【9月15日海外市況】
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*15日のNY外国為替市場では、米低金利政策の長期化期待などから円買い・ドル売りが先行し、105円台前半に下落した。105円39~49銭。16日午後に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控え、新型コロナウイルス感染拡大に対する不透明感を背景に、当面の間は低金利政策が継続されるとの期待が強まり、円買い・ドル売りが先行した。8月米鉱工業生産指数は前月比0.4%上昇と、前月から大きく鈍化したほか、市場予想の1.0%上昇も下回った。米景気の先行きに懸念が広がり、円が買われた面もあった。NY連邦準備銀行が15日発表した9月のニューヨーク州製造業景況指数は17.0となり、前月(3.7)から上昇した。プラスは3カ月連続で、市場予想の6.0も上回った。6カ月先も40.3と前月(34.3)から上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動の再開が続き、現状や先行きへの楽観が広がっている。

*15日のNY金は、ドル安を背景に買いが入り、小幅続伸した。1966.20ドル(+2.50)。外国為替市場では、ドルが対ユーロで下落し、ドル建て金に割安感が生じたことから、金に買い戻しが入った。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に注目が集まる中、内容を見極めたいとの見方から積極的な商いは手控えられ、上値は限定的だった。もっとも、米連邦準備制度理事会(FRB)が、ハト派的な金融政策のスタンスを維持するとの期待が下げ幅を抑えた。

NY白金は続伸。982.20ドル(+23.50)。
パラジウムも高い。2414.50ドル(+90.10)。


*15日のNY原油は、ハリケーン「サリー」接近による供給懸念から反発した。38.28ドル(+1.02)。11月物は0.99ドル高の38.55ドルとなった。「サリー」は16日早朝までに米南部に上陸する見込み。米政府によると、メキシコ湾北部での石油生産の21%、天然ガス生産の25%が停止している。また、一部の輸出港も閉鎖。米国内の供給をめぐる懸念が広がっている。ただ、国際エネルギー機関(IEA)が15日に発表した月報で、2020年の世界の石油需要見通しを前回予想から引き下げたことから、需要先細り観測が再燃している。石油業界内では、新型コロナウイルス流行からの回復が想定よりも遅れると予想されており、需要懸念も台頭している。
国際エネルギー機関(IEA)は、2020年の見通しを日量20万バレル切り下げて同9170万バレルとし、景気回復ペースへの警戒感を示した。IEAは月報で「原油需要の回復は、下半期に著しく減速すると見込んでいる。回復が容易な部分は大半が既に実現した」と指摘。先進国の商用原油在庫については、7月に32億2500万バレルの過去最高を記録したとして、下半期の在庫取り崩し予想を引き下げた。石油輸出国機構(OPEC)は需要見通しを下方修正し、英石油大手BPは、需要のピークが19年だった可能性を指摘した。OPECは14日発表の月報で、今年の世界の原油需要が、日量946万バレル減少すると予想。前月の906万バレルから減少幅を拡大させた。
また、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行し、ドル建て原油に割高感が生じたため、上値は抑えられた。

*15日のシカゴトウモロコシは反落。366.00セント(-3.50)。前日に半年ぶりの高値を付け、利益確定の売りが出た。米中西部が収穫に好ましい天候になるとの予報も相場を押し下げた。米中西部は今後2週間、おおむね乾燥し温暖な天候になるとの予報が出た。このため、豊作が見込まれるトウモロコシの収穫が加速する可能性がある。米農務省は14日、トウモロコシの収穫は5%が終了したと発表。

シカゴ大豆は反落。991.50セント(-8.00)。利益確定売りが出たほか、米中西部が収穫期を好天で迎えるとの予報が嫌気された。米油実加工業者協会(NOPA)が15日に発表した。8月の大豆圧砕高は1億6505万5000ブッシェルだった。市場予想平均(1億6950万ブッシェル)を下回り、9カ月ぶりの低水準だった。米中西部は今後2週間、温暖で乾燥した天候となる見通し。大豆とトウモロコシの収穫が活発になるとみられる。

*15日のNYダウは、米中の経済指標の改善を支えに小幅続伸した。2万7995.60ドル(+2.27)。8月の中国小売売上高は、前年同月比0.5%増となり、8カ月ぶりにプラスに転じた。9月のNY州製造業景況指数も3カ月連続でプラスとなり、市場予想も上回った。米中の堅調な経済指標を受け、景気への楽観論が広がった。

【16日】
未定   (メキシコ) 休場   
未定   (日) 日銀・金融政策決定会合(1日目) 
未定   (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目   
17:30   (英) 8月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  1.0%  
17:30   (英) 8月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]  1.8%  ―
17:30   (英) 8月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]  1.6%  
17:30   (英) 8月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]  0.1%  
20:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  2.9%   
20:00   (南ア) 7月 小売売上高 [前年同月比]  -7.5%  
21:30   (加) 8月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  0.1%    
21:30   (米) 8月 小売売上高 [前月比]  1.2%  1.2%  
21:30   (米) 8月 小売売上高(除自動車) [前月比]  1.9%  1.1%  
23:00   (米) 7月 企業在庫 [前月比]  -1.1%  0.2% 
27:00   (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表  0.00-0.25%  0.00-0.25%  
27:30   (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長定例記者会見 


*ストックボイス「FXフォーカス」出演
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*マーケットスクランブル出演
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