1月14日(火)
【1月10日の海外相場および市況】
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*週明け13日のNY外国為替市場では、リスク選好の流れが優勢となり、109円台後半に上昇した。109円89〜99銭。週末の間、イラン情勢や米中通商摩擦に関する新たな懸念材料が浮上しなかったため、欧州勢が参入した未明以降に円を売ってドルを買う動きが進み、一時109円95銭まで上昇した。米中両国は15日、貿易協議「第1段階」合意文書への署名を予定。これに合わせ、新たな包括経済対話の枠組み設置で合意したことを発表する見通しと米紙が報じた。さらに、米政府が近く公表する半期為替報告で、中国を対象とした「為替操作国」の認定を取り消したと伝わり、米中通商摩擦の緩和期待を高めた。ドル円は堅調に推移したが、節目の110円を目前に上げ渋る展開となった。

連休明け14日の東京外国為替市場のドル円相場は、米中関係が改善するとの期待からリスク選好姿勢が強まる中、110円台をうかがう展開となりそうだ。
予想レンジは109円80銭〜110円20銭。

米国が中国を為替操作国から解除したことが好感され日経平均株価の上昇もあってドル円は昨年5月23日以来の110円台に上昇した。

本日の主な経済統計は、日本の11月国際収支、中国の12月貿易収支など。海外時間には12月米消費者物価。


*週明け13日のNY金は、投資家のリスク回避姿勢が後退する中で、反落した。1550.60ドル(-9.50)。米中貿易協議「第1段階の合意」への署名を控える中、中国を対象とした「為替操作国」の認定の取り消しを報じた。中東情勢の緊迫化に対する懸念も一服する中、これまで安全資産として買われていた金は売りに押された。ただ、トランプ大統領は12日、イランが旅客機撃墜を認めたことを受けてテヘランなどで発生した抗議デモについて、ツイッターに「デモ隊を殺すな」と投稿。市場は米・イラン間の動向を引き続き注視している。

NY金は先週、約7年ぶり高値の1610.90ドルまで上伸。米軍による攻撃でイランの司令官がイラクの首都バグダッドで殺害されたことや、イランが報復としてイラク国内の駐留米軍基地をミサイルで攻撃したことが背景。ただ、米イラン間の軍事的緊張はそれ以上高まってはおらず、金上昇の勢いは弱まった。さらに、米中貿易合意文書の署名が予想されていることに後押しされ、株価は世界的に史上最高値水準で推移している。米ドルも主要通貨に対し上昇し、他通貨保有者にとって金が割高になったため、この日は売りが優勢となった。

NY白金は反落。982.10ドル(-3.90)。
パラジウムは続伸。2079.10ドル(+6.20)。


*週明け13日のNY原油は、イラン情勢をめぐるリスク警戒感が後退する中、米在庫過剰懸念などに押され、5営業日続落した。58.08ドル(-0.96)。イラン情勢をめぐる緊張がひとまず和らぎ、中東地域の原油供給逼迫懸念が後退し、急上昇した反動から売りが先行した。8日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報で、原油および石油製品の国内在庫が急増したことが再び弱材料視された。今季は平年よりも暖かく、ヒーティングオイル(暖房用油)の需要が伸び悩むとの懸念も重石となり、一時57.94ドルまで下落した。北海ブレント原油は、64.20ドル(-0.78)。


*週明け13日のシカゴトウモロコシは続伸。389.50セント(+3.75)。一時は389.50セントと3日以来の高値を付けた。コモディティー・ファンド筋は売り越しており、ショートカバーが入りやすくなっているという。

シカゴ大豆は反落。942.25セント(-3.75)。米中通商協議の「第1段階」の合意署名を今週控える中、テクニカルな売りが出たほか、ブラジルの産地で生育に好ましい雨が降ったことも重石となった。ブラジルの大豆産地であるリオグランデドスル州で週末に予想よりも多くの雨が降り、作物へのストレスが和らいだようだ。


*週明け13日のNYダウは、米中貿易摩擦の緩和期待から反発した。2万8907.05ドル(+83.28)。ウォール・ストリート・ジャーナルは11日、米中両国が新たな包括経済対話の枠組みを設置することで合意し、15日に予定する貿易協議「第1段階の合意」の署名に合わせて発表すると伝えた。また、米政府が近く公表する半期為替報告で、中国を対象とした「為替操作国」の認定を取り消したと報道。市場では両国の貿易摩擦が和らぐとの期待が強まった。市場は次の材料として企業業績に目を向けている。調査会社リフィニティブによると、S&P500種株価指数を構成する主要500社の2019年10〜12月期の純利益は前年同期比0.6%減と、2四半期連続の減益が見込まれている。


【15日の経済指標】
未定   (日) 黒田東彦日銀総裁発言   
18:30   (英) 12月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  1.5%  1.5% 
18:30   (英) 12月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]  1.7%  1.7%
18:30   (英) 12月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]  2.2%  
18:30   (英) 12月 卸売物価指数(コアPPI) [前年同月比]  1.1% 
19:00   (欧) 11月 鉱工業生産 [前年同月比]  -2.2%  -1.3% 
19:00   (欧) 11月 貿易収支(季調済)  245億ユーロ 
20:00   (南ア) 11月 小売売上高 [前年同月比]  0.3%  0.8% 
21:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  13.5%  
22:30   (米) 12月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]  1.1%  1.2% 
22:30   (米) 12月 卸売物価指数(PPIコア指数) [前年同月比]  1.3%  1.3% 
22:30   (米) 1月 ニューヨーク連銀製造業景気指数  3.5  4.0 
28:00   (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 


第235回
『おしえて陳さん』 
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*ストックボイス「FXフォーカス」出演
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*マーケットスクランブル出演
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