11月19日(火)
【11月18日の海外相場および市況】
ny1118

*週明け18日のNY外国為替市場は、米中貿易協議の進展をめぐる不透明感から安全資産とされる円が買われ、ドル円は108円台後半に反落した。108円62〜72銭。米CNBCは18日、中国政府筋の話として、米中貿易協議「第1段階の合意」に署名することに「中国側は悲観的になっている」と伝えた。中国は発動済みの追加関税の撤回確約を署名の条件に位置付けているが、トランプ大統領が消極的になっていることなどが主因という。これを受けてリスク回避姿勢が強まり、円が買われた。米長期金利の低下も円買い・ドル売りの流れを後押しした。

*週明け18日のNY金は反発した。1471.90ドル(+3.40)。米中貿易協議の進展をめぐる不透明感から投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産として金が買われた。米CNBCは18日、中国政府筋の話として、米中貿易協議「第1段階の合意」に署名することに「中国側は悲観的になっている」と伝えた。中国は発動済みの追加関税の撤回確約を署名の条件に位置付けているが、トランプ大統領が消極的になっていることなどが主因だという。また、トランプ大統領が18日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とホワイトハウスで会談し、マイナス金利や米中貿易問題などを議論したとツイッターで明らかにしたことも、金の買い材料となったようだ。

NY白金は4日続伸。895.00ドル(+0.50)。
パラジウムは反発。1704.40ドル(+21.90)。

*週明け18日のNY原油は、米中貿易合意に懐疑的な見方が浮上する中、反落した。57.05ドル(-0.67)。米CNBCは18日朝、中国政府筋の話として、「第1段階」合意署名に「中国側が悲観的になっている」と伝えた。同国が署名の条件とする追加関税の撤回にトランプ大統領が後ろ向きな姿勢を示していることなどが主因だという。これに先立ち、劉鶴副首相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、ムニューシン米財務長官は週末に電話会談を行ったものの、具体的な進展はなかったもようで、市場では年内にも合意署名が実現するとの期待が後退した。1年4カ月にわたり続く米中貿易戦争は世界経済成長を鈍らせ、石油需要の伸びに関する予想が下方修正されている上に、2020年に供給過剰が生じるとの懸念が高まっている。米中貿易摩擦や世界景気の減速に伴うエネルギー需要の鈍化見通しが相次ぐ中、石油輸出国機構(OPEC)が12月上旬にウィーンで開く総会の行方にも注目が集まっている。市場では、OPEC加盟・非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」が来年3月で期限を迎える現行の協調減産体制の維持を決めるとの期待が広がっている。北海ブレント原油は、62.44ドル(-0.86)。

*週明け18日のシカゴトウモロコシは続落。367.75セント(-3.50)。南米で天候が回復するとの予測や、米中貿易合意をめぐる先行き不透明感が重石となった。米CNBCは、トランプ米大統領が追加関税の撤廃を渋っているため、中国政府は貿易合意に関して悲観的だと報じた。

シカゴ大豆は反落。910.25セント(-8.00)。南米で天気が好転するとの予報や、米中貿易協議をめぐる先行き不透明感が重石になった。一時910.00セントまで下落し、同限月としては今年9月30日以来の安値を付けた。予報によると、今週と来週はブラジルとアルゼンチンの作物地帯で好ましい降雨があるという。米CNBCは、トランプ大統領が追加関税の撤廃に消極的なため、中国政府が貿易合意に対して悲観的だと報じた。

*週明け18日のNYダウは、米中貿易協議の行方に引き続き注目が集まる中、小幅続伸した。2万8036.22ドル(+31.33)。2営業日連続で史上最高値を更新して引けた。米CNBCテレビは18日、中国政府筋の話として、米中貿易協議「第1段階」の合意への署名に「中国は悲観的になっている」と伝えた。中国は発動済みの追加関税の撤回確約を署名の条件と位置付けているが、トランプ大統領が撤回を渋っていることなどが理由という。協議進展への期待が後退し売りが優勢となった。一方、米商務省はこの日、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に対して5月から実施している制裁について、スマートフォンの保守などに関わる取引を暫定的に認める例外措置を延長すると発表。報道を受け、貿易摩擦が和らぐことを期待した買いが優勢となり、プラス圏に浮上した。ただ、前週末15日に初めて2万8000ドルの大台を突破した高値警戒感から当面の利益を確定する売りも出て上値は重かった。


【19日の経済指標】
06:45   (NZ) 7-9月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比]  0.5%  
09:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)金融政策会合議事要旨公表 
18:00   (欧) 9月 経常収支(季調済)
19:00   (欧) 9月 建設支出 [前年同月比]  1.2%  
22:30   (米) 10月 住宅着工件数 [年率換算件数]  125.6万件  131.8万件
22:30   (米) 10月 建設許可件数 [年率換算件数]  139.1万件  138.8万件


第231回
『おしえて陳さん』 
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*マーケットスクランブル出演
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