【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は小動きだった。
中国の好調な経済指標を受けて同国経済の減速懸念が和らぎ、リスク選好が改善した。一方、格付け会社フィッチ社は、今年メキシコ経済が減速するという予想を発表した。フィッチ社は国営石油会社ペメックスを格下げしているが、メキシコ空港建設中止やペメックス問題に懸念を示している。既に、ムーディーズは空港建設中止に懸念を表明し、S&Pはメキシコ格付けの見通しを引き下げている。原油相場が軟調な地合いで推移したことも、メキシコペソの上値を抑えたようだ。

*今週のメキシコペソ円は、次第に上値が重くなりそうだ。これとった強材料もなく、4月に入ってからのメキシコペソ円は4%上昇し、節目の6円が近づいてきた。大台を前にしたまた大型連休も控えていることから、一般投資家の利益確定売りが上値を抑える可能性が高いだろう。事実、「くりっく365」のメキシコペソ円売買動向では、一時約45000枚あった買い玉が現在は30000枚と大きく減少している。ただ、上昇基調にあることから、依然として押し目買いが入るだろう。今週は失業率、隔週消費者物価指数、貿易収支が発表される。特に貿易収支は前回よりいい内容が予想されているため、予想通りであれば、メキシコペソを押し上げる可能性が高い。

なお、米国は22日、イラン産原油を輸入している全ての国に対し、近く輸入を停止するよう求め、停止しない場合は米国の制裁の対象となることを発表する方針。イラン産原油の制裁免除終了の報が伝わると、供給タイト化の思惑から原油価格は上昇した。原油生産国であるメキシコペソには強材料となろう。

【メキシコ経済指標】
23日火曜日
22:00 失業率前回3.3%、予想3.1%

24日水曜日
22:00 隔週消費者物価指数前年比前回3.95%、予想3.9%

25日木曜日
22:00 小売販売前年比前回0.9%、予想2.1%

26日金曜日
22:00 3月貿易収支前回$1.222B、予想$2.0B

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*予想レンジ:5.85円~6.05円


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