テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

2015年09月

9月23日(水)
【9月22日の海外相場および市況】
ny0922

*22日のNY金は続落。欧州株が全面安となり、ユーロが対ドルで下落したため、ドル建て金には割高感が強まった。また、アトランタ連銀のロックハート総裁が前日の講演で「年内の利上げは可能」と言及したため。米利上げに対する警戒感も売り要因となった。白金は独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題により急落。

*22日のNY原油は反落。ドル高・ユーロ安の進行や欧米株式相場の下落が弱材料視された。

*22日のシカゴトウモロコシは、利食い売りや収穫の進展を受けて反落。シカゴ大豆も、利食い売りや豊作観測に圧迫されて安い。

*22日のNY外国為替市場のドル円相場は、120円台前半で推移した。欧州株は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題が嫌気され全面安となったが、これを受けて、リスク回避の動きが広がり、安全資産とされる円が買われた。NY市場に入ってからも、この流れは続き、一時119円70銭まで下落した。その後は、米国の利上げをにらんで120円台前半まで買い戻された。

*NYダウは反落。世界経済や米利上げへの先行き不透明感が弱材料視された。これに加え、原油安からエネルギー関連株が下落したことも嫌気された。

【本日の主な経済指標およびイベント】
*東京休場(秋分の日)
10:45 (中) 9月財新製造業PMI・速報 47.3 47.5 47.0
16:30 (独) 9月PMI製造業・速報 53.3 52.6 52.5
16:30 (独) 9月PMIサービス業・速報 54.9 54.5 54.3
17:00 (EU) 9月PMI製造業・速報 52.3 52.0 52.0
17:00 (EU) 9月PMIサービス業・速報 54.4 54.2 54.0
17:00 (南ア) 8月消費者物価指数 [前年比] +5.0% +4.8% +4.6%
18:30 (南ア) 8月生産者物価指数 [前年比] +3.3% +3.5% +3.4%
21:30 (加) 7月小売売上高 [前月比] +0.6%(+0.4%) +0.7% +0.5%
22:21 (南ア) SARB政策金利発表 6.00% -- 6.00%

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

9月22日(火)
【9月21日の海外相場および市況】
ny0921

*週明け21日のNY金は反落。16、17日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ見送りが決定されたことを受け、前週末は大幅上昇したものの、この日は利益確定売りに押された。白金も金に連れて反落。

*週明け21日のNY原油は大幅反発。ベーカー・ヒューズが18日に公表した統計によると、最新週の米国内原油掘削リグ稼働数が3週連続で減少した。長期にわたり相場を圧迫していた在庫のだぶつきが改善されるとの期待が高まった。また、米エネルギー情報局(EIA)週報の原油在庫が大幅に減少した上、WTIの受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が減少したことも強材料視された。

*週明け21日のシカゴトウモロコシは反発。一時1週間ぶり安値に値下がりしたものの、その後はショートカバーが入った。シカゴ大豆も反発。週間輸出検証高では、米国産大豆の検証高が、市場予想を上回ったことが明らかとなった。

*週明け21日のNY外国為替市場では、120円台半ばに反発。この日は米長期金利が上昇したため、ドルが買われた。米アトランタ連銀のロックハート総裁は21日の講演で、金融市場の変動による実体経済への悪影響が軽微ならば「年内の利上げは可能」と強調した。8月の米中古住宅販売件数は前月比4.8%減と、市場予想を上回る減速となったが、影響は限定的だった。

*週明け21日のNYダウは、欧州株高や原油高を受けて3日ぶりに上昇。米アトランタ連銀のロックハート総裁はこの日の講演で、年内の利上げが可能と述べた。利上げ見送りで広がった景気の先行きに対する警戒感が後退し、安心感が強まった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
*東京休場(国民の休日)
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 7.50% -- 7.50%
22:00 (米) 7月住宅価格指数 [前月比] +0.2% +0.4% +0.6%
23:00 (EU) 9月消費者信頼感・速報 -6.9 -7.0 -7.1
23:00 (米) 9月リッチモンド連銀製造業指数 0 2 -5
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

9月21日(月)
【9月18日の海外相場および市況】
ny0918

*週末18日のNY金は大幅反発し、約3週間ぶりの高値となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は16、17両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利政策を維持することを決定。記者会見でも、イエレンFRB議長は年内の利上げの可能性を残しながらも、国際情勢や低インフレの動向を注視する構えを示した。これを受けて、市場では目先の利上げの可能性は低いとの見方が広がったことから、金相場は急伸。景気の先行き不透明から、欧米株が下落したことも安全資産の金の需要を高めたようだ。CFTC建玉9月15日時点:ファンドの金買い越しは3万9547枚(前週比-1万9746枚)と買い越し幅は減少。総取組高は41万3333枚と前週比8399枚の減少。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末18日のNY白金は金につれて反発。CFTC建玉9月15日時点:ファンドの白金買い越しは2万3032枚(前週比-2334枚)と買い越し幅は減少。総取組高は7万3784枚と前週比3749枚の増加。ファンドは買い、売り共に増やしている。

*週末18日のNY原油は大幅続落。米連邦準備制度理事会(FRB)は前日発表のFOMC声明で、中国など世界経済の動向を注視する意向を表明。これを受けて、世界景気に対する先行き不透明感が強まり、欧米の主要株が軒並み下落した。原油もこれにつれて売られた。コンファレンス・ボードが発表した8月の景気先行指数が前月比0.1%上昇と、市場予想の0.2%上昇を下回ったことも売り材料。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した最新統計によると、直近1週間の掘削リグ稼働数はその前の週から8基減り、3週連続のマイナスとなった。7月以降の原油安の再現で、一部の掘削会社が操業再開を遅らせている可能性があるという。CFTC建玉9月15日時点:ファンドの原油買い越しは23万9386枚(前週比+7956枚)と買い越し幅は増加。総取組高は170万2949枚と前週比1302枚の減少。ファンドは買い、売りを共に減らしている。

*週末18日のシカゴトウモロコシは、米国中西部の天気予報で、作柄に対する脅威がほとんどな
い点が嫌気され、4日続落。CFTC建玉9月15日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは12万9964枚(前週比+2万4757枚)と買い越し幅は増加。総取組高は124万8454枚と前週比2万3209枚の増加。ファンドは買いを増やし、売りを減らしている。


*週末18日のシカゴ大豆は、米中西部で豊作になるとの見通しに圧迫されて3日続落。CFTC建玉9月15日時点:ファンドの大豆買い越しは2万7057枚(前週比-7768枚)と買い越し幅は減少。総取組高は66万9738枚と前週比1万5060枚の増加。ファンドは買い、売りを共に増やしている。


*週末18日のNY外国為替市場のドル円相場は、米利上げの見送りが決定されたことを受けたドル売り・円買いが一服し、120円近辺に反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)は前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、最近の中国発の世界的な株安傾向などを理由に事実上のゼロ金利策据え置きを決めた。国内の経済指標に国際情勢が加わったことで、市場の先行き不透明感が強まった上に、FOMC声明と同時に公表された政策金利見通しも下方修正されたため、近い将来の金融引き締めに懐疑的な見方が強まり、東京市場や欧州市場では、ドル売りが強まった。しかし、売りが一巡すると、週末要因もあって、ドルは買い戻された。

*週末18日のNYダウは大幅続落。米国の利上げ見送り決定を受けて世界経済の減速懸念が強まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は17日、中国をはじめ世界の経済減速の懸念や金融市場の混乱を理由に金利据え置きを決定。世界経済の先行き不透明感が改めて意識され、売りが強まった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
*東京休場(敬老の日)
15:00 (独) 8月生産者物価指数 [前年比] -1.3% -1.6%
23:00 (米) 8月中古住宅販売件数 559万件 550万件 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【9月18日 国内市況と終値】
tk0918

*18日の金は3日ぶりに下落。17日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ見送りをきっかけに上伸したが、円高が進行したため、東京金は売りが優勢となった。9月のFOMCについて、市場では利上げ見送り予想が優勢だったが、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による、世界の経済や金融市場に対する弱気な見方が警戒され、為替市場では、ドル売り・円買いが強まった。RSI(14日)=47.5%。白金も円高を受けて下落。RSI(14日)=42.4%。

*18日の中東産原油は、欧米原油安と円高を受けて大幅反落。NY原油は世界的な需要減退懸念が弱材料となった。RSI(14日)=46.4%。米金融大手ゴールドマン・サックスは今月、最悪の場合、原油価格が20ドルまで下落する可能性があるとの見解を示した。石油製品も原油に追随して下落。ガソリンのRSI(14日)=47.1%。灯油のRSI(14日)=45.8%。

*18日のゴムは、円高と株価の下落を受けて反落。RSI(14日)=42.3%。

*18日のトウモロコシは円高を受けて下落。RSI(14日)=45.5%。一般大豆も円高により反落。RSI(14日)=41.9%。
シカゴ大豆は、16日に発表された米農業サービス局(FSA)より発表された作付面積が、8068万8000エーカーと、前月から121万エーカー上方修正されたことが下落要因になっている。また、ブラジルの通貨レアルが国内の政情不安などから対ドルで約13年ぶりの安値を付けたため、輸出する大豆の競争力が高まっている。

*18日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の下げ幅拡大で売りが強まり、119円台後半に下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ見送りで米金利が低下したほか、反発すると見込まれていた米株価が下落し、連れて日経平均株価も大幅に下げたため、リスクオフモードとなってドル売りが強まった。

*18日の日経平均株価は大幅安。360円以上値を下げ、1万8000円に接近した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ先送りを決定した。予想通りの結果とはいえ、FRBが世界経済の先行きを懸念していることが弱材料視された。


*第32回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

9月18日(金)
【9月17日の海外相場および市況】
ny0917

*17日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控えて小反落した。RSI(14日)=48.6%。引け後に発表されたFOMC声明では、事実上のゼロ金利据え置きが決定された。これを受けて、対ユーロでドル安が進行したことから、NY金時間外は割安感が強まり上昇に転じた。午前9時時点では、13.50ドル高の1130.50ドル付近で推移している。ただ、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、声明で、10月の利上げの可能性に言及したことから、市場では、金の上昇にも限界があると予想している。白金は反落。RSI(14日)=42.4%。

*17日のNY原油は小安い。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きが決定されたため、一時反発したが、中国の需要低下が懸念され、反落に転じ、小安く引けた。日本の財務省がこの日発表した8月の貿易統計速報で、対中輸出の落ち込みが判明し、5カ月連続の赤字となっていた。中国の急激な景気の冷え込みが確認されたため、エネルギー需要の低迷が懸念された。RSI(14日)=49.8%。北海ブレント原油も下落。

*17日のシカゴトウモロコシは利食い売りに続落。米中西部では、これから大規模な収穫が見込まれている。RSI(14日)=49.8%。シカゴ大豆は、中国の需要が懸念されて続落。RSI(14日)=44.8%。

*17日のNY外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利据え置き決定を受けて下落した。NY市場オープン時は、120円90銭近辺で保ち合いだった。FOMCで、利上げの見送りが発表されると、ドルはほぼ全ての主要通貨に対して下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は会見で、世界の経済情勢に警戒感を示したものの、FOMCメンバーの大半が年内利上げを予想している点に言及し、10月利上げの可能性はまだ残っていると強調した。年内のFOMCは10月と12月の2回が残っている。

*17日のNYダウは、利上げの見送りを好感して上昇したものの、今後の金融政策をめぐる不透明感から、反落に転じ、3日ぶりに下落して引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、事実上のゼロ金利の据え置きを決定したが、米連邦準備制度理事会(FRB)は米国の金利見通しを下方修正した。イエレンFRB議長もFOMC終了後の記者会見で、年内の利上げの可能性に言及する一方、中国など海外の動向にも注目していく姿勢も表明した。利上げ時期をめぐり今後も不透明な状況が続くと受け止められ、これを懸念した売りが強まった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 日銀金融政策決定会合議事要旨(8月6・7日分)
21:30 (加) 8月消費者物価指数 [前月比] +0.1% 0.0%
   (加) 8月消費者物価指数 [前年比] +1.3% +1.3% 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


第31回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

【9月17日 国内市況と終値】
tk0917

*17日の金は大幅続伸。16日のNY金は米国の利上げ先送り観測を背景に大幅反発し、東京市場は円安もあり買いが強まった。RSI(14日)=47.7%。8月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、市場の横ばい予想に対して前月比0.1%の低下となったのを受け、今回のFOMCでは利上げは見送られるとの観測が強まり、金が買われた。白金も円安受けて続伸。RSI(14日)=44.1%。

*17日の中東産原油は、昨日のNY原油高と円安を受けて大幅続伸。RSI(14日)=50.5%。石油製品も原油に追随して続伸。ガソリンのRSI(14日)=51.3%。灯油のRSI(14日)=49.8%。

*17日のゴムは、上海ゴム高や円安で大幅続伸。RSI(14日)=47.3%。

*17日のトウモロコシは上昇。昨夜のシカゴトウモロコシは安かったが、円安が支援要因となった。RSI(14日)=50.3%一般大豆は上昇。RSI(14日)=45.0%。

*17日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の上昇に連れて買われ、120円台後半に上昇した。ただ、日本時間午前3時FOMCの結果公表を控えて、東京市場の引け後は、上値を削っている。


*17日の日経平均株価は3日続伸。前日の欧米株高や堅調な上海株、円安基調が好感された。


*9月17日木曜日午後7時から、東京飯田橋、「金、復活へのシナリオ」

  ⇒ http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150917/

*第31回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

9月17日(木)
【9月16日の海外相場および市況】
ny0916

*16日のNY金は反発。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%低下し、横ばいとの市場予想を下回った。インフレ指標が弱めの内容となったことで、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定が見送られるとの期待が高まり、金利の付かない金に買いが入った。また、ドルの対ユーロ相場が下落に転じたことも、ドル建て金の割安感につながり、買いが誘われた。RSI(14日)=49.5%。白金はドル安や株高を受けて続伸。RSI(14日)=44.6%。

*16日のNY原油は大幅続伸。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計では、原油在庫が前週比210万バレル減と、市場予想の120万バレル増に反して減少した。クッシング在庫は190万バレル減だった。これを受けて、需給の引き締まり観が強まり、買われた。また、対ユーロでのドル安もドル建て原油の割安感につながり、強材料視された。RSI(14日)=55.6%。北海ブレント原油も反発。

*16日のシカゴトウモロコシは、米国産地の収穫進展を受けて続落。RSI(14日)=54.8%。シカゴ大豆はトウモロコシ安に連れて反落。RSI(14日)=45.9%。

*16日のNY外国為替市場のドル円相場は、120円台半ばで推移した。8月の消費者物価指数(CPI)は前月から0.1%低下し、横ばいとの市場予想に反して小幅マイナスとなった。米国の低インフレが確認され、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるのではないかとの見方から、ドルが対ユーロで下落したが、対円ではほとんど動かなかった。米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が早朝に日本国債の格付けを「AAマイナス」から「Aプラス」に1段階引き下げたと発表したことも、円買い・ドル売りを抑えたようだ。

*16日のNYダウは、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの期待感から買われて続伸。8月の米消費者物価指数は前月比横ばいとの予想に反して0.1%低下した。低調な物価を受けて、利上げは決定されないとの見方が強まった。金利先物市場に基づくと、今回のFOMCで利上げの確率は約23%にとどまっている。

【本日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 第2四半期GDP [前期比] +0.2% +0.6% +0.4%
      (NZ) 第2四半期GDP [前年比] +2.6% +2.5% +2.4%
08:50 (日) 8月通関ベース貿易収支 -2681億円(-2684億円) -5400億円 -5697億円
16:30 (スイス) スイス中銀政策金利発表 -0.75%
17:30 (英) 8月小売売上高指数 [前月比] +0.4% +0.1%
      (英) 8月小売売上高指数 [前年比] +4.3% +3.8%
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 27.5万件 27.5万件
21:30 (米) 8月住宅着工件数 120.6万件 116.0万件
21:30 (米) 8月建設許可件数 111.9万件(113.0万件) 115.9万件
21:30 (米) 第2四半期経常収支 -1133億USD -1115億USD
23:00 (米) 9月フィラデルフィア連銀景況指数 8.3 5.9
27:00 (米) FOMC政策金利発表 0.00-0.25% 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【セミナーのご案内】
*9月17日木曜日午後7時から、東京飯田橋、「金、復活へのシナリオ」

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第31回 『おしえて陳さん』 
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【9月16日 国内市況と終値】
tk0916

*16日の金は小反発。NY金時間外に加え、為替の円安基調が崩れなかったため、買いが優勢だった。RSI(14日)=36.7%。白金も5日ぶりに反発。昨日は、欧米株が共に堅調だったことで、白金も買い戻されたようだ。RSI(14日)=39.8%。

*16日の中東産原油は反発。RSI(14日)=46.1%。石油製品も原油に連れて高い。ガソリンのRSI(14日)=46.4%。灯油のRSI(14日)=44.0%。ガソリンは、今週末から始まるシルバーウイークの行楽に伴って消費拡大が見込まれている。

*16日のゴムは、上海ゴムの戻りを受けて反発。株価や原油相場の上昇が支援要因になった。RSI(14日)=40.2%。

*16日のトウモロコシは小反落。昨日のシカゴトウモロコシは、一時395.00セントの高値を付け、400セントの大台に迫ったものの、その後は値を消した。生産者のヘッジ売りが上値を抑えたようだ。RSI(14日)=50.0%。一般大豆はまちまち。RSI(14日)=40.9%。

*16日の東京外国為替市場のドル円相場は、120円台前半で小動き。早朝は120円30銭台で始まり、一時120円47銭まで上昇したが、その後、株価が上げ幅を縮小すると上値を削った。ただ、下げ幅は限定的。今夜の米消費者物価、18日早朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて動きにくい状態。

*16日の日経平均株価は続伸。昨夜のNYダウ上昇を受けて買いが優勢となったが、FOMCを控えての利益確定売りが出て上値を抑えた。


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*9月17日木曜日午後7時から、東京飯田橋、「金、復活へのシナリオ」

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第31回 『おしえて陳さん』 
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9月16日(水)
【9月15日の海外相場および市況】
ny0915

*15日のNY金は反落。16、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)による金融政策決定を待つ状況ながら、良好な米小売売上高を背景にNYダウが上昇し、安全資産としての金には売りが強まった。また、為替市場で長期金利の上昇を背景にドルが反発したことも金には弱材料となった。RSI(14日)=40.8%。白金は反発。RSI(14日)=37.5%。

*15日のNY原油は3日ぶりに反発。この日発表された8月の米小売売上高が堅調だったことから、NYダウも反発し、原油相場には強材料となった。共和党が提出した米原油輸出解禁法案についてホワイトハウスが不支持を表明したことを嫌気し、一時的にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後のガソリン価格の上昇を受けて切り返した。RSI(14日)=48.9%。北海ブレント原油は株価上昇を受けて小反発。

*米石油協会(API)による最新週の在庫統計によると、米原油在庫は310万バレル減少。市場予想は増加が見込まれていた。これを受けて、NY原油時間外は続伸し、45.00ドル付近で推移している。

*15日のシカゴトウモロコシは、利食い売りに7日ぶりの反落。RSI(14日)=58.8%。シカゴ大豆は、作柄状況の悪化を受け続伸し、3週間ぶりの高値を付けた。14日発表されたクロップ・プログレスによると、大豆の作柄状況は「優」と「良」の占める割合が61%と、前週の63%から低下した。ただ、天気予報によると降霜の兆候はなく、米中西部は成熟期の穀物にとって好ましい天候となっていることから、上げ幅は限られた。RSI(14日)=44.5%。

*15日のNY外国為替市場のドル円相場は、120円台前半で堅調に推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているものの、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りがやや優勢となった。8月の米小売売上高は前月比0.2%増と、市場の予想とほぼ一致した。ただ、同日発表された9月のニューヨーク州製造業景況指数や8月の米鉱工業生産が振るわず、材料的には相殺されたようだ。

*15日のNYダウは、底堅い米小売売上高を受けて反発。8月の米小売売上高は季節調整済みで前月比0.2%増だった。市場予想をわずかに下回ったものの底堅い内容で、買い材料となった。ただ、日発表された9月のニューヨーク州製造業景況指数や8月の米鉱工業生産が振るわなかったため、利上げが遠のいたとの見方から買い材料となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 8月失業保険申請件数 -0.49万件 -0.50万件
17:30 (英) 8月失業率 2.3% 2.3%
20:00 (南ア) 7月実質小売売上高 [前年比] +3.5% +2.5%
21:30 (米) 8月消費者物価指数 [前月比] +0.1% -0.1%
    (米) 8月消費者物価指数 [コア:前月比] +0.1% +0.1%
    (米) 8月消費者物価指数 [前年比] +0.2% +0.2%
    (米) 8月消費者物価指数 [コア:前年比] +1.8% +1.9%
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 61 61
29:00 (米) 7月対米証券投資 [ネット長期フロー] +1031億USD
    (米) 7月対米証券投資 [ネットフロー合計] -1103億USD

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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*9月17日木曜日午後7時から、東京飯田橋、「金、復活へのシナリオ」

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第31回 『おしえて陳さん』 
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【9月15日 国内終値】
tk0915

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