【4月7日海外市況】
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*7日のNY外国為替市場では、3月中旬に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨に注目が集まったものの、目立った反応はなく、109円台後半で小動きとなった。109円78~88銭。この日も米長期金利の上昇に一服感が見られたことから、109円台後半で軟調に推移。FOMC議事要旨の公表を前に、相場は狭いレンジを浮動。3月16~17日の議事要旨によると、経済は改善しているものの、FRBが見据える目標の達成には程遠いほか、新型コロナウイルスによるリスクが根強く、先行きはなお「極めて不確実」という認識で一致。基調的なインフレ圧力が依然として弱く、金融緩和を当面維持するとした。従来方針に沿った内容だったため、値動きは限られた。


*7日のNYダウは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で金融緩和の長期化が確認されたことを好感し、小幅反発した。3万3446.26ドル(+16.02)。米連邦準備制度理事会(FRB)は7日午後、3月のFOMC議事要旨を公表した。その中で、雇用最大化と物価安定に向けて一段と前進するまでは、現在の金融緩和を継続する姿勢を改めて確認した。根強い量的緩和の早期縮小懸念が後退し、株式の買いにつながった。ただ、NYダウは最近、史上最高値圏で推移しており、高値への警戒感から利益確定売りに上値は重かった。


*7日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を前に利益確定売りが優勢となり、5営業日ぶりに反落した。1741.60ドル(-1.40)。米労働省が6日に発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は市場予想に反して増加し、2年ぶりの高水準となった。2日発表の米雇用統計と合わせ、労働市場の改善トレンドが確認されたとして、景気の先行きに対する楽観的な見方が拡大。安全資産とされる金は売られ、一時1731.20ドルの安値を付けた。ただ、3月中旬に開催されたFOMC議事要旨の公表を午後に控え、下げ幅を縮小した。

金ETFは、1028.69トン(-0.36)。

NY白金は反落。1231.90ドル(-8.60)。
パラジウムも安い。2621.10ドル(-69.10)。


*7日のNY原油は、利益確定の売りやガソリン在庫の大幅積み増しを嫌気した売りが一巡し、続伸した。59.77ドル(+0.44)。米エネルギー情報局(EIA)が発表した2日までの1週間の米原油在庫は前週比350万バレル減と、減少幅は市場予想(140万バレル減)の2倍以上となった。一方、ガソリン在庫は20万バレル減の予想に対し、400万バレル増の大幅な積み増し。ガソリンの供給過剰懸念が原油の需給引き締まり期待を相殺する格好となった。利益確定の売りも重なり、一時58.12ドルまで下落した。ただ、売り一巡後は安値拾いの買いが入り、プラス圏に浮上。この日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、米経済は依然FRBの目標には程遠いとの見方で一致したことが明らかになり、金融緩和の長期化観測を改めて確認する内容だったことも好感された。

*7日のシカゴトウモロコシは続伸。560.50セント(+6.25)。需給報告では輸出の増加が示されるとみられる。4月1日までの週の旧穀トウモロコシの輸出成約が50万~90万トン、新穀は5万~30万トンと推定されている。

シカゴ大豆は反落。1408.75セント(-10.00)。米農務省の月間需給報告の発表を9日に控えて反落。需給報告では、南米産大豆が世界の需要を満たす中、米国の大豆輸出の減速が示されると予想されている。4月1日までの週の旧穀大豆の輸出成約が10万~40万トン、新穀は0~20万トンと推定されている。

【8日】
08:50   (日) 2月 国際収支・経常収支(季調済)  1兆4998億円 
08:50   (日) 2月 国際収支・貿易収支  -1301億円  
10:00   (NZ) 4月 NBNZ企業信頼感  0.0  
17:30   (英) 3月 建設業購買担当者景気指数(PMI)  53.3  
18:00   (欧) 2月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]  0.0%  
20:00   (メキシコ) 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  0.63%   
21:30   (米) 前週分 新規失業保険申請件数  


*ストックボイス「FXフォーカス」出演
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