【追加経済対策と良好な米経済指標にもかかわらず底堅い金相場】
*聖金曜日(GOOD FRIDAY)3連休明けのNY金は堅調。5日は1728.80ドル、6日は1743.00ドルで引け、2月25日以来約1カ月半ぶりの高値となった。

*3月31日、バイデン大統領はインフラや気候変動対策を中心に8年間で2兆ドル(約221兆円)超を投資する成長戦略を正式発表した。

これは、新型コロナウイルス危機を受けた約1兆9000億ドルの追加経済対策に続く大型財政政策となるもの。

財源確保へ連邦法人税率を21%から28%に引き上げることも提案した。

4月に示す社会福祉拡充策を含めた成長戦略は総額3兆ドルを超える可能性があり、戦時を除く財政支出としては大恐慌を受けた1930年代の経済対策「ニューディール政策」以来の規模になる。

*先週発表された他の米経済指標は良好だった。
30日に発表された米民間有力調査機関コンファレンス・ボードによる3月消費者景気信頼感指数は109.7と、1年ぶりの高水準となった。シカゴ景況指数は2年8カ月ぶりの水準に上昇した。

また、1日に発表された3月米ISM製造業景況指数は64.7と約37年ぶりの水準に大幅上昇。

注目された2日発表の3月米雇用統計(季節調整済み)は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月比91万6000人増と、前月(46万8000人、改定)から加速し、市場予想の64万7000人を大幅に上回った。これは、2020年8月(158万3000人増)以来7カ月ぶりの大きな伸び。失業率は6.0%と先月の6.2%から0.2ポイント改善した。

景気回復が勢いづいており、インフレ高進が懸念されるとの見方が金相場をサポートしているのだろう。

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