テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

2015年02月

2月27日(金)
【2月26日の海外相場および市況】
ny0226

*26日のNY金は、小幅続伸。米早期利上げ観測が後退する中、ショートカバーが先行した。中国の春節(旧正月)を終え、同国の実需筋の買い意欲がおう盛だったことも支援要因。ただ、堅調な1月の米耐久財受注や1月の消費者物価指数(CPI)の上昇を受け、ドルが対ユーロで上昇したため、ドル建て金の割高感につながり、上値は重かった。RSI(14日)=42.9%。白金は続伸。RSI(14日)=38.4%。

*26日のNY(WTI)原油は大幅反落。米エネルギー情報局(EIA)が前日公表した週報で、原油在庫の積み
増し幅が市場予想の2倍以上に膨らみ、この日の天然ガス在庫も予想ほど減少しなかったため、売りが優勢となった。1月の耐久財受注額が半年ぶりの高い伸びを記録したほか、消費者物価のコア指数も市場予想以上に上昇し、ドルの対ユーロ相場が上昇し、ドル建て原油価格に割高感が強まったことも売り要因となった。終値は10日、25日、50日の移動平均線を下回った。RSI(14日)=44.1%。北海ブレント原油も、需要回復に対する期待が後退して下落。

*シカゴトウモロコシは5日ぶりに反発。ブラジルのトラック運転手らのストによって、大豆が急伸したことも、トウモロコシの下支え要因になった。RSI(14日)=52.3%。

*シカゴ大豆が急反発。ブラジル産大豆は記録的豊作ながら、トラック運転手らのストによって、出荷が遅れる可能性が懸念されている。RSI(14日)=60.4%。

*26日のNY外国為替市場のドル円相場は、米経済指標や連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げをめぐる思惑から、ドル買い・円売りが進み、119円台前半に上昇した。1月の米消費者物価指数(CPI)は原油安の影響で、前月比0.7%低下と下落幅は6年1カ月ぶりの大きさとなった。ただ、エネルギーと食料品を除いたコア指数は0.2%上昇と、市場予想の0.1%上昇を上回った。1月の耐久財受注額は前月比2.8%増加した。市場予想は1.7%増。米景気回復の順調さを受けて、米10年物国債利回りが2.0%台に上昇し、ドルが買われ、円が売られる展開となった。さらに、セントルイス連銀のブラード総裁やサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が相次いで、経済情勢を踏まえた上でFRBによる夏以降の利上げの可能性について前向きな発言をしたことも、ドル買い要因となった。

*26日のNY株式市場は、原油価格の下落が嫌気され3日ぶりに反落した。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などを受けて、ダウ平均は前日まで2日連続で史上最高値を更新したため、利益確定の売りが先行。原油が大幅反落したことで、エネルギー株を中心に値下がりした。ただ、ギリシャ問題など世界経済の不安要因が後退する中、ダウの下げ幅は小幅だった。

【本日以降の主な経済指標およびイベント】
08:30 (日) 1月全国消費者物価指数 [前年比] +2.4% +2.4% 
   (日) 1月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] +2.5% +2.3%
08:30 (日) 1月失業率 3.4% 3.4%
08:50 (日) 1月鉱工業生産・速報 [前月比] +0.8% +2.7%
   (日) 1月鉱工業生産・速報 [前年比] +0.1% -3.1%
21:00 (南ア) 1月貿易収支 +68億ZAR -78億ZAR
22:00 (独) 2月消費者物価指数・速報 [前月比] -1.1% +0.6%
   (独) 2月消費者物価指数・速報 [前年比] -0.4% -0.3%
22:30 (米) 第4四半期GDP・改定値 [前期比年率] +2.6% +2.0%
23:45 (米) 2月シカゴ購買部協会景気指数 59.4 58.0
24:00 (米) 1月中古住宅販売成約 [前月比] -3.7% +2.0%
24:00 (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 93.6 94.0

3/1(日)
10:00 (中国) 2月製造業PMI 49.8
10:00 (中国) 2月非製造業PMI 53.7 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

2月26日(木)
【2月25日の海外相場および市況】
ny0225

*25日にNY金は、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受けたドル軟化による買いなどから、4営業日ぶりに反発した。イエレンFRB議長はこの日、2日目の議会証言でゼロ金利政策の解除まで「忍耐強く」対応するとの指針(フォワードガイダンス)を変更する場合は「利上げが適切かを検討することを意味する」と述べ、利上げのタイミングを慎重に検討する姿勢を強調した。これを受けてドル売りが進み、ドル建て金に割安感が生じ、金の買いが強まった。また、春節(旧正月)休暇が終了した中国の実需筋が市場に戻り、現物需要が高まったことも、支援要因。RSI(14日)=38.6%。市場では、2日間に渡るイエレンFRB議長の議会証言が、利上げ開始時期に関する明確な見解を引っ込めたことで、今後、少なくとも2、3回の会合で利上げに踏み切る公算は小さいとの見方が有力になった。

*白金も4営業日ぶりに反発。RSI(14日)=36.1%。昨日は、イエレン議長発言を受けて銀が3%超上昇し、パラジウムは約6週間ぶりの高値を付けた。

*25日にNY(WTI)原油は、原油需要の拡大期待や中国指標の改善などを追い風に買いが入り反発した。終値は3日ぶりに50ドルを回復し、25日と50日の移動平均線を上回った。RSI(14日)=50.6%。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物相が国内の講演で、市場は落ち着きを取り戻し、需要が拡大しつつあるとの見解を示したと伝わった。2月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は4カ月ぶりの高水準に上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した20日までの1週間の米原油在庫は前週比840万バレル増と、市場予想の400万バレル増を大きく上回り、過去最高の4億3407万バレルとなった。一方、ガソリン、ディスティレート(留出油)はそれぞれ310万バレル減、270万バレル減とともに在庫取り崩しとなった。原油在庫の急増を受けて一時48.43ドルまで下落したが、その後は石油製品の在庫減少が見直されて反発に転じた。

*シカゴトウモロコシは、トウモロコシを原料とするエタノールの潤沢な供給を受けて続落した。米エネルギー情報局(EIA)が25日発表した週報によると、20日時点の燃料エタノールの在庫は2159万4000バレルとなり、1週間前に比べ2.4%増えた。2012年4月以来、2年10カ月ぶりの高水準。原油安の影響で需要が低迷し、在庫が積み上がっている。RSI(14日)=48.2%。

*シカゴ大豆は現物市場が弱含んだほか、前日に6週間超ぶりの高値に上伸したことを受け利益確定の売りも出て反落。ブラジル産大豆の輸送に従事するトラック運転手らのストが終結するとの期待感が出たことも嫌気された。RSI(14日)=55.6%。

*25日のNY外国為替市場のドル円相場は、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を消化した後は手掛かり材料がなく、小動きで推移した。米商務省が発表した1月の新築住宅販売件数は前月比0.2%減の48万1000戸と、市場予想の47万戸よりも良い内容となったものの、相場の反応は限られた。ユーロは、過度のギリシャ財政不安が一服したことから、対円、対ドルともに上伸した。

*25日のNYダウは、原油高が強材料視され2日連続で史上最高値を更新して終了した。取引中では、一時1万8244.38ドルを付けて、取引時間中の最高値を更新した。その後は値上がり益をいったん確保するための売りが優勢となったが、引けにかけてプラス圏に戻した。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日も、議会で証言し、利上げを急がない姿勢を見せた。3月には、欧州の量的金融緩和が予定されており、米国の株式市場にも資金が流入するとの期待感が高い。


【本日以降の主な経済指標およびイベント】
17:55 (独) 2月失業者数 -0.9万人 -1.0万人 
17:55 (独) 2月失業率 6.5% 6.5%
18:30 (英) 第4四半期GDP・改定値 [前期比] +0.5% +0.5%
      (英) 第4四半期GDP・改定値 [前年比] +2.7% +2.7%
18:30 (英) 第4四半期個人消費 [前期比] +0.9% +0.8% 
18:30 (南ア) 1月生産者物価指数 [前年比] +5.8% +4.7% 
22:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 28.3万件 29.0万件 
22:30 (米) 1月消費者物価指数 [前月比] -0.4%(-0.3%) -0.6%
      (米) 1月消費者物価指数 [コア:前月比] 0.0%(+0.1%) +0.1%
      (米) 1月消費者物価指数 [前年比] +0.8% -0.1%
      (米) 1月消費者物価指数 [コア:前年比] +1.6% +1.6%
22:30 (米) 1月耐久財受注 [前月比] -3.4%(-3.3%) +1.6%
      (米) 1月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] -0.8% +0.5%
22:30 (加) 1月消費者物価指数 [前月比] -0.7% -0.4%
      (加) 1月消費者物価指数 [前年比] +1.5% +0.8%
23:00 (米) 12月住宅価格指数 [前月比] +0.8% +0.5%
30:45 (NZ) 1月住宅建設許可 [前月比] -2.1% 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【2月25日 国内市況と終値】
tk0225

*金は上昇。新甫2016年2月先限は、発会値比17円高の4612円で大引けた。NY金時間外相場が上昇し、買いが優勢となった。RSI(14日)=39.5%。NY金時間外相場は、米利上げ先送り観測から上昇した。イエレン議会証言前は、ハト派色が強かった1月のFOMCを踏襲したものになるのか、堅調な米雇用統計を受けてスタンスが変わるのか、見方が分かれていたが、ハト派的と捉えられ、6月とみられていた利上げ実施観測が後退した。ただ、米国が利上げの実施に向けて進んでいることに変わりがないことや、足元ギリシャの金融支援問題も一段落しているため、NY金が一段と上値を追う材料には欠けるようだ。白金もNY白金時間外高を背景に買いが先行し上昇した。新甫2016年2月先限は、発会値比21円高の4535円で大引けた。RSI(14日)=37.2%。

*中東産原油は3日続落。NY原油(WTI)時間外相場がしっかりで推移していたが、為替がやや円高に振れたため、次第に売り優勢となった。終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだものの、25日移動平均線にはサポートされた。RSI(14日)=53.3%。石油製品の3月当限納会値は、ガソリンが300円高の5万7490円、灯油が290円安の5万5760円。先限に関しては、ガソリン終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだものの、25日移動平均線にはサポートされた。RSI(14日)=53.3%。灯油終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだものの、25日移動平均線にはサポートされている。RSI(14日)=53.5%。NY原油(WTI)相場は、50ドル近辺で保ち合っている。米国の石油掘削リグ稼働数の減少ペースが鈍る中、原油在庫は大幅に増加している。米石油協会(API)が24日公表した週間原油在庫は前週比890万バレル増で、市場予想の400万バレル増を大幅に上回った。

*ゴムは3日ぶり反発。2月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が50.1となり、2014年10月(確報値50.4)以来4カ月ぶりの高水準を記録したことで買いが優勢となり、大幅に水準を切り上げる場面があった。ただ、春節(旧正月)の休場が明けた上海ゴム相場が、マイナスに転じると上げ幅を削った。昨日と本日の安値はいずれも25日移動平均線にサポートされている。RSI(14日)=54.3%。

*トウモロコシは3日続落。一時2万6680円まで値を下げ、13日(2万6480円)以来の安値を付けた。終値は10日と25日移動平均線を下回ったが、50日移動平均線を維持している。RSI(14日)=48.8%。一般大豆は下落。終値は25日高値を更新し、RSI(14日)=63.1%。昨日のシカゴ大豆は急伸し、一時1032セントと1月12日以来約6週間ぶりの高値を付けた。大豆の主要生産国ブラジルで、トラック運転手らによるストが発生したことが強材料視された。ブラジルの通貨レアルが下落したため、原油安にもかかわらず、ブラジルではトラック用のディーゼルの燃料価格が上昇し、トラックの稼動に支障がでているという。

*東京外国為替市場のドル円相場は、イエレンFRB議長の議会証言を終えて材料出尽くし感も広がり、118円台後半で保ち合いとなった。日中の値幅も50銭程度で動意薄い展開となった。

*日経平均株価は、利益確定売りが出て6営業日ぶりに小反落。ギリシャ情勢が進展し、米国での利上げ時期の後退見通しなど外部要因は改善し、国内の景気や企業業績の回復期待も根強いが、月末が近いこともあり、利益確定売りが優勢となったようだ。


2月25日(水)
【2月24日の海外相場および市況】
NY0224

*24日のNY金は、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受けて3営業日続落となった。終値が1200ドルを割り込んだのは、1月2日以来。25日安値ラインを更新した。RSI(14日)=36.5%。ユーロ圏財務相はこの日の電話協議で、ギリシャが提出した改革案を基本承認し、同国への金融支援が4カ月延長される見通しとなったことは、安全資産である金の売り要因となった。イエレンFRB議長による上院銀行委員会で、事実上のゼロ金利解除までにあと数回の会合を経る必要があると繰り返す一方、「忍耐強く」対応するとの指針(フォワードガイダンス)変更後はいつでも利上げが可能と言明し、金融政策正常化の時期は、経済情勢次第との姿勢を改めて強調した。市場では、6月の利上げは後退したとの見方が強まり、これは金のサポート要因となった。白金は3営業日続落。終値は25日安値ラインを更新し、RSI(14日)=33.2%。

*24日のNY(WTI)原油は、米石油在庫統計をにらんで5営業日続落となった。最近原油輸送が再開されたばかりのリビア南東部サリル油田が大雨による停電で再び送油停止を余儀なくされたとの報を受け、供給懸念から相場は上昇した。しかし、今夕発表の米石油協会(API)週報、25日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報が意識され、売られる展開となった。終値は10日、25日、50日の移動平均線を下回った。RSI(14日)=46.1%。ロイター通信の調査では、米原油在庫は先週、400万バレル増加したとみられている。北海ブレント原油は、0.24ドル安の58.66ドルで終了した。

*今朝発表されたAPI全米週間石油統計は、原油在庫が890万バレル増となり、市場予想を上回る大幅増加となった。ただ、NY時間外取引は+0.05ドルの49.33ドルと小反発。

*シカゴトウモロコシは3日続落。世界的に潤沢な供給状況や支援材料に欠けたことが相場を圧迫した。RSI(14日)=42.7%。シカゴ大豆は反発。ブラジルで起きた運送業者の抗議活動の影響で、新たに収穫された穀物の物流に遅れが出たことが支援材料となった。ザラバでは25日高値ラインを上抜いた。RSI(14日)=59.0%。

*24日のNY外国為替市場のドル円相場は、ギリシャ債務問題への不安後退でドル買い・円売りが強まったが、イエレンFRB議長の議会証言を受けて反落に転じ、一時118円50銭台まで下落した。朝方、欧州連合(EU)が、ギリシャの金融支援延長に向け同国が提出した改革案を基本承認したため、当面の財政破綻やユーロ圏離脱などへの不安が後退し、ドル円は一時119円84銭の高値に達した。市場のリスク回避姿勢の後退を受けて、円売りが強まった。しかし、イエレンFRB議長の上院銀行委員会における公聴会で、事実上のゼロ金利解除について「毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)で検討する」と表明したことを受けて、早期の利上げの可能性は小さいとの見方が強まって10年債利回りが低下し、ドルは売られ、円が買われた。

*24日のNYダウは、早期利上げ観測が後退し反発。ギリシャの債務問題をめぐる協議の進展を好感し、買い優勢で始まった。欧州連合(EU)はギリシャが提出した改革案を基本承認し、同国への金融支援延長が確認された。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は上院銀行委員会で、事実上のゼロ金利解除について「毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)で検討する」と表明、経済情勢を踏まえて利上げを判断する姿勢を強調した。市場では、発言がハト派的だったと見て、早期利上げ観測が後退し、株価を押し上げ、1万8200ドルの最高値圏で推移した。

【本日以降の主な経済指標およびイベント】
10:45 (中国) 2月HSBC/マークイット製造業PMI・速報 49.7 49.5
24:00 (米) 1月新築住宅販売件数 48.1万件 47.0万件
30:45 (NZ) 1月貿易収支 -1.59億NZD -1.58億NZD

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【2月24日 国内市況と終値】
tk0224

*金は変わらず。今晩のイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を前に様子見ムードが強まる中で、NY金時間外相場はやや軟化した。10日移動平均線と50日移動平均線はデッドクロスした。RSI(14日)=36.3%。日本時間25日午前0時から、イエレン議長は半期金融政策報告で議会証言を行う。市場は、利上げ開始時期をめぐる発言を注目している。ハト派色が強かった1月のFOMCに沿った内容になるのか、堅調だった1月の米雇用統計を反映してタカ派的な発言になるのか注目される。白金は反発。NY白金時間外相場の上昇や円相場の軟化を背景に切り返した。RSI(14日)=33.1%。

*中東産原油は続落。23日の欧米原油相場が、供給過剰への懸念から下落したことを受け、売りが先行した。先週末20日のNY原油(WTI)は、米石油掘削リグ稼働数が減少したとの調査結果にもかかわらず下落したが、全米の在庫が増えているため、リグ稼働数が減少しても、米国の原油生産は基本的に減らないとの認識が市場に広まっている。円安が一服していることも上値を重くしている。終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=53.6%。石油製品も原油相場の下落を受けて続落。ガソリンの終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=53.6%。灯油の終値は10日と50日の移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=53.9%。

*ゴムは原油安を受けて利食い売りに下落。新甫8月限は60銭下ざやの216円で発会し、発会値比2円50銭安の213円50銭で引けた。終値は継続足で10日移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=53.6%。

*トウモロコシは続落。シカゴトウモロコシ相場が下落したことから、手じまい売りが先行した。終値は10日移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=52.5%。一般大豆は急伸。シカゴ大豆時間外相場が上昇したのを眺めて、急反発に転じた。終値は25日高値に達した。RSI(14日)=57.9%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇を受けて119円台前半で底堅く推移している。ただ、今夜にイエレンFRB議長の議会証言を控えて積極的な買いは入っていないようだ。

*日経平均株価は、円相場の下落や米利上げの後退期待から買いが優勢となり昨年来高値を更新し、5営業日続伸した。ウクライナ情勢やギリシャの債務問題など海外不安が上値の重しとなったが、国内景気の先行き期待などから押し目買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による議会証言では、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容から変化があるかどうかが注目されている。市場では、先だって公表された議事録から、米利上げ時期が後退するとの思惑が強まっているようだ。

2月24日(火)
【2月23日の海外相場および市況】
ny0223

*週明け23日のNY金は、ギリシャ債務問題をめぐる警戒感の後退を受けて続落した。20日のユーロ圏財務相会合で、ギリシャ金融支援の延長について基本合意し、同国の財政破綻のリスクはひとまず回避された。このため、安全資産としての金は売られ、一時1190.60ドルまで下落した。ただ、為替市場では、米中古住宅販売統計が482万戸と予想の495万戸を下回ったことで、ドルが対ユーロで反落した。ドル建て金の割高感が弱まり買い戻され、終値は1200ドルを回復した。RSI(14日)=37.5%。市場の関心は、24、25日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に向いている。白金は金に連れて続落。RSI(14日)=33.2%。

*週明け23日のNY(WTI)原油は、供給過剰の長期化を警戒した売りが継続し、4営業日続落した。ベイカー・ヒューズ社によると20日までの1週間に国内の石油掘削リグ稼動数は1019基と前週から37基減少。2011年7月以来の低水準となったものの、週間ベースの減少規模は過去7週間で最も小さく、生産調整の遅れが懸念され売りが先行した。また、リビア東部の主要港が約1年ぶりに原油輸出を再開したとの報に加え、ギリシャ債務をめぐる先行き不透明感を背景とした欧州市場でのドル高・ユーロ安が嫌気され、売り圧力が強まった。終値は50ドルを割り込み、10日、25日、50日の移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=46.5%。ただ、厳しい寒波の影響で停電が発生し、米東海岸の主要製油所の一部で操業に支障が出ていることが背景に、ヒーティングオイル(暖房用油)が急伸。

*シカゴトウモロコシは、世界的に潤沢な穀物供給を背景に大幅続落し、約3週間ぶりの安値をつけた。終値は10日、25日、50日の移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=43.6%。シカゴ大豆は南米産の供給拡大観測で小安い。RSI(14日)=53.2%。

*週明け23日のNY外国為替市場のドル円相場は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を待つ中、118円台後半で小動きで推移した。欧州市場ではドル買い・円売りが優勢だったが、NY市場入り後は反転し、円買い・ドル売りの流れになった。市場は、24、25日から2日間の日程で行われるイエレン議長の議会証言から利上げに関する言及があるかどうかを待っている状況。

*週明け23日のNY株式市場は、原油価格の下落が嫌気されて小幅反落した。前週末は、ギリシャ支援の延長合意を受けてNYダウは大幅に値上がりし、史上最高値を更新したが、この日は売りが先行。特に原油相場が大幅続落したことで、エネルギー関連株を中心に売りが広がった。ただ、24、25日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を前に、利益確定売りが先行したが、下げ幅は限定的となった。前週公表された1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、利上げに対するFRBの慎重な姿勢が示された。

【本日以降の主な経済指標およびイベント】
上海休場(旧正月)
16:00 (独) 第4四半期GDP・確報 [前期比] +0.7% +0.7%
   (独) 第4四半期GDP・確報 [前年比] +1.4% +1.4%
16:00 (独) 第4四半期個人消費 [前期比] +0.7% +0.7% 
18:30 (南ア) 第4四半期GDP [前期比年率] +1.4% +3.8%
23:00 (米) 12月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +4.31% +4.30%
24:00 (米) 2月消費者信頼感指数 102.9 99.5 --
24:00 (米) 2月リッチモンド連銀製造業指数 6 6 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【2月23日 国内市況と終値】
tk0223

*金は続落。先週末20日のNY金は反落。ユーロ圏財務相会合でギリシャへの金融支援延長で基本合意したことを受け、リスクオフムードが後退し、安全資産の金は売られた。東京市場も売りが優勢となった。RSI(14日)=36.6%。先週末のNY金は、ユーロ圏財務相会合でギリシャへの金融支援延長で基本合意したことを受け、売りが優勢になった。一時1200ドルを割ったが、すぐに回復し底堅さを見せた。20日に開催されたユーロ圏財務相会合では、2月末で期限を迎えるギリシャへの金融支援に関し、4カ月延長することで基本合意した。23日までにギリシャ側が財政改革案を提示するという条件付きではあるものの、ギリシャの財政破綻やユーロ圏離脱懸念はひとまず後退したと評価された。市場は、24、25日にイエレンFRB議長が行う半期金融政策報告での議会証言を待っている状態。前回のFOMC議事要旨では、利上げの実施に関して慎重な意見が示されたが、FOMC後に公表された1月の米雇用統計の内容が強かったことから、FRBがハト派的なスタンスから、変化している可能性があるとの見方が多い。

*白金も続落。NY安を背景に売りが優勢となった。終値は4500円を割り込んだ。RSI(14日)=31.7%。

*中東産原油は反落。先週末20日のNY原油(WTI)が、在庫過剰感を背景に下落した流れを引き継ぎ、売り優勢となった。WTI時間外は堅調に推移したが、戻り売り圧力が強く、マイナス圏で推移した。RSI(14日)=56.2%。石油製品も反落。ガソリンのRSI(14日)=56.2%。灯油のRSI(14日)=57.4%。
*ゴムは急落。15年2月限が納会となり急落したことを受けて、他限月も整理売りが強まった。RSI(14日)=57.9%。2月限納会値は前日比10円40銭安の210円40銭となった。ただ、タイの減産期を控えているため、今後の先限の下落は限定的になりそうだ。

*トウモロコシはシカゴ相場安を受けて反落。RSI(14日)=55.5%。一般大豆は買戻しにしっかり。RSI(14日)=50.8%。シカゴ相場は先週末20日、米農務省が2015~16年度の米コーン生産高が前年度に比べ減少し、期末在庫も減るとの見方を示したものの、足元の在庫の水準の高さや需要の伸びがいまひとつであることから、売りが先行した。次の注目材料は、3月末に発表される作付け意向面積で、それまでは為替と内部要因に左右される展開になりそうだ。

*週明け23日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価が上げ幅を縮小したことが圧迫要因となり、119円前後で弱含みで推移した。市場は、24~25日に予定されるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上下両院での議会証言に注目している。

*週明け23日の日経平均株価は、前週末にNYダウが史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、買いが先行した。一時2000年5月2日以来となる1万8500円台に乗せる場面もあった。ただ、引けにかけて利益確定の売りが出て、上げ幅を縮めた。市場は、24~25日に予定されるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上下両院での議会証言に注目している。

2月23日(月)
【2月20日の海外相場および市況】
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*週末20日のNY金は、ギリシャ支援協議が前進したことで反落。早朝はギリシャ支援協議の行方が不透明なことから堅調に推移した。支援協議に決着がつかなければ、月末には現行支援枠組みが終了し、同国は財政破たんする可能性があるため、市場では警戒感が高まり、安全資産としての金に資金が流入した。しかし、引け前にユーロ圏財務相とギリシャが4カ月の金融支援延長で合意したとの報道が伝わると、相場は下落し、一時1200ドルを割り込んだ。ただ、終値は1200ドル台を維持した。ギリシャや他のユーロ圏諸国の当局者によると、ギリシャに対する金融支援の延長期間は、従来予想されていた6カ月ではなく4カ月になったとのこと。RSI(14日)=38.7%。CFTC建玉2月17日時点:ファンドの金買い越しは13万1734枚(前週比-2万3540枚)と買い越し幅は減少。総取組高は38万9530枚と前週比3702枚の減少。ファンドの買いが減少し、売りが増加している。

*白金は金に連れて反落。RSI(14日)=34.7%。CFTC建玉2月17日時点:ファンドの白金買い越しは2万7160枚(前週比-2167枚)と買い越し幅は減少。総取組高は6万7715枚と前週比2866枚の増加。ファンドの買い、売り共に増加している。

*週末20日のNY原油は、米原油在庫過剰感などが圧迫要因となり3日続落。終値は25日移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=49.6%。今週発表された13日までの1週間の米原油在庫は、APIが前週比770万バレル増、EIAが1430万バレル増と、いずれも市場予想の320万バレル増を大幅に上回る積み増しを記録したため、過剰在庫の長期化が一段と鮮明になり、一時49.91ドルまで売られた。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが20日午後公開したデータによると、最新週の同国石油掘削リグ稼動数は前週比37基減の1019基と減少数が市場予想よりも小さく、弱気派には物足りない材料となった。2011年7月中旬(1013基)以来の低水準となった。ただ、厳しい冷え込みを受けてヒーティングオイルが急伸し、原油も引けには買い戻され50ドル台を回復した。一方、北海ブレント原油は小幅高となった。CFTC建玉2月17日時点:ファンドの原油買い越しは55万2470枚(前週比-8089枚)と買い越し幅は減少。総取組高は168万9966枚と前週比2万7627枚の減少。

*週末20日のシカゴトウモロコシは、週末の利食い売りに反落。米農務省はアウトルック・フォーラムで、2015~16年度の米国のトウモロコシ期末在庫が、前年度比で減少するとの予想を明らかにした。また、週間輸出成約高によると、米国のトウモロコシの2014~15年度の週間純成約量は市場予想の上限を上回った。RSI(14日)=48.9%。CFTC建玉2月17日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは15万79枚(前週比-1万5993枚)と買い越し幅は減少。総取組高は136万2156枚と前週比3606枚の増加。商業筋の売りが増えている。

*週末20日のシカゴ大豆は利食い売りに反落。終値は1000セントを下回った。週間輸出成約高によると、米国産大豆の週間純成約量は62万1600トンと、市場予想を上回った。ただ、今後は、南米産が出回るため減少する見通し。RSI(14日)=53.5%。CFTC建玉2月17日時点:ファンドの大豆売り越しは2万8605枚(前週比-1万2508枚)と売り越し幅は減少。総取組高は70万2704枚と前週比2万4064枚の減少。

*週末20日のNY外国為替市場のドル円相場は、119円付近で小動きとなった。ユーロ圏財務相会合は20日、2月末で期限が切れるギリシャへの現行支援を4カ月間延長することで基本合意した。これを受けて、ギリシャをめぐる財政不安がひとまず後退したことから、安全資産としての円は売られた。ただ、合意はギリシャ支援を4カ月延長するにとどまり、先行きは依然として不透明との見方も根強く、値動きは限定的だった。

*週末20日のNY株式市場は、ユーロ圏による対ギリシャ金融支援の延長合意を好感して大幅反発し、昨年12月26日以来、約2カ月ぶりに史上最高値を更新して終了した。20日に開かれたユーロ圏財務相会合は、今月末で失効するギリシャへの金融支援を、4カ月間延長することで合意した。これを受けて、同国の財政破綻やユーロ圏離脱につながるのではとの警戒感が後退し、NYダウは一時1万8144.29ドルを付け、最高値を更新した。


【本日以降の主な経済指標およびイベント】
上海休場(旧正月)
08:50 (日) 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月20・21日分)
18:00 (独) 2月IFO景況指数 106.7 107.7
24:00 (米) 1月中古住宅販売件数 504万件 495万件 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【2月20日 国内市況と終値】
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*金は反落。NY金時間外相場が、19日の東京時間よりも水準を切り下げていたことから、売り先行となった。RSI(14日)=38.5%。18日に公表された1月27、28日開催のFOMC議事要旨の内容はハト派的ととらえられ、市場では米国の利上げ時期が先送りされるとの見方が広がり金は上昇した。ただ、このFOMCの後に公表された1月の米雇用統計では非常に強い内容が示されたため、1月のFOMC開催時に比べ、FRBの見方に変化が表れている可能性が高いとの見方になり、19日のNY金の上げ幅は縮小した。ギリシャ債務問題をめぐり、ギリシャがEU側に対し金融支援の6カ月延長を申請したことも、金にとっては圧迫要因。

*白金は反落。NY時間外の戻りの鈍さを眺めて売られた。RSI(14日)=33.0%

*中東産原油は反発。為替の円安と、底堅く推移するNY原油(WTI)時間外を眺めて買われた。RSI(14日)=59.6%。米石油協会(API)が18日に公表した週間原油在庫が前週比1430万バレル増と急増し一時49.15ドルまで売られ、12日以来1週間ぶりに節目の50ドルを下回った。その後、19日に出た米エネルギー情報局(EIA)の週報では増加幅が770万バレルにとどまったことから、18日の下げは行き過ぎだったとの見方が広がり、一転して52.14ドルまで上昇した。ただ、在庫は過去最高水準にあり、需給緩和感は根強い。石油製品も原油高につれて反発。ガソリンのRSI(14日)=58.8%。灯油のRSI(14日)=59.7%。

*ゴムは円安と原油高が強材料視され続伸。RSI(14日)=66.0%。タイ政府の現物買い介入が下値を支える一方、現物のつなぎ売り警戒が上値を抑えている。主要輸入国中国の春節連休が明けるまでは、レンジが続くとの見方が多い。

*トウモロコシは反発。19日のシカゴ相場の急伸に連れ高した。RSI(14日)=58.5%。一般大豆は堅調。ただ、シカゴ時間外の上値の重さを眺めて伸び悩んだ。RSI(14日)=47.2%

米農務省は、2015~16年度の米国のトウモロコシ作付面積見通しについて8900万エーカーとした。前年度の9060万エーカーからは減少となる。また、大豆の作付面積見通しについて、8350万エーカーとした。2014年からは20万エーカー減少となる。

*東京外国為替市場のドル円相場は、材料難から動意薄となり、118円台後半で保ち合っている。日経平均株価が堅調となる中、仲値にかけては輸入企業の買いもみられ、119円10銭近くまで反発したが、株価が伸び悩むとドル円も軟化した。市場は、ギリシャの支援申請を協議するユーロ圏財務相会合を待っている状態。

*日経平均株価は、為替の円安・ドル高を好感して3日続伸し、前日に続いて昨年来高値を更新した。円安を受けて輸出関連銘柄が業績向上期待を背景に値上がりした。ただ、上値では当面の利益を確保する売りが厚く、次第に上値は重くなった。

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