【東京金テクニカル分析】
東京金週足を使って、2013年以降の展開を分析してみる。2013年2月の高値5081円(上場来の最高値)とそれ以降の最安値3750円(2013年6月の安値)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、高値から0.38倍押し=4575円、0.5倍(半値)押し=4415円、0.62倍押し=4256円となる。現在、0.62倍押しの水準は維持しているので上昇相場に発展する可能性はある。一目均衡表を見ると、雲の下側にあるものの、転換線と基準線を上回っており、9月最終週にねじれの時間帯を迎える。
MACDはゼロライン付近で横ばいに推移しており、方向性がまだ出ていない。RSI(相対力指数14週)は51.7%でほぼ中立状態にある。9月から10月にかけて方向性が出てくる可能性が高い。雲のねじれの時間帯に上方にブレイクすれば、半値押し=4415円、0.38倍押し=4575円を目安に上昇していくだろう。4575円を超えれば今年の高値4545円を上回るため、チャートパターン的にも上昇相場となるだろう。逆に、下落に転じた場合、今年の安値4075円と昨年12月の安値4001円が目安になるため4000円を目安にした下落相場になりそうだ。
*東京金週足
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