テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

2015年04月

4月23日(木)
【4月22日の海外相場および市況】
ny0422

*22日のNY金は反落。ギリシャへの追加金融支援をめぐる協議は進展せず、週末24日のユーロ圏財務相会合での合意は困難とみられているが、公的機関からの剰余金移管などの対策により、6月までの資金繰りは可能との見方を受け、「質への逃避」目的による金買いが一服した。また、ユーロ圏の4月消費者信頼感速報値が-4.6と予想の-2.5を大きく下回ったことから、ドルがユーロに対して買い戻されたことも重石となった。3月の米中古住宅販売件数が519万件と予想の503万件を大幅に上回り1年半ぶりの高水準を記録したことも売りを強めた。RSI(14日)=45.9%。白金は大幅反落。RSI(14日)=41.7%。

*22日のNY原油は続落。EIA発表の週報によると、最新週の米原油在庫は前週比530万バレル増と市場予想の290万バレル増を上回った。ただ、ガソリン在庫は210万バレル減(予想は70万バレル減)、ヒーティングオイル(留出油)は20万バレル減(同120万バレル増)と、それぞれ取り崩しとなった。国内受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫は70万バレル増と小幅にとどまったことから、それほどの弱材料にはならなかったようだ。RSI(14日)=62.6%。北海ブレント原油はイエメンでの戦闘再開を受けて反発。サウジアラビア軍が主導する連合軍は前日、イエメンでのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対する空爆終了を宣言したが、翌日には再び空爆を加えた。

*シカゴトウモロコシは3日続落。一時は3月18日以来の安値まで下落したが、その後はショートカバーで下げ幅を縮小した。鳥インフルエンザの拡大に伴い、養鶏業での消費が減少する可能性への懸念と米中西部の大半で、作付けに適した天気の改善が見込まれることが弱材料。RSI(14日)=47.7%

*シカゴ大豆は、輸出需要の減少に加え、鳥インフルエンザが大豆ミールの需要にも影響するとの懸念に圧迫されて続落。RSI(14日)=49.2%

*22日のNY外国為替市場のドル円相場は、米住宅関連指標が市場予想を上回る内容だったことを受けて反発した。米不動産業者協会(NAR)が発表した3月の米中古住宅販売件数が前月比6.1%増と、市場予想を大幅に上回る増加を示した。これを受けて、米景気先行きに期待が広がっ
たことから、円売り・ドル買いが強まった。ただ、ギリシャのデフォルト(債務不履行)への警戒感から、120円には届かなかった。ユーロは対円、対ドルともに上伸。

*22日のNYダウは企業決算が好材料となり反発。米企業決算では、ドル高の影響で収益が圧迫されているケースの一方で、市場予想を上回る発表が相次いでいることが好感された。中国政府が銀行カードの決済について、一定の条件を満たせば外資企業にも参入を認めることを決めたと報じられたことも支援要因。

【本日以降の主な経済指標およびイベント】
10:45 (中国) 4月HSBC/マークイット製造業PMI・速報 49.6 49.6 
16:30 (独) 4月PMI製造業・速報 52.8 53.0 
16:30 (独) 4月PMIサービス業・速報 55.4 55.5 
17:00 (EU) 4月PMI製造業・速報 52.2 52.6 
17:00 (EU) 4月PMIサービス業・速報 54.2 54.5 
17:30 (英) 3月小売売上高指数 [前月比] +0.7% +0.5% 
   (英) 3月小売売上高指数 [前年比] +5.1% +5.5%
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 29.4万件 28.7万件
23:00 (米) 3月新築住宅販売件数 53.9万件 51.5万件 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【4月22日 国内市況と終値】
tk0422

*金は反発。21日のNY金がドル安・ユーロ高やギリシャ債務問題が不安視されて反発したことから、買いが優勢となった。RSI(14日)=52.4%。白金は小幅続落。RSI(14日)=44.9%。24日にギリシャ問題に関するEU財務相会合が行われるが、今月末までに最終合意に達するのは、困難との見通しが強まっている。ギリシャとEUの間で交渉が進展するとの見方は少ない。ギリシャ問題が拗れれば、欧州株が下落し、ドル高・ユーロ安となってドル建て金には弱材料になるが、リスクオフ状態から金が買われる可能性もあり、上下どちらに動くか見極めにくい。

*中東産原油は大幅続落。21日の欧米原油相場は、米原油在庫増とサウジアラビアのイエメン空爆終了宣言を受けた中東地域の緊張緩和を受けて下落したため、売りが優勢となった。API週間在庫統計も弱気な内容で、NY原油時間外相場が下落していることから、売りが継続した。RSI(14日)=55.4%。石油製品も原油に追随して続落。ガソリンのRSI(14日)=56.8%。灯油のRSI(14日)=56.5%。米石油協会(API)が21日発表した週間統計では、17日までの1週間の原油在庫は前週比550万バレル増となり、市場予想の290万バレル増を上回った。今夜、米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計が公表されるが、API同様に弱い内容になるとの観測が強まっている。サウジアラビア軍が21日、サウジ主導の連合軍によるイエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対する空爆作戦を終了すると宣言したため、中東をめぐる地政学的リスクが和らぎ、リスクプレミアムが剥落した。

*ゴムは続伸。中東産原油安を受けた利益確定売りに伸び悩んだが、上海ゴム相場の上昇を受けて引けには引き戻した。終値は25日移動平均線を上回った。RSI(14日)=52.1%。先限は一時前日比2円高の205円40銭を付け、約半月ぶりに205円台を回復した。

*トウモロコシは続落。シカゴトウモロコシが鳥インフルエンザ感染による需要減退観測を背景に下落したことから、売りが優勢となった。RSI(14日)=37.6%。一般大豆も安い。RSI(14日)=37.2%。シカゴトウモロコシ時間外相場は、米国での鳥インフルエンザの拡大が懸念されて続落している。米国は世界最大の鶏肉生産国で、米農務省が9日発表した食肉の需給見通しによると、2014年はおよそ1730万トンを生産し、全世界の約2割を占めている。インフルエンザ流行阻止のために大規模な殺処分となれば、飼料需要の減退につながると見られている。

*東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が2万円を突破して堅調に推移したものの、伸び悩んだ。為替独自の要因に欠け、上値を追うには力不足のようだ。

*日経平均株価は大幅続伸。日銀が30日に開催する金融政策決定会合で、追加金融緩和に踏み切るとの観測が市場で広まり、上げ幅は一時235円に拡大し、終値は2000年4月14日以来、15年ぶりに2万円台で引けた。


第11回 『おしえて陳さん』 
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4月22日(水)
【4月21日の海外相場および市況】
ny0421

*21日のNY金は、ギリシャの財政不安を受けて反発した。欧州連合(EU)高官は、ギリシャでの金融支援問題について4月末までに最終合意に達するのは極めて困難だと述べ、ギリシャのデフォルト(債務不履行)観測が強まった。欧州中央銀行(ECB)が緊急流動性支援(ELA)の担保としてギリシャの銀行が差し出した証券に対するヘアカット率(担保価値の削減率)の拡大案を提示した。これを受けて、リスク回避姿勢が強まり、質への逃避から金が買われた。RSI(14日)=52.9%。白金は反発。RSI(14日)=48.7%。

*21日のNY原油は反落。I5月限は納会を迎え、前日終値比1.12ドル安の55.26ドルで引けた。サウジ主導の連合軍は、イエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対して3週間行ってきた空爆を終了したと発表した。今後は治安や反テロ、援助や政治的解決に力を入れる方針で、中東の緊張が和らいだ。また、米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)の週報発表を前に、米原油在庫の一段の積み増し観測が出ていることが売り要因となった。RSI(14日)=62.9%。北海ブレント原油も下落。

*引け後に発表されたAPI報告では、原油在庫は550万バレル増加と市場予想の290万バレル増加を上回った。ガソリンは110万バレル増、ディスティレートは170万バレル増、クッシング在庫は57万2000バレル増だった。予想以上の在庫増加を受けて、NY原油時間外は0.17ドルほど安い56.45ドルで推移している。

*シカゴトウモロコシは、鳥インフルエンザの感染が穀物需要を減らすとの見方から続落した。米国での作付けが進展したことも弱材料となった。作付けは、4月19日時点で9%が完了したが、乾燥した天候が予想されており、中西部の大半で今週末まで作付け作業が進展する見通し。RSI(14日)=41.8%。シカゴ大豆は、利食い売りに押され、6営業日ぶりに反落した。RSI(14日)=52.1%。

*21日のNY外国為替市場のドル円相場は、米長期金利の上昇につれた動きから119円台後半に反発した。一時119円83銭まで反発したが、材料不足からその後は上げ幅を縮小した。ユーロは、欧州中央銀行(ECB)がギリシャの銀行に対する融資をめぐり、担保の掛け目を落とす方針との報を受けて朝方に売られたが、その後は買い戻された。

*21日のNY株式市場は、大手企業の1~3月期決算が思ったほど芳しくなかったことを受けて反落。IBMの決算は12四半期連続の減収。デュポン、トラベラーズの決算も減益となった。ドル高の影響により、他の企業も業績が悪化するのではとの見方が広がり、売られた。ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長はこの日、対ギリシャ支援問題の決着に数週間かかるとして、合意が5月以降にずれ込むとの見方を示唆した。これを受けて、ギリシャ国債の利回りが上昇。同国のデフォルト(債務不履行)懸念が高まったことも、売り要因となり、一時、105ドル安まで下落した。


【22日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 3月通関ベース貿易収支 -4246億円(-4250億円) +446億円 
10:30 (豪) 第1四半期消費者物価 [前期比] +0.2% +0.1%
   (豪) 第1四半期消費者物価 [前年比] +1.7% +1.3%
17:00 (南ア) 3月消費者物価指数 [前年比] +3.9% +4.1% 
17:30 (英) BOE議事録
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 7.50%
22:00 (米) 2月住宅価格指数 [前月比] +0.3% +0.5% 
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数 488万件 503万件 
23:00 (ユーロ圏) 4月消費者信頼感・速報 -3.7 -2.5 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【4月21日 国内市況と終値】
tk0421

*金は小幅安。20日のNY金が、ドル高や株高を背景に反落したため、売りが優勢となった。RSI(14日)=46.9%。白金は反落。NY時間外の上値の重さを受けて売りが優勢となった。RSI(14日)=45.3%。NY金は強弱材料が交錯し、保ち合いが続きそうだ。週末24日にはギリシャの債務問題をめぐり、ユーロ圏財務相会合が開催される。当面の問題を解決しても、根本的な問題を先送りしているだけで、ギリシャ問題の混迷が今後も下支え要因になりそうだ。一方、米国の年内利上げは確実視されており、上値を抑える要因になっている。

*中東産原油はNY時間外の下落を受けて反落。RSI(14日)=62.1%。石油製品も原油安に連れて反落。ガソリンのRSI(14日)=62.2%。灯油のRSI(14日)=63.3%。

*ゴムはCBを伴う大幅反発。為替の円安や、上海ゴム相場の急伸を眺めて買いが膨らんだ。RSI(14日)=49.5%。

*トウモロコシは下落。シカゴ時間外が軟調に推移し、売りが優勢となった。RSI(14日)=43.6%。
一般大豆はまちまち。20日のシカゴ相場は中国の金融緩和を背景に続伸したが、東京市場では整理売りが強まった。RSI(14日)=39.0%。19日時点の米トウモロコシの作付け進捗率は9%で、過去5年平均の13%を下回った。ただ、トウモロコシと小麦、大豆はいずれも繰り越し在庫が豊富な上、ドル高によって輸出需要が抑制されているため、強材料視されていないようだ。

*東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇を受けて一時119円50銭台まで上昇したが、上値では利食い売りが出て、119円台半ばで伸び悩んだ。

*日経平均株価は3日ぶりに反発。欧米の株高を背景に外部環境が好転したことを受けて、押し目買いが強まった。中国の追加緩和により、世界経済の減速懸念が後退したため、アジア主要株式市場が堅調に推移したことが強材料視された。ただ、ギリシャのデフォルト(債務不履行)に対する懸念は、上値の重石となりそうだ。


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4月21日(火)
【4月20日の海外相場および市況】
ny0420

*週明け20日のNY金は、ドル高や株高を背景に反落した。RSI(14日)=48.7%。中国人民銀行(中央銀行)が19日に預金準備率の引き下げを発表したことをきっかけに、為替市場ではドル買いが強まった。米株の上昇や企業の好決算を受けて投資資金が金市場から株式市場へ流れているようだ。また、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥るのではないかとの懸念もドル買い・ユーロ売りを強めた。ドル建て金は、相対的な割高感を受けて下落した。白金もドル高を受けて4日ぶりに反落。RSI(14日)=47.3%。

*週明け20日のNY原油は、供給過剰懸念から売りが先行したものの、中東不安などを背景に反発した。RSI(14日)=67.6%。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相はロイター通信とのインタビューで、4月の同国の原油生産が日量1000万バレル近辺で、過去最高に迫る水準で推移していることを明らかにした。供給過剰感が意識されて売りが強まったが、売り一巡後には、地政学的リスクを回避するため買い戻しが入り、57ドルを超えた。サウジ主導の連合軍がイエメン各地でイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」に空爆を続行している。サウジの治安当局が国内の商業施設か石油施設を標的としたテロの危険があるため、警備を強化したとの報道が地政学的リスクを高めた。米国の原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が減少したとの報道も強材料視された。北海ブレント原油は、一時1ドル以上下落したが、結局は変わらずで引けた。

*週明け20日のシカゴトウモロコシは、ドル高を受けた利益確定売りに押されて反落した。ただ、米中西部産地での降雨により作付が遅れるとの見方は下支え要因となった。RSI(14日)=46.4%。シカゴ大豆は、中国の預金準備率引き下げを受けて5日続伸。また、ブラジルのトラック運転手のストが実施された場合、同国の輸出に支障が出るとの懸念も支援材料となった。RSI(14日)=52.7%。

*週明け20日のNY外国為替市場のドル円相場は、米長期金利の上昇を受けて119円台前半に反発した。中国人民銀行が週末、金融機関の預金準備率の引き下げを発表したことを受け、中国の景気テコ入れ効果に対する期待感から欧米株式相場が上伸し、これに伴って、米長期金利が上昇し、ドルは対主要通貨で上昇した。ユーロは下落。ギリシャと欧州連合(EU)などとの追加金融支援をめぐる交渉が難航していることで、同国のデフォルトやユーロ離脱に対する懸念が強まる中、ユーロ売り圧力が強まった。

*週明け20日のNYダウは、中国の追加金融緩和を好感して大幅反発した。先週末はギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念の再燃や中国の空売り規制の緩和などが嫌気されて大幅安となったが、週明けは中国の追加金融緩和が世界経済の減速懸念を後退させ、リスクオンの展開となった。米主要企業の2015年1~3月期決算発表で、好業績企業が市場予想を上回る利益を上げたことも強材料視された。


【21日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) RBA議事録
18:00 (独) 4月ZEW景況感調査 54.8 55.3 
18:00 (EU) 4月ZEW景況感調査 62.4 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【4月20日 国内市況と終値】
tk0420

*金は変わらず。前週末17日のNY金は上昇したが、東京市場では、為替が円高に振れたため、買いが継続しなかった。終値は50日移動平均線を下回った。RSI(14日)=47.6%。白金はNY高を受けて小反発。ただ、終値は50日移動平均線を回復できなかった。RSI(14日)=49.9%。中国人民銀行は19日、金融機関の預金準備率を20日付で1.0%引き下げると発表した。1~3月期の同国GDPは前年比7.0%増と低調となり、中国景気の減速が鮮明となり、追加緩和により景気を下支えする状況となった。NY金時間外相場は、中国の追加緩和を受けて続伸。中国の追加緩和で経済が回復し、金への買いが膨らむとの見方が出ている。また、週末24日には、ギリシャ問題をめぐってユーロ圏財務相会合が行われるが、ギリシャ問題への懸念からリスクオフ姿勢が強まり、金には強材料となりそうだ。

*中東産原油は上伸。NY原油時間外反発を受けて買いが優勢となった。RSI(14日)=64.3%。石油製品も原油に連れて高い。ガソリンのRSI(14日)=65.2%。灯油のRSI(14日)=68.0%。NY原油は、50ドルを挟んだレンジ相場を形成していたが、4月15日に節目の55ドルを上抜き、16日には一時57.42ドルと、2014年12月以来約4カ月ぶりの高値を付けた。チャート的にもダブルボトムが完成された格好になり、テクニカル的にも押し目買いが入りやすくなっている。中国人民銀行(中央銀行)が20日付で、金融機関の預金準備率を1.0%引き下げたことも、強材料視されそうだ。目先は過去最高水準にある米原油在庫が重石となりそうだが、ガソリン需要が本格化する米国のドライブシーズン(5月25日メモリアルデー)頃には、地合いはさらに強まる可能性がある。

*ゴムは続落。中東産原油高を受けて堅調に始まったが、その後は戻り待ちの売りに値を消した。RSI(14日)=37.3%。中国人民銀行が19日、市中銀行の預金準備率を20日付で1.0%引き下げると発表したが、東京や上海のゴム相場にはほとんど影響していないようだ。

*トウモロコシは小幅安。円高を受けて、先限はマイナス圏に沈んだ。RSI(14日)=46.1%。一般大豆も円高を受けて下落。RSI(14日)=37.6%。シカゴ大豆相場は時間外取引で一段と上昇し、約2週間ぶりの高値水準まで上昇している。ブラジルでは23日からトラック運転手のストが計画されていることや、中国人民銀行(中央銀行)が金融機関の預金準備率を1.0%引き下げる追加緩和策を発表したことなどが強材料視されたようだ。

*週明け20日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の下落を受けて118円台半ばから後半で軟調に推移した。特に材料もなく、整理商い主体の展開だったようだ。

*日経平均株価は小幅続落。ギリシャの財政不安が重しとなり、幅広い銘柄が売られた。24日には、この問題を協議するユーロ圏財務相会合が予定されており、会合の結果が出るまで買いにくい状況という。一方、中国人民銀行が19日発表した金融機関の預金準備率を引き下げる追加緩和策が中国の景気回復に寄与するとして、日本株の下支え要因となった。


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4月18日(土)
【4月17日の海外相場および市況】
ny0417

*17日のNY金は、ドルの堅調に圧迫されたものの買い戻しが入り、1200ドルの大台を回復して引けた。RSI(14日)=53.1%。3月の米消費者物価指数(CPI)は全体、コア指数ともに前月比0.2%上昇。全体の伸びは市場予想の0.3%上昇を下回ったものの、コアは予想と一致し、年内の利上げ観測要因となり、ドル買いが強まった。3月のコンファレンス・ボード景気先行指標総合指数が予想ほど改善しなかった一方、ミシガン大学調査の消費者景況感指数(4月暫定値)は大きく上昇した。ただ、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が再燃する中、リスクオフからドルが売られ、金は反発した。CFTC建玉4月14日時点:ファンドの金買い越しは9万8397枚(前週比-2360枚)と買い越し幅は減少。総取組高は39万5089枚と前週より4518枚増加。ファンドは買いと売りを増やしている。

*白金は3日続伸。RSI(14日)=53.9%。CFTC建玉4月14日時点:ファンドの白金買い越しは2万9367枚(前週比+973枚)と買い越し幅は微増。総取組高は6万8699枚と前週より439枚増加。ファンドは買いと売りを減らしている。

*17日のNY原油は、需給緩和懸念や米株安を背景に売られ反落した。RSI(14日)=62.3%。週間では7.9%高と5週連続で上昇した。前日に発表された石油輸出国機構(OPEC)の月報で、3月の加盟国の産油量が大幅増加したため、需給緩和懸念が広がった。また米株の大幅安も弱材料となった。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した3月の米景気先行指数が市場予想を下回ったことも、圧迫材料だった。ただ、イエメンを中心とした中東情勢の悪化により、下値は支えられた。CFTC建玉4月14日時点:ファンドの原油買い越しは28万2160枚(前週比+3万117枚)と買い越し幅は増加。総取組高は177万4773枚と前週より3万1040枚増加。ファンドは買いを増やし、売りを減らしている。北海ブレント原油も利益確定売りが出て反落。ただ、週間では9.6%上昇した。

*米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが17日公表した報告によると、今週の同国内の石油掘削リグ稼働数は、前週比26基減の734基と2010年以来の低水準となり、過去最長の19週連続減少となった。

*シカゴトウモロコシは4日続伸。RSI(14日)=48.1%。ここ数日間の降雨により、米国の複数の地域では作付け作業が中断したものの、全般的には生育環境にとって好都合とみられている。CFTC建玉4月14日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは4万6025枚(前週比-4万3870枚)と買い越し幅は大幅に減少。総取組高は140万7876枚と前週より4万9527枚増加。ファンドは買いと売りを増やしている。

*シカゴ大豆は4日続伸。来週はブラジルでトラック運転手らのストが予定されており、同国からの大豆の輸出が滞るとの懸念が強材料視されている。RSI(14日)=47.9%。CFTC建玉4月14日時点:ファンドの大豆売り越しは3万7215枚(前週比-2万6177枚)と売り越し幅は増加。総取組高は79万4398枚と前週より4万443枚増加。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末17日のNY外国為替市場のドル円相場は下落した。3月の米消費者物価指数(CPI)は全体、コア指数ともに前月比0.2%上昇。全体の伸びは市場予想の0.3%上昇を下回ったものの、コアは予想と一致し、年内の利上げ観測要因となり、ドル買いが強まった。3月のコンファレンス・ボード景気先行指標総合指数が予想ほど改善しなかった一方、ミシガン大学調査の消費者景況感指数(4月暫定値)は大きく上昇した。ただ、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が再燃する中、安全通貨とされる円の買いが強まり、一時118円50銭台まで円高が進んだ。ただ、週末要因から、引けにかけて買い戻された。

*週末17日のNY株式相場は大幅続落。中国当局が空売り規制を緩和するとの報を受け、売り圧力が強まるとの警戒感が強まり、加えて、ギリシャが債務不履行に陥る可能性が意識された。3月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も0.2%上昇したが、支援材料にはならなかった。金融大手のアメリカン・エキスプレスは、前日の引け後に発表した1~3月期決算が市場予想を上回ったものの、為替変動の影響で海外カード事業の売上高が16%減だった。ドル高が市場で懸念されている。

【20日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 第1四半期消費者物価 [前期比] -0.2% -0.2% 
   (NZ) 第1四半期消費者物価 [前年比] +0.8% +0.2% 
15:00 (独) 3月生産者物価指数 [前年比] -2.1% -1.6%

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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4月17日(金)
【4月16日の海外相場および市況】
ny0416

*16日のNY金は、利益確定売りに小反落した。終値は1200ドルの節目を割り込んだ。RSI(14日)=50.9%。米フィラデルフィア連銀の4月の製造業景況指数が7.5と、4カ月ぶりの高水準となり、市場予想の6.0を上回ったことも安全資産としての金売り材料になったもよう。ただ、為替市場では、ドル安・ユーロ高が進行したため、ドル建て金は割安感から買いが入り、下げ幅は限定的となった。また、最新週の新規失業保険申請件数は前週比1万2000件増の29万4000件と、市場予想の28万2000件を上回ったことと、3月の住宅着工件数が前月比2.0%増と小幅な伸びにとどまったことは、利上げ時期が遅れるとの思惑が強まり、金の下値を支えた。ギリシャ問題の先行き不透明感も強材料視された。白金は小幅続伸。RSI(14日)=51.2%

*16日のNY原油は、利食い売りが先行したものの、ドルの下落を背景に買い戻され、6営業日続伸した。RSI(14日)=65.5%。米石油輸出国機構(OPEC)の月報が2015年の世界の原油需要見通しを上方修正した一方、加盟国による足元の産油量は増加していると指摘したことは、相場の重石となった。為替市場では、ドル売り・ユーロ買いが進行したため、原油には割安感が生じた。国際テロ組織アルカイダ系の部族勢力が、イエメン南部の主要な石油ターミナルを支配下に置いたとの報により地政学的リスクが高まった。イエメンの産油量は小規模だが、最大の産油国サウジアラビアの隣国であるため、戦火が拡大すれば、その影響はサウジに及ぶとの見方が浮上した。北海ブレント原油も続伸し、64ドル近くで引けた。

*シカゴはトウモロコシは3日続伸。ドルの軟化が支援材料となった。RSI(14日)=44.3%。シカゴ大豆は3日続伸。RSI(14日)=46.3%。

*16日のNY外国為替市場のドル円相場は、冴えない米経済指標や地区連銀総裁の発言を受けて早期利上げ観測が後退し、軟調に推移した。最新週の新規失業保険申請件数は前週比1万2000件増の29万4000件と、市場予想の28万2000件を上回った。また、3月の住宅着工件数は前月比2.0%増と小幅な伸びにとどまった。一方、米フィラデルフィア連銀の4月の製造業景況指数が予想以上に上昇した。強弱材料が入り混じる中、米アトランタ連銀のロックハート総裁がこの日の講演で、利上げに向けて雇用や物価が目標に近付いているという「間接的な証拠」が必要、との慎重な姿勢を示したことで、ドル売り・円買いの勢いが強まった。

*16日のNYダウは小反落。欧州市場の株安や弱い米経済指標が相次いで発表されて、売りが優勢となった。


【本日以降の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 3月失業率 2.4% 2.3%
21:30 (米) 3月消費者物価指数 [前月比] +0.2% +0.3% 
   (米) 3月消費者物価指数 [コア:前月比] +0.2% +0.2% 
   (米) 3月消費者物価指数 [前年比] 0.0% 0.0% 
   (米) 3月消費者物価指数 [コア:前年比] +1.7% +1.7% 
23:00 (米) 4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 93.0 94.0 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第10回 『おしえて陳さん』 
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【4月16日 国内市況と終値】
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*金は反発。15日のNY市場では、弱い米経済指標を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを急がないとの見方が浮上し、NY金が上昇し、東京市場も買い優勢となった。RSI(14日)=51.4%。白金は続伸。NY白金相場の上昇を受けて買いが先行した。RSI(14日)=51.5%。昨夜発表された4月のNY州製造業景況指数は-1.19と4カ月ぶりのマイナス。3月の米鉱工業生産指数は前月比0.6%低下し、設備稼働率も1年2カ月ぶりの低水準となった。これを受けて、為替市場では、ドルが対主要通貨で下落した。

*中東産原油は大幅続伸。15日発表された米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫の増加幅が予想を大幅に下回ったことから、NY原油が4カ月ぶりの高値で引けたため、東京原油も強気買いが先行した。NY時間外相場は堅調に推移したため、一時4万7320円と、3月6日以来の高値を付けた。RSI(14日)=63.5%。石油製品も原油の強調地合いを映して続伸。ガソリンのRSI(14日)=64.1%。灯油のRSI(14日)=65.2%。米エネルギー情報局(EIA)が15日発表した10日までの1週間の原油在庫は、前週比130万バレル増加した。増加幅が予想の410万バレルを大きく下回ったことで、市場は強気に転じた。

*ゴムは続伸。原油高と上海ゴム相場の上昇が強材料。RSI(14日)=41.8%。上海ゴム上昇の背景には、中国の経済指標が悪かったため、もう一段の
金融緩和が期待されて、買われているという面がある。

*トウモロコシは上伸。シカゴトウモロコシ相場が産地の作付けの遅れを材料に上昇したことを受けた買いが先行した。新甫2016年5月限は、100円上ざやの2万5270円で発会し、発会値比550円高の2万5820円で引けた。先限足で終値は10日移動平均線を上回った。RSI(14日)=48.0%。一般大豆はまちまち。新甫2016年4月限は、550円下ざやの5万2690円で発会し、発会値よりも790円高い5万3480円で引けた。RSI(14日)=43.5%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、朝方は119円を割り込み、一時118円77銭まで下落したが、次第に買い戻され、119円台前半に戻した。前日の米経済指標が弱かっことから対ユーロを中心にドル売りが活発化した。しかし、下値では買い戻しが入り、ドル円は堅調に転じた。

*日経平均株価は小反発。朝方、為替が118円台77銭まで下落したことを受けて、株価も下落したが、為替が円安に転じたことから、株価も反発に転じた。週明けには、決算発表が本格化するが、国内の企業業績は2桁増益との見方が大勢で、株式市場にも先高期待が強い。


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