【12月米農務省需給報告】
*米農務省が10日発表した12月の農産物需給報告では、2020~21年度の米国産トウモロコシの期末在庫を17億0200万ブッシェルに据え置いた。市場予想(16億9100万ブッシェル)を上回った。

米大豆の期末在庫は1億7500万ブッシェルと、前月の1億9000万ブッシェルから下方修正。市場予想(1億6800万ブッシェル)は上回った。


また、2020~21年度の世界全体の需給に関しては、トウモロコシの期末在庫予測を2億8896万トンと、前月報告(2億9143万トン)から下方修正した。市場予想(2億8926万トン)を下回った。生産高の引き下げが影響した。

19~20年度の期末在庫予測は3億0342万トンと、前月(3億0333万トン)から上方修正。生産高は11億1621万トンと、こちらも前月(11億1619万トン)から引き上げた。

一方、大豆の期末在庫予測は8564万トンと、前月(8652万トン)から下方修正した。市場予想(8511万トン)を上回った。生産高の引き下げなどが影響した。19~20年度の期末在庫予測は9546万トンと、前月(9534万トン)から上方修正。生産高は3億3647万トンと、前月(3億3669万トン)から引き下げた。

12月の農産物需給報告に大きな変化はなかった。
ただ、中国のトウモロコシの国内消費が上方修正されたことが注目される。

2020~21年度の中国のトウモロコシ国内消費は2億8550万トンと、前月の2億8200万トンから350万トン上方修正され、中国の旺盛な需要が示された。
 
また、南米の産地では生育に十分な降雨がない状況で、大豆の収穫とその後のトウモロコシの作付け作業が遅れるとみられており、米国産トウモロコシと大豆の輸出増につながる可能性がある。

中国の旺盛な需要を背景にとうもろこし相場は堅調に推移しそうだ。

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情報提供:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

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