【6月29日海外市況】
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*週明け29日のNY外国為替市場では、リスク選好姿勢の高まりから円売り・ドル買いが広がり、107円台後半に上昇した。107円53~63銭。欧州株や米国株の上昇に伴ってリスク選好が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まった。月末や四半期末要因の調整目的の売買も、円安・ドル高を促したとみられる。相場は約3週間ぶりの円安水準となる107円88銭まで売られた後は動意が弱まった。
*週明け29日のNY金は、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が高まる中、堅調に推移した。1781.20ドル(+0.90)。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナによる世界の死者数は50万人、感染者の累計は1000万人を超えた。米国では1日の新規感染者数が4万人に達しており、南部や西部を中心に経済活動を再度規制する動きが広がっている。カリフォルニア州は28日、ロサンゼルスなどでバーの再閉鎖を決めた。このため、安全資産である金の需要は衰えず、底堅く推移した。ただ、外国為替市場で主要通貨に対するドル高が進んだことから、ドル建て金の上値は抑えられた。
金ETFは、1178.90ドル(変わらず)。
NY白金は上伸。828.20ドル(+8.90)。
パラジウムも高い。1933.10ドル(+38.70)。
*週明け29日のNY原油は、景気回復への期待が盛り返し反発した。39.70ドル(+1.21)。欧州や中国の経済指標改善を受けて、景気回復への期待が広がった。6月のユーロ圏景況感指数は全体が75.7と、5月の67.5から改善。ただ、市場予想の80.0には届かなかった。また、中国の5月の工業部門企業利益は、6カ月ぶりに増加に転じた。一方、新型コロナによる世界の死者数は28日に50万人を突破した。米国の西部や南部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が増えていることも相場の重石となった。感染防止のため、南部テキサス州やフロリダ州などはバーの利用を規制。西部カリフォルニア州サンフランシスコ市は経済活動の再開を停止した。こうした動きが早期の景気回復の妨げになることが懸念されている。
*週明け29日のシカゴ・トウモロコシは大幅反発。326.25セント(+9.25)。
米農務省は30日、穀物在庫や作付面積報告を公表する。トウモロコシの作付けは農務省の3月予測から減少し、今月1日時点の在庫は4年ぶりの低水準となると見込まれている。
シカゴ大豆は小反発。866.50セント(+1.50)。米農務省が30日に作付面積や穀物在庫を公表するのを控え、ショートカバーが入った。一時は860セントまで下落し、今月17日以来の安値を付けた。市場では、大豆の作付面積は3月予測から増加し、今月1日時点の在庫は前年比で減少するものの依然として過去2番目の高水準となると予想されている。
*週明け29日のNYダウは急反発した。2万5595.80ドル(+580.25)。米連邦航空局(FAA)とボーイングは29日、737MAXの墜落事故の原因とみられている自動飛行制御システムの変更点を審査するための認証試験飛行を開始した。試験は3日程度かかる見通し。市場では同機の運航再開に向けた期待が高まり、ボーイング株など航空関連株を中心に買いが膨らんだ。また、5月米中古住宅販売仮契約指数は前月比44.3%上昇と、過去最大の伸びを記録。市場予想(18.9%上昇)を大幅に上回る内容となったことも相場を押し上げた。一方、米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界の感染者数の累計は1000万人、死者数は50万人に達した。米国でも経済活動を早期に再開した南部や西部の州で感染者が急増している。景気回復が遅れるとの警戒感が広がる半面、この日は米政府や金融当局による追加刺激策への期待が上回った。
【30日の経済指標】
08:30   (日) 5月 失業率  2.6%   
08:30   (日) 5月 有効求人倍率  1.32  
08:50   (日) 5月 鉱工業生産・速報値 [前年同月比]  -15.0%   
10:00   (中) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI) 
14:00   (日) 5月 新設住宅着工戸数 [前年同月比]  -12.9% 
15:00   (南ア) 5月 マネーサプライM3 [前年同月比]  10.47% 
15:00   (英) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]  -1.6%
16:00   (トルコ) 5月 貿易収支  -45.6億ドル  
16:00   (スイス) 6月 KOF景気先行指数  53.2  
18:00   (欧) 6月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]  0.1%  
18:00   (欧) 6月 消費者物価指数(HICPコア指数、速報値) [前年同月比]  0.9%
18:30   (南ア) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比年率]  -1.4%   
18:30   (南ア) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]  -0.5% 
21:00   (南ア) 5月 貿易収支  -350億ランド 
22:00   (米) 4月 ケース・シラー米住宅価格指数  222.21 
22:45   (米) 6月 シカゴ購買部協会景気指数  32.3  42.0 
23:00   (米) 6月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)  86.6  90.0 
25:30   (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言 

*マーケットスクランブル出演
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*ストックボイス「FXフォーカス」出演
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