*金は続落。NY金時間外が続落し、為替もやや円高となったことから、売りが優勢となった。RSI(14日)=26.4%。30日に発表された4~6月期の米国内総生産(GDP)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.3%増と市場予想の2.6%増を下回ったが、1~3月期分が従来の0.2%減から0.6%増に上方修正されたため、冬場の米経済の減速が寒波や港湾ストなど一時的要因の影響とする米連邦準備制度理事会(FRB)の見方を裏付ける結果と捉えられ、9月の利上げ開始の可能性が高まったとの見方が強まり、NY金時間外は続落している。白金もNY白金時間外の下落と円高を受けて反落。RSI(14日)=36.4%。
*東京原油は、昨日の欧米原油相場の下落を受けて売りが優勢となった。RSI(14日)=35.9%。ガソリンは原油に連れて下落したが、灯油は、売られ過ぎ感による買戻しに反発した。ガソリンのRSI(14日)=35.7%。灯油のRSI(14日)=36.8%。
*ゴムは下落。上海株の下落や月末要因の手じまい売りを巻き込んで下値を追う展開となった。上海市場のゴム在庫が増加傾向にあることも弱材料視されている。RSI(14日)=37.6%。
*トウモロコシはシカゴ相場の上昇を受けて買戻しが優勢となった。シカゴトウモロコシは、30日発表された米週間輸出成約高の今年度分が36万4900トンと市場予想レンジの20万~40万トンの上限に近く、来年度分が44万3300トンと予想を上
回ったことが買い材料となった。RSI(14日)=41.6%。大豆はまちまち。RSI(14日)=40.7%。
*東京外国為替市場のドル円相場は、124円前後で保ち合いとなった。124円10銭台で始まったが、利益確定売りに123円87銭まで下落した。しかし、日経平均株価が堅調に推移したため、買い戻され、124円台を回復した。米公開市場委員会(FOMC)や4-6月期国内総生産(GDP)の発表を終えて、週末、月末を迎えたことから、整理商い主体の展開となったようだ。
*日経平均株価は小幅続伸。前日の大幅高の反動で利益確定売りが嵩み、日経平均株価は一時2万0500円を下回った。ただ、下値では押し目買いが入り、相場全体としては堅調に推移した。
第25回 『おしえて陳さん』
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