*31日の金は3日ぶりに反発。NY金時間外が1200ドル台前半で底堅く推移し、為替も円安基調となったため、買いが優勢となった。白金も3日ぶりに反発。
*31日の中東産原油は続伸。NY原油時間外が堅調で、為替も円安基調となったことから、買いが優勢となった。石油製品も、原油高になびいて上伸。30日の米国はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日のため休場だった。米国ではメモリアルデー以降、夏場のドライブシーズンが本格的に始まるとされ、ガソリン需要の拡大が期待されている。
*31日のゴムは上伸。上海ゴム相場の上値の重さから上げ幅を縮小する場面もあったが、為替の円安を受けて堅調に推移した。東京ゴムの指定倉庫在庫は、直近のボトムである1月10日の5963トンから、5月20日現在は8792トンと5割近く増加しており、増加傾向が続けば、荷圧迫感が強まり、期近の下押し材料になりそうだ。
*31日のトウモロコシは円安を受けて5日続伸。一般大豆はまちまち。
*31日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調な日経平均株価に支援されたものの、111円台前半で伸び悩んだ。早朝は、ポジション調整売りに押されて110円80銭台に下落した。仲値に向けては輸入企業の買いが入り、111円台を回復した。ただ、その後は、日経平均株価の上げ幅が拡大した割には、上値が重かった。今夜は米連邦準備制度理事会(FRB)が重視している4月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されるため、様子見が強まったようだ。
*31日の日経平均株価は為替の円安基調が好感されて5日続伸し、1万7000円台は維持されて引けた。
第67回 『おしえて陳さん』
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