10月28日(月)
【10月25日の海外相場および市況】
ny1025

*週末25日のNY外国為替市場では、米中貿易協議の進展期待などから円売り・ドル買いがやや優勢となり、108円台後半に小幅上昇した。108円63~73銭。米通商代表部(USTR)は25日、ライトハイザーUSTR代表と中国の劉鶴副首相が電話で会談を行ったと発表。「最終決着に近づいている」と説明した。これを受けて、リスク選好姿勢が強まり、「安全資産」とされる円に売り圧力がかかった。NYダウや長期金利が上昇する中、一時108円77銭まで上昇した。

*週末25日のNY金は、米国の追加利下げ観測などを背景に買いが先行した後、利益確定の売りに押され、ほぼ横ばいとなった。1505.30ドル(+0.60)。米連邦準備制度理事会(FRB)は来週29、30日に金融政策決定会合を開く。追加利下げが有力視される中、金利を生まない資産である金塊に調整的な買いが入り、一時1520.90ドルまで上昇した。英国による欧州連合(EU)離脱をめぐる先行き不透明感も「質への逃避」の金買いを支えた。EUは25日、10月末に迫った英国の離脱期限の延期を容認する方針で一致したが、延期期間については結論を翌週に先送りした。買い一巡後は利益確定の売りなどに上げ幅を縮小した。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と中国の劉鶴副首相の電話会談後にUSTRが出した声明は、「複数の分野で最終決着に近づいている」と明記。近く再協議が行われるとされ、リスク警戒感が後退し、相場の重石となった。

NY白金は4日続伸。933.30ドル(+8.20)。
パラジウムは反落。1744.20ドル(-3.70)。


*週末25日のNY原油は、需給緩和懸念の後退を背景とした堅調地合いが継続した。56.66ドル(+0.43)。4日続伸。週間では5.36%上昇した。今週は、米エネルギー情報局(EIA)が公表した週報で、米原油在庫が予想外の取り崩しとなったほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国が一段の減産に踏み込む可能性が報じられ、供給過剰に対する警戒感が和らいだ。さらに、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した統計では、1週間の国内石油掘削リグ稼働数が前週比17基減の696基に縮小したことも強材料となった。北海ブレント原油は、62.02ドル(+0.35)。

*週末25日のシカゴトウモロコシは横ばい。386.75セント(±0.00)。低調な需要と収穫の進行が重石となった。低コストの産地との厳しい競争を背景にした弱い輸出需要が相場を抑制している。

シカゴ大豆は下落。920.25セント(-13.00)。米中西部の順調な収穫が押し下げ要因となった。週末には東中西部で降雨が見込まれているものの、その後は乾燥模様の予報が出ている。


*週末25日のNYダウは、米中貿易協議に進展がみられたことを好感し、反発した。2万6958.06ドル(+152.53)。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と中国の劉鶴副首相が電話会談を実施。USTRは米中が「複数の分野で最終決着に近づいている」と説明し、近く再協議を行うと明らかにした。米中の閣僚級貿易協議は、今月11日に「第1段階の合意」を表明して以来となる。トランプ大統領も、協議が「非常に順調だ」と発言。中国がより多くの米農産品を購入し、両国が合意に近づいているとの見方を示した。


【28日の経済指標】
未定   (NZ) 休場 
08:50   (日) 9月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比]  0.6%  
18:00   (欧) 9月 マネーサプライM3 [前年同月比]  5.7% 


第230回
『おしえて陳さん』 
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*マーケットスクランブル出演
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