9月16日(月)
【9月13日の海外相場および市況】
ny0913

*週末13日のNY外国為替市場のドル円は、日米の金融政策決定会合を翌週に控えて様子見が広がり、108円台前半で小動きとなった。108円05~15銭。来週17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が、18~19日には日銀金融政策決定会合が開かれる。欧州中央銀行(ECB)が12日に3年半ぶりの利下げを決め、米国の利下げも確実視される中で、日銀の対応方針を見極めたいとの気分も強く、値動きは限られた。トランプ大統領は12日、中国との貿易協議をめぐり知的財産権保護など幅広い懸案を含めた「包括合意を望んでいる」とした一方で、早期の妥結を目指す暫定合意の可能性も「考えるかもしれない」と述べた。米中協議の進展期待から投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。8月米小売売上高は前月比0.4%増加と、市場予想の0.2%増を上回ったが、相場の反応は限定的だった。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドのドル売り・円買いは3万2591枚(前週比+4909枚)と増加。総取組高は15万1397枚と前週比6391枚の減少。


*週末13日のNY金は、3日ぶりに反落した。1499.50ドル(-7.90)。トランプ大統領は12日、中国との貿易協議をめぐり知的財産権保護など幅広い懸案を含めた「包括合意を望んでいる」とした一方で、早期の妥結を目指す暫定合意の可能性も「考えるかもしれない」と述べた。また、中国国営新華社通信は13日、米製品に課している報復関税の対象から大豆や豚肉を除外すると報道。米中摩擦緩和への期待が高まり、安全資産である金は売りが優勢となった。8月米小売売上高が予想を上回ったことも、金の押し下げ材料となった。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドの金買い越しは26万9725枚(前週比+3万0822枚)と減少。総取組高は61万4753枚と前週比1万9605枚の


白金は3日ぶりに反落。952.20ドル(-0.40)。
パラジウムは4日ぶりに反落。1600.90ドル(-3.90)。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドの白金買い越しは3万4919枚(前週比+1760枚)と増加。総取組高は9万4478枚と前週比5781枚の増加。


*週末13日のNY原油は、米中貿易協議の進展期待が下支え要因となった半面、世界的な景気減速懸念が重石となり、4日続落した。54.85ドル(-0.24)。世界的な景気減速懸念がくすぶる中、原油需給の先行き不透明感が下押し要因となった。国際エネルギー機関(IEA)は12日公表の月報で「市場の需給は大幅な供給過剰に戻る見込みで、相場を圧迫するだろう。2020年に入っても当面は市場管理が困難な課題であり続ける」と予想した。OPEC主導による協調減産の効果を米国の増産が相殺するとみられている。ただ、米中貿易摩擦が緩和に向かうとの楽観的な見方からNYダウが上昇したため、同じリスク資産である原油の下げ幅は抑えられた。米中両政府は閣僚級貿易協議を10月上旬に控え、今週に入り歩み寄りの姿勢を見せている。トランプ米大統領は12日、対立が小さい分野に限定し、早期の妥結を目指す暫定合意の可能性も「考えるかもしれない」と述べた。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国のグループ「OPECプラス」は、今のところ協調減産幅の拡大を決めていない。北海ブレント原油は、60.22ドル(-0.16)。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドの原油買い越しは42万8205枚(前週比+4万4048枚)と増加。総取組高208万0994枚と前週比1421枚の減少。


*週末13日のシカゴトウモロコシは続伸。368.75セント(+1.50)。貿易をめぐる米中の緊張緩和を受けた大豆相場高が支援材料となった。大豆相場は米中が緊張緩和に向かう兆候と中国の輸入再開を背景に続伸した。一方、米国産トウモロコシの収穫が予想を上回るとの懸念が部分的に下げ圧力となった。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは7478枚(前週比+2万8490枚)と増加、売り越しに転じた。総取組高は162万5371枚と前週比5万4036枚の増加。


シカゴ大豆は続伸。898.75セント(+3.25)。米中貿易摩擦が緩和する兆候を背景に、3%超上昇した前日からさらに上昇した。中国は米国産大豆の輸入を再開。追加関税の対象からも除外した。

CFTC建玉9月10日時点:ファンドの大豆売り越しは4万6627枚(前週比-2万1643枚)と減少。総取組高は66万9501枚と前週比2万7369枚の増加。


*週末13日のNYダウは、米中貿易摩擦の緩和期待を背景に8営業日続伸した。2万7219.52ドル(+37.07)。トランプ大統領は12日、中国との貿易協議をめぐり、対立が小さい分野に絞った「暫定合意」も排除しない考えを示唆。また、中国国営新華社通信は13日、中国が米国産農産物の輸入再開に向け、米製品に課している報復関税の対象から大豆や豚肉などを除外すると報じた。市場では、10月の閣僚級貿易協議を前に両国が歩み寄りの姿勢を示したものと受け止められ、貿易摩擦緩和への期待から中国関連株を中心に買いが入った。8月米小売売上高は季節調整後で前月比0.4%増加し、市場予想の0.2%増を上回った。堅調な経済指標を受けて米景気の先行きに楽観的な見方が広がったことも株価の支援材料となり、一時95ドル高まで買われた。