9月19日(木)
【9月18日の海外相場および市況】
ny0918

*18日のNY外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した経済・金利見通しなどを受けて円売り・ドル買いが優勢となり、108円台前半に上昇した。108円39〜49銭。FRBはこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%引き下げを決めた。声明では「先行きに不確実性が残っている」と指摘。「景気拡大の持続に向け適切に行動する」と今後の利下げに含みを持たせた。一方で、FOMC参加者による経済・金利見通しでは、2019年の利下げ想定回数(中央値)が7月と今回の利下げを含めて「2回」で打ち止めとなり、FRBは市場が予想していたよりも金融緩和に慎重だとの見方が浮上し、一時108円50銭近くまで上昇した。

*18日のNY金は、対ユーロでのドル安などを背景に買われ、3日続伸した。1515.80ドル(+2.40)。ドルが対ユーロで弱含みに推移し、ドル建て金は割安感から買われやすかった。また、米イラン間の緊張の高まりも安全資産とされる金相場の支援材料。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を控えて、様子見が強く、小幅なレンジ内で推移した。FRBは政策金利の0.25%引き下げを発表。米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済・金利見通しで2019年の利下げ想定回数(中央値)が7月と今回の利下げを含めて「2回」で打ち止めとなった。年内1回の追加利下げを見込むFOMCメンバーが17人中7人にとどまったことから、想定よりも追加緩和に慎重との観測が浮上し、引け後の電子取引は大幅下落となり、1500ドルを割り込んでいる。

NY白金は反落。934.60ドル(-9.60)。
パラジウムも安い。1582.20ドル(-15.50)。

*18日のNY原油は、サウジアラビアの原油供給が想定以上に迅速に復旧するとの見通しが圧迫材料となり、続落した。58.11ドル(-1.23)。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は17日、無人機攻撃の影響で落ち込んだ国営石油会社サウジアラムコの産油量が月内に攻撃前の水準に回復するとの見通しを発表した。これを受けて過度の供給不安が後退した。石油施設への攻撃に対し、米・サウジ両国が軍事的選択肢も含めたイランへの報復措置の検討を本格化させる構えを示し、地政学的リスクへの警戒感が強まっているものの、需給面ではサウジの減産分は現在の過剰在庫で吸収できるとの見方が浮上しており、相場の下押し要因となっているようだ。米エネルギー情報局(EIA)が発表した13日までの1週間の国内原油在庫は前週比110万バレル増と、市場予想の250万バレル減に反して、5週ぶりに積み増しとなった。ガソリン在庫は80万バレル増(予想は50万バレル減)、ディスティレートは(留出油)在庫は40万バレル増(同50万バレル増)。サウジ国防省は、記者会見を開き、イランからの攻撃の「明白な」証拠として、ドローン(小型無人機)とミサイルの残骸を公開した。これを受け、中東の緊張状態が継続した。また、トランプ米大統領は18日、イランへの制裁を大幅に強化するように命じた。北海ブレント原油は、63.60ドル(-0.95)。原油相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による今年2度目の0.25%幅の利下げ決定の後も圧迫された。

*18日のシカゴトウモロコシは反発。371.25セント(+3.25)。前日の下落を受けたショートカバーと小麦相場高が支援材料。ただ、米中西部で平年より高い気温が月末まで続くとの予報が相場の上げ幅を抑えた。温暖な天候は作物の成熟を加速させ、霜によって作物が打撃を受けるリスクを減らすとみられている。

シカゴ大豆は続落。888.75セント(-5.00)。米国の生産地の好天候予想と、最近の中国による米国産大豆の買い付け量をめぐる失望感が強まった。今後2週間で米中西部の大半において平年より高い気温が予想されているため、霜による単収蹴減少懸念が後退した。


*18日のNYダウは、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が景気悪化の際には積極的に利下げに踏み切る考えを示したことで小幅続伸した2万7147.08ドル(+36.28)。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日の金融政策会合で、市場の予想通り、0.25%の利下げを決定。貿易摩擦や世界経済の減速、インフレ率の2%目
標未達などを背景に「先行き不透明感が残っている」と利下げの理由を説明した。FRBは「景気拡大持続のため適切に行動する」とし、今後の追加利下げも示唆。ただ、会合参加者17人による今後の金利見通しの中央値が、年内の利下げ打ち止めを示したことから、ダウの下げ幅は拡大し、一時約211ドル安まで下げた。しかし、パウエル議長が会合後の記者会見で、景気が一段と悪化すれば積極的に利下げに踏み切る考えを表明すると、NYダウは上昇に転じた。19日からワシントンで開かれる米中の次官級貿易協議を前に、協議進展期待に支えられ中国事業への依存度が高い銘柄の一角にも買い戻しが入った


【19日の経済指標】
未定   (日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表  -0.10%   
未定   (南ア) 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利  6.50%  6.50% 
07:45   (NZ) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]  2.5%   
10:30   (豪) 8月 新規雇用者数  4.11万人 
10:30   (豪) 8月 失業率  5.2% 
15:30   (日) 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 
16:30   (スイス) スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値  -0.75% 
17:00   (欧) 7月 経常収支(季調済)  184億ユーロ
17:30   (英) 8月 小売売上高(除自動車) [前年同月比]  2.9%  
17:30   (英) 8月 小売売上高 [前年同月比]  3.3%  2.6% 
20:00   (英) イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表  0.75%  0.75% 
20:00   (英) 英中銀資産買取プログラム規模  4350億ポンド  4350億ポンド 
20:00   (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:30   (米) 4-6月期 四半期経常収支  -1304億ドル  -1257億ドル 
21:30   (米) 9月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数  16.8  10.8 
21:30   (米) 前週分 新規失業保険申請件数  
23:00   (米) 8月 景気先行指標総合指数 [前月比]  0.5%  0.1% 
23:00   (米) 8月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]  542万件  539万件 


第225回
『おしえて陳さん』 
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*マーケットスクランブル出演
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