6月19日(水)
【6月18日の海外相場および市況】
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*18日のNY外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合の結果待ちから様子見が広がり、ドル円は108円台半ばで小動きとなった。108円40〜50銭。FRBはこの日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、米中「貿易戦争」などに伴う景気減速リスクを回避するため「予防的利下げ」が必要かどうかを議論する。翌19日の会合終了後にはFOMC声明や金利・経済見通しが発表されるほか、パウエル議長による記者会見も予定されており、FRBの金融政策運営方針を見極めたいとの思惑が広がった。トランプ大統領はこの日のツイッターで、中国の習近平国家主席と電話会談したことを明らかにし、今月末に大阪で開催される20カ国・地域(G20)会議に合わせて米中首脳会談を開くと表明。これを受け、米中貿易交渉が妥結に向けて進展するのではないかとの楽観的な見方が浮上した。

*18日のNY金は、米欧による金融緩和策への期待を追い風に買いが優勢となり、反発した。1350.70ドル(+7.80)。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日の講演で、追加金融緩和の可能性を示唆したことを受け、未明から買いが先行。米連邦準備制度理事会(FRB)が18、19両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)では、景気減速リスクを回避するために「予防的利下げ」が必要かどうかを議論する見通しで、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となり、一時1358.50ドルまで上昇した。その後、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談したことを明らかにした上で、今月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて米中首脳会談を行うと表明したため、米中間の貿易交渉妥結への期待が高まり、NYダウが大幅上昇となり、安全資産である金は上げ幅を削った。

NY白金は5日ぶりに反発。802.00ドル(+7.40)。

パラジウムも高い。1473.30ドル(+17.80)。

*18日のNY原油は、米中貿易交渉の妥結への期待が広がる中、エネルギー需要の先細り懸念が後退し、急反発した。53.90ドル(+1.97)。トランプ大統領は18日、中国の習近平国家主席と電話で「とても良い会話をした」とツイッターに投稿。来週大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて米中首脳会談を開くと明らかにした。中国国営中央テレビ(電子版)も同日、米中首脳会談の開催で双方が合意したと報道。米中間の貿易摩擦激化が回避されるのではないかとの期待が広がり、エネルギー需要の先細り懸念が後退した。NYダウが上昇し、同じリスク資産である原油相場も急上昇した。これらに加え、シャナハン米国防長官代行は前日、イランや親イラン勢力による脅威が高まっているとして、中東に約1000人を増派すると発表。13日にホルムズ海峡近くでタンカー2隻が攻撃されたことをきっかけに米イラン間で軍事的緊張が高まっていることも強材料となり、一時54.31ドルの高値を付けた。トランプ大統領はイランの核開発を阻止するため、武力行使の用意があると強調。ただ、石油輸送路の確保で軍事力を行使する可能性については明言を避けた。市場は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国のグループ「OPECプラス」の会合が、6月末に期限を迎える協調減産合意の延長を決めるかどうかも注視している。OPEC関係者によると、同グループはイランが提案した7月10〜12日の日程でウィーンで会合を開くことを検討中。ロシアのノバク・エネルギー相は18日、市場の不透明感を理由に、減産合意の今後について判断するのは時期尚早との考えを示した。北海ブレント原油は、62.14ドル(+1.20)。

*18日のシカゴトウモロコシは6日ぶりに反落。449.75セント(-5.00)。5年ぶりの高値を付けて利食い売りが膨らんだ。降雨で遅れた米国の作付けが終わりに近づきつつある。 米農務省は17日、米トウモロコシの作付け進捗率が92%と発表。予想と同水準だったが、例年の同時期を下回った。

シカゴ大豆は7日続伸。913.50セント(+0.75)。米作付け遅れに加え、米中貿易協議への期待が好感された。 米農務省は17日、米大豆の作付け進捗率が16日時点で77%と発表。この時期の5年平均の93%を下回った。


*18日のNYダウは、米中首脳会談の開催決定を好感して大幅続伸した。2万6465.54ドル(+353.01)。5月3日以来約1カ月半ぶりの高値で引けた。トランプ大統領はツイッターで、中国の習近平国家主席と電話で「とても良い会話をした」と表明。その上で、大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて米中首脳会談を行うと明らかにした。これを受け、市場では両国の「貿易戦争」が終息に向かうとの期待が広がり、ダウは一時414ドル高まで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開いた。今会合では政策金利が据え置かれる見込みだが、FRBが早期利下げに踏み切る事が予想されている。こうした中、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、インフレ目標の達成が危ぶまれる状況となれば「追加金融緩和が必要」と発言したため、欧米での利下げ観測が一段と強まり、株価を押し上げた。


【19日の経済指標】
未定   (日) 日銀・金融政策決定会合(1日目)
07:45   (NZ) 1-3月期 四半期経常収支  -32.56億NZドル  1.05億NZドル 
08:50   (日) 5月 貿易統計(通関ベース、季調前) 568億円  -1兆1357億円 
08:50   (日) 5月 貿易統計(通関ベース、季調済)  -1109億円  -6286億円 
17:00   (南ア) 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  0.6%  0.2% 
17:00   (南ア) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  4.4%  4.4% 
17:30   (英) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  2.1%  2.0% 
17:30   (英) 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]  1.8%  1.7% 
17:30   (英) 5月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]  3.0%  2.9% 
17:30   (英) 5月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]  2.2%  2.0% 
18:00   (欧) 4月 建設支出 [前年同月比]  6.3%   
20:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  26.8%  
27:00   (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表  2.25-2.50%  2.25-2.50% 
27:30   (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長定例記者会見


第214回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


*マーケットスクランブル出演
https://www.mkt-s.com/past_video/


*TOCOM TV 出演
https://youtu.be/LckFpKGtS74

https://tocomsquaretv.com/20190325/