7月15日(月)
【7月12日の海外相場および市況】
ny0712

*週末12日のNY外国為替市場は、早期の米利下げ観測を背景とした長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが先行し、107円台後半に下落した。107円85~95銭。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は10、11日両日の議会証言で7月末に行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切る可能性を改めて示唆した。米長期金利が低下する中で円買い・ドル売りが先行した。6月米卸売物価指数(PPI)は季節調整後で前月比0.1%上昇と、市場予想の横ばいを上回った。また、エネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%上昇(市場予想は0.2%上昇)。前年同月比でも全体が1.7%上昇、コア指数が2.3%上昇と、ともに市場予想を上回ったが、相場の反応は一時的だった。

CFTC建玉7月9日時点:ファンドのドル買い・円売りは3651枚(前週比+2424枚)と増加した。総取組高は13万5737枚と前週比3618枚の減少。


*週末12日のNY金は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感などを追い風に買いが入り、反発した。1412.20ドル(+5.50)。週間では0.86%高となった。ドル安・ユーロ高が先行し、ドル建て金は割安感から買われ、一時1415.80ドルを付けた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日まで2日間の日程で行われた議会証言で、30、31両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切る可能性を改めて示唆。金利を生まない資産である金への買いが続き、節目である1400ドル台を維持した。6月米消費者物価指数(CPI)は全体、コア指数ともに前月比で市場予想を上回る伸びを示したが、単月のインフレ指数の上振れが利下げに前向きなFRBの姿勢に影響を与えないとの見方も支援要因となったようだ。


CFTC建玉7月9日時点:ファンドの金買い越しは24万4763枚(前週比-1万4183枚)と減少した。総取組高は59万8977枚と前週比6972枚の減少。

白金は3日続伸。834.60ドル(+3.70)。

パラジウムは続落。1542.40ドル(-16.70)。


CFTC建玉7月9日時点:ファンドの白金買い越しは6693枚(前週比-2604枚)と減少した。総取組高は7万8771枚と前週比1620枚の減少。


*週末12日のNY原油は、熱帯低気圧の接近に伴う米国内の供給障害を警戒した買いと、世界的なエネルギー需要の鈍化懸念を背景とした売りが交錯した。60.21ドル(+0.01)。国際エネルギー機関(EIA)が12日公表した月報で、今後9カ月間の見通しとして、米シェールオイルの増産ペースが減速傾向にある世界の石油需要を上回り、国際市場の在庫が大きく膨らむと指摘。11日には、石油輸出国機構(OPEC)も月報で来年の加盟国の原油需要の落ち込みを予想しており、相場は需給緩和懸念に押された。しかし、熱帯低気圧「バリー」が米メキシコ湾岸に集積する石油・天然ガス生産施設付近に向けて接近中で、関連企業が操業停止を余儀なくされているとの報が相場を押し上げた。米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、米当局管轄下のメキシコ湾の産油量全体の59%近くに当たる日量110万バレルの生産がバリー接近のため停止された。また、英領ジブラルタル沖でイランのタンカーが拿捕された事件をめぐる地政学的リスクの高まりも引き続き意識された。北海ブレント原油は、66.72ドル(+0.20)。

CFTC建玉7月9日時点:ファンドの原油買い越しは39万0149枚(前週比-2661枚)と減少。総取組高199万9766枚と前週比3万1403枚の減少。


*週末12日のシカゴトウモロコシは続伸。459.25セント(+11.25)。来週、米コーンベルトが高温に見舞われるとの予報が強材料。気象予報センター(CPC)は来週終盤、米コーンベルト全域で気温が平均を上回り、西部で雨量が平均を下回ると予想した。


CFTC建玉7月9日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは30万3206枚(前週比+2407枚)と増加した。総取組高は178万0296枚と前週比3万3373枚の増加。


シカゴ大豆は続伸。931.50セント(+14.25)。米中西部で来週、高温が予想されていることが支援材料。米国産大豆は春の作付けが遅れたため、例年より成長が遅れているため天候の影響を受けやすくなっている。気象予報センター(CPC)は、来週末に米中西部全域で気温が平均を上回り、西部で雨量が平均を下回ると予想している。


CFTC建玉7月9日時点:ファンドの大豆売り越しは1238枚(前週比+4390枚)と増加し、売り越しに転じた。総取組高は67万6785枚と前週比2万7930枚の増加。


*週末12日のNYダウは、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待が継続する中、3日続伸した。2万7332.03ドル(+243.95)。2日連続で史上最高値を更新。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は10日の議会証言で「やや緩和的な政策を必要とする条件が整ってきた」と表明。7月利下げの可能性を強く示唆したことを好感した旺盛な買いが12日も継続した。注目されたパウエルFRB議長の議会証言を通過し、投資家の関心は来週から発表が本格化する米主要企業の4~6月期決算に向かう。


【15日の経済指標】
未定   (トルコ) 休場 
未定   (日) 休場  
11:00   (中) 6月 小売売上高 [前年同月比]  8.6%  8.5% 
11:00   (中) 6月 鉱工業生産 [前年同月比]  5.0%  5.3% 
11:00   (中) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]  1.4%  1.5% 
11:00   (中) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]  6.4%  6.2%
21:30   (米) 7月 NY連銀製造業景気指数  -8.6  2.0 

第218回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


*マーケットスクランブル出演
https://www.mkt-s.com/past_video/


*TOCOM TV 出演
https://youtu.be/LckFpKGtS74

https://tocomsquaretv.com/20190325/