米銀行大手の好決算などを受けてNYダウが上昇したため、安全資産としての金需要は減退した。この日発表された3月の中国の貿易統計で輸出が市場予想を大きく上回ったことも、世界経済の減速懸念を和らげたため、金相場には圧迫要因となったようだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な姿勢や世界経済の減速懸念がサポート要因になった。

CFTC建玉4月9日時点:ファンドの金買い越しは10万5364枚(前週比+1万0808枚)と増加した。総取組高は44万7539枚と前週比73695枚の増加。


白金は反発。898.50ドル(+3.20)。パラジウムも高い。1350.20ドル(+17.60)。

CFTC建玉4月9日時点:ファンドの白金買い越しは3万1844枚(前週比+8489枚)と増加した。総取組高は7万4605枚と前週比6541枚の増加。


*週末12日のNY原油は、国際石油市場の供給逼迫観測の強まりを受けて反発した。63.89ドル(+0.31)。11日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、リビア国営石油会社(NOC)のサナラ会長が、内戦の再発によって同国の原油生産が全面的に停止する可能性があると語ったと報道。これを受けて、相場は一時64.65ドルの高値を付けた。前日には、国際エネルギー機関(IEA)が月報で、ベネズエラの3月の産油量が米制裁や経済崩壊、さらに停電の影響で大幅に減少したと報告しており、石油輸出国機構(OPEC)に加盟する両国の生産体制の混乱により、国際市場への原油供給が逼迫するのではないかとの見方が広がった。3月の中国輸出の回復でエネルギー需要の減退懸念が和らいだことや、シェブロンによるアナダルコ・ペトロリアムの買収発表も相場を押し上げた。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国は6月の会合で、協調減産を継続するかどうかを決める。OPECの盟主サウジアラビアは減産継続を希望しているが、産油国の複数の関係者は、供給面の混乱が続けば7月から増産にかじを切る可能性を示唆した。


CFTC建玉4月9日時点:ファンドの原油買い越しは51万6662枚(前週比+3万5301枚)と増加。総取組高202万1814枚と前週比4万6805枚の増加。

*週末12日のシカゴトウモロコシは反発。361.00セント(+1.00)。米中西部の一部で、天候不良により作付け作業が遅れることへの懸念が支援材料だが、アルゼンチンやブラジルでの豊作見通しが上値を抑えた。

CFTC建玉4月9日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは12万9238枚(前週比+2万4127枚)と増加した。総取組高は174万8710枚と前週比7万5147枚の減少。


シカゴ大豆は横ばい。895.25セント(変わらず)。天候不良をめぐる懸念を背景にトウモロコシや小麦相場高が支援材料になった。ただ、トウモロコシの作付けが遅れ、米国の農家が一部の畑で、トウモロコシから大豆の栽培に転換する可能性がある。

CFTC建玉4月9日時点:ファンドの大豆売り越しは3万8643枚(前週比-5397枚)と減少。総取組高は76万7938枚と前週比3万0836枚の増加。


*週末12日のNYダウは、米金融大手の決算を好感して大幅反発した。2万6412.30ドル(+269.25)。金融大手JPモルガン・チェースが朝方発表した2019年1~3月期決算は、金利収入の大幅な伸びが寄与し、純利益が前年同期比5.4%増の91億7900万ドルとなった。1株当たり利益も市場予想を上回った。ウェルズ・ファーゴの決算も堅調だったことから、市場では今後発表が本格化する企業決算への期待が高まった。新たな動画配信サービスの発表が材料視されたウォルト・ディズニーも買われ、ダウの上昇を主導した。中国税関総署が12日発表した3月の貿易統計で、輸出が前年同月比14.2%増と市場予想を大幅に上回ったことも好感された。


【15日の経済指標】
16:00   (トルコ) 1月 失業率  13.5%   
21:30   (米) 4月 ニューヨーク連銀製造業景気指数  3.7  6.7 


第207回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


*TOCOM TV 出演
https://youtu.be/LckFpKGtS74

https://tocomsquaretv.com/20190325/