【8月3日海外市況】
ny0803

*週明け3日のNY外国為替市場では、欧米の株高などを受けて安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが先行し106円台に上昇した。105円90銭~106円00銭。欧州の株高を背景に円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、ドルが優勢となった。堅調な米経済指標などを受けてNYダウが上げ幅を拡大する中、ドル買いが強まった。ただ、米国などで新型コロナウイルスの感染が再拡大し世界景気の先行きに懸念がくすぶる中で、上値は次第に重くなった。

*週明け3日のNY金は、世界的な景気回復が遅れるとの懸念が根強く、小幅続伸した。1986.30ドル(+0.40)。7営業日連続で史上最高値を塗り替えた。先週発表された4~6月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は統計開始以来最大の下落率を記録。米国などで新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、世界景気の先行きに懸念がくすぶっており、金はこの日も引き続き安全資産として買われた。ただ、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが優勢となり、ドル建て金に割高感が生じたほか、欧米の主要株価が全面高となったことから、金の上値は抑えられた。

NY白金は続伸。931.10ドル(+12.20)。
パラジウムは安い。2139.50ドル(-5.80)。

*週明け3日のNY原油は、米中などの製造業景況指数の改善が好感され続伸した。41.01ドル(+0.74)。7月米ISM製造業景況指数は54.2と、前月から上昇したほか、市場予想の53.6も上回った。また、7月中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が9年半ぶりの高水準となったほか、ユーロ圏の製造業PMIも堅調だった。これを受けて、エネルギー需要見通しに期待が広がり、原油が買われた。ただ、米国西部、南部を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大に懸念が広がる中、相場の上値は限定的だった。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟生産国で構成する「OPECプラス」が米国でのシェール増産を背景に減産を緩和するとの観測が広がっていることも相場の下押し要因。


*週明け3日のシカゴ・トウモロコシは続伸。328.50セント(+1.50)。安値拾いの買いが入ったほか、大豆先物相場の上昇に連れた。小麦相場の急落が、上値を抑制した。

シカゴ大豆は続伸。896.25セント(+3.75)。良好な輸出需要が追い風。米農務省によると、民間の輸出事業者は2020~21年度で26万トンの販売を報告した。


*週明け3日のNYダウは、マイクロソフトなどのIT株がけん引し続伸した。2万6664.40ドル(+236.08)。マイクロソフトは2日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収に向け、交渉を続けると表明した。トランプ大統領は安全保障上の懸念から同アプリの禁止を視野に入れていたが、強硬策は当面回避する。買収への期待からマイクロソフト株への買いが膨らみ、NYダウを押し上げた。7月米ISM製造業景況指数は54.2と前月から上昇し、好不況の節目とされる50を2カ月連続で上回った。市場予想の53.6も上回ったことから、リスク選好姿勢が強まった。一方、トランプ政権と議会与野党は、この日も新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加の経済対策をめぐる協議を続けた。トランプ大統領は協議難航を受けて大統領令発動の可能性を示唆し、このことが相場を支援した可能性がある。

【4日】
10:30   (豪) 6月 貿易収支  80.25億豪ドル   
10:30   (豪) 6月 小売売上高 [前月比]  16.9%  
13:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表  0.25% 
16:00   (トルコ) 7月 製造業購買担当者景気指数(PMI)  53.9   
16:00   (トルコ) 7月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  12.62%  12.10% 
18:00   (欧) 6月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]  -5.0%  
23:00   (米) 6月 製造業新規受注 [前月比]  8.0%  4.9%  


*マーケットスクランブル出演
https://www.mkt-s.com/past_video/

*ストックボイス「FXフォーカス」出演
https://www.stockvoice.jp/vod_playlists/PL84385BD60AE8CDE1