3月9日(月)
【3月6日の海外相場および市況】
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*週末6日のNY外国為替市場のドル円相場は、新型コロナウイルスの感染拡大や米長期金利の大幅低下を背景に円買い・ドル売りが進み、105円台前半に下落した。105円29~39銭。新型コロナの感染拡大による世界的な景気減速への懸念が再び台頭。NYダウが大幅安となるなどリスク回避姿勢が継続し、円に安全資産としての買いが集まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まる中で米長期金利が大幅低下し、史上最低水準を更新したことも円の支援材料。欧州時間には一時昨年8月下旬以来約半年ぶりとなる104円台を付ける場面もあった。2月米雇用統計は、景気動向を示す非農業部門就業者数は季節調整済みで前月から27万3000人増と、市場予想の17万5000人増を大きく上回ったが、新型コロナによる景気懸念が市場を覆う中で、あまり材料視されなかった。
*週末6日のNY金は、新型コロナウイルスの感染拡大に懸念が広がる中、続伸した。1672.40ドル(+4.40)。新型コロナウイルスの感染者数が世界的に拡大を続け、景気減速懸念が強まる中、安全資産とされる金は買われた。また、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行あし、ドル建て金は割安感から買われた。ただ、前日の急伸の反動から利益確定売りも出やすく、上値は重かった。新型コロナウイルスの感染拡大で株式市場が急落し、マージン・コール(追証)に充てるため、金は高値を付けたあと、売りが優勢になった。2月米雇用統計では、非農業部門の就業者数が市場予想を大幅に上回る内容だったものの、相場の反応は限定的だった。
NY白金は反発。896.40ドル(+30.70)。
パラジウムは反落。2439.20ドル(-30.20)。
*週末6日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国による追加減産協議の決裂を受けて売られ急落した。41.28ドル(-4.62)。3日続落し、2016年8月初旬以来約3年7カ月ぶりの安値となった。OPEC加盟・非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は6日、ウィーンで閣僚級会合を開催し。OPECは5日、ロシアの参加を条件に、世界全体の需要の約1.5%に当たる日量150万バレルの追加減産で合意していたが、産油量の削減をめぐり、ロシアなど非加盟国が難色を示し協議は決裂した。OPECプラスは追加減産を見送るだけでなく、協調減産を3月末で終了する。16年12月から続いた原油価格維持のための協調体制は事実上崩壊。これを受けて、新型コロナウイルスの感染拡大で原油需要が急減する中で供給が過剰になるとの懸念が台頭し、一時41.11ドルまで売り込まれた。OPECとロシアの3年にわたる協定は6日、ロシア側の協力拒否により激しい対立で終結することとなった。北海ブレント原油は、45.27ドル(-4.72)2017年6月以来の安値となった。

*週末6日のシカゴトウモロコシは続落。376.00セント(-5.75)。新型コロナウイルスの感染拡大が世界的な景気減速への懸念をあおり続ける中、米株安が重石になった。原油相場が大きく下落したことも圧迫材料だった。トウモロコシはエタノールを製造するために使用され、エネルギー市場と連動するとされる。
シカゴ大豆は続落。891.25セント(-5.75)。低調な輸出需要が下押し要因になったほか、新型コロナウイルスによる世界的な景気減速への懸念を背景に幅広く売りが出た。中国の輸入業者は米国産より割安なブラジル産の大豆を購入しているという。
*週末6日のNYダウは、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念を背景にした株安の流れが止まらず、続落した。2万5864.78ドル(-256.50)。下げ幅は一時900ドル近くに達した。新型コロナの世界的な感染拡大は、終息の兆しがみえない。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、感染者数は6日までに10万人を突破。死者数も3400人を超えた。米国内でも西海岸を中心に感染が広がっている。NY州でも感染者数が33人に達した。安全資産とされる債券が買われ、金利が低下したのを受け、金融株が大幅に下落した。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の6日の会合では、減産協議が決裂。原油相場が急落したのを受け、エネルギー関連銘柄も売られた。2月米雇用統計は、非農業部門就業者数の伸びが市場予想を大きく上回ったが、新型コロナの感染拡大の影響はほとんど反映されておらず、材料視されなかった。
【9日の経済指標】
8:50 (日) 1月 国際収支・経常収支(季調前) 5240億円
08:50 (日) 1月 国際収支・経常収支(季調済) 1兆7147億円
08:50 (日) 1月 国際収支・貿易収支 1207億円
08:50 (日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比] -1.6% -1.7%
08:50 (日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [年率換算] -6.3% -6.7%
14:00 (日) 2月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 41.9
14:00 (日) 2月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI 41.8
16:00 (独) 1月 貿易収支 152億ユーロ
16:00 (独) 1月 経常収支 294億ユーロ
16:00 (独) 1月 鉱工業生産 [前月比] -3.5%
16:00 (独) 1月 鉱工業生産 [前年同月比] -6.8%
21:00 (墨) 2月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.48%

第242回
『おしえて陳さん』 
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*ストックボイス「FXフォーカス」出演
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*マーケットスクランブル出演
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